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値付け

ドリンク一杯300円のミスドと150円のコンビニ。お客さまに伝わる値段の違い<No 1825>

yujiro

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ドリンク一杯300円のミスドと150円のコンビニ

モノやサービスを買うときに、目についたものを即買う人は稀でしょう。

似たものの値段を調べて、費用対効果がいいものを買うことが多いかと。

相場や適正価格と言われるものがあれば、それを基準に考えると思います。

先日、娘とミスタードーナツでドーナツとドリンクを2人分注文しました。

ドーナツを食べ、オレンジジュースを飲み干した娘が、10分も経たないうちに出ようとしたので、ものの値段について話しました。

確か、オレンジジュースが300円超(ドーナツとセットで値引きあり)したので、「隣のコンビニなら半額で買えるよ」と。

値段の違いについて聞いたところ、「人件費?」と娘。

当たっていないこともないのですが、話のメインはそこじゃありません。

300円のなかには、「くつろげる空間を提供してくれてるから」なんだと。

オレンジジュースもドーナツもコンビニで買えます。
(凝ったドーナツはありませんが。オールドファッションくらいなら)

コンビニだと、お店の前で飲むか、歩きながら飲まなければなりませんが、ミスドで買えばゆっくりくつろげます。

話したあと、納得したようなのですが、かばんにはドラゴンボールしか持っておらず、ほどなくして店をあとにしました。
(ドラゴンボールを外のお店で読むのは恥ずかしいらしい)

同じモノでも売り手の思いが変われば値段は変わります。

人が提供するサービスだとなおのことでしょう。

お客さまに伝わる値段の違い

自身のサービスの一つである税務相談やコンサルティングは有料で提供しています。

「税務署行ったらタダや」はよく聞くフレーズですが、無料にはしていません。

区別がつかない人に違いをわかってもらうには、自助努力だけでは難しいもの。

税務署で答えてくれるケースもあるでしょうが、教科書どおりの返答をされて、自分が求めていた回答が得られるかどうかはわかりません。

ただ、求めていた答えたが得られたとしても、その答えの先にある枝葉の部分まで税務署が話してくれるかは未知数です。

では、役所でなく、税理士の無料相談なら話してくれるか。

多少は話してくれるでしょうが、無料ということは、その後ろにバックエンドとなるサービスがあるわけですし。

そのための税務相談だとすると、本気で答えてくれるかどうかは、これまた未知数でしょう。

望んでいたものの20%や50%の返答でも、「そんなもんだ」と納得できればいいですが。

そこにお金が絡んでくると話は違ってきます。

お金だけでなく、人生に絡んでくることもありえますから。

同じ税務相談でも提供する側の思いが違いますし、何を目的にやっているかで、サービスに差が出てきます。

有料で提供している私は、全身全霊で言葉を最後の一滴まで振り絞るような感覚でやっています。

文字で書いていようが、お客さまと話していようが、終わったあと、集中しすぎてアドレナリンが出たような高揚感があります。

相談のあとは毎回やりきった脱力感が半端なく。

こうした思いは、多くの人に伝わっていません。

それで構わないでしょう。

理解していただける方、伝わったかたとのご縁があればそれで良いのですから。

そのためにも、微力ながら、こうした発信は欠かせないでしょうね。

おひとりのために伝える努力

違いを作るためにあえて無料のものを用意しておくのもアリでしょう。

私にとっては、それがこのブログであったりYouTubeだったりします。

あらゆる人に求められるサービスを作るのは難しいもの。

おひとりでもサービスを受けてくれる人があれば、それで良いのではないでしょうか。

<編集後記>
4月5日 金曜日
6時半起床、税理士業務、HP改善、娘の看病。

4月6日 土曜日
6時起床、スイム1,100m。
半年ぶりで上半身筋肉痛。
午後から娘と実家へ。

4月7日 日曜日
6時起床、バイク練102.66km。

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