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税理士に下積み時代は必要か?数の経験と売上の立て方<No 1370>

)下積みしている娘

石の上にも三年

次のステップを踏むまでの期間を表すのに、「石の上にも三年」という言葉があります。

一番使われるのは、就職してから転職するまでの期間でしょうか。

私が就職したころは、声に出して聞くことはなくても、そうした世間の圧力は感じました。
(そんなことを言いながらも、1年1ヶ月で退職しましたが…)

あれから25年、近頃は3年すら待たないようです。

3年先のゴールに到達したくないのなら、3年居続けるのは経験にはなりますが、時間を失います。

やりたいことがあるのなら、次のステップへ進むほうが懸命でしょう。

例えば、下積み10年の寿司職人と、You Tubeで握り方を覚えて独立した人。

技術や経験には10倍以上の差がありますが、味に10倍の差があるとは限りません。

  • 新鮮な食材
  • 基本にのっとった握りかた
  • 清潔感のある服装
  • フォーマルな接客
  • ムーディーな音楽
  • おしゃれな店内

であれば、味で負けても、お客さまが損した気分で帰ることはないでしょう。

むしろ、一流店より安い値段で、いい思いができたと喜ばれるかもしれません。

一方、私のいる税理士業界ではどうなのか?

経験なしで独立される人は少数でしょうが、やってやれないことはないでしょう。

名ばかり所長でない限り、仕事は少ないでしょうから、一つ一つ少しずつ覚えていけば。

とはいえ、仮に自分に下積みがなくても独立できたのか?

また、独立する気になれたのか?

そして、食べて来られたのか、検証します。

税理士に下積み時代は必要か?

「数」の経験

事務所勤務で下積みをすると、「数」を経験することができます。

  • 事業
  • 税目
  • 対税務署・対役所
  • 決算
  • 申告
  • IT
  • アナログ

私の場合、最初は、法人50件ほど、個人100件ほどの街にある普通の事務所でした。

入力メインで仕事を覚え、決算書・申告書までを番頭に聞きながら完成させていきます。

お客さまに税額を伝えるのは番頭のしごと。

ある意味、責任がなく、気楽と言っちゃなんですが、リスクなく仕事に没頭できる環境でした。

そこで、良くも悪くも、業界の光と影を体感できましたし。

良かったところは、パソコン全盛になる前だったので、手で検算できるようになったこと。

チェックリストがある今でも、初回は、手を使って検算しています。

また、数が豊富だったので、いろんな事業・いろんなパターンの会計・税務を経験しました。

とはいえ、科目合格がない状態での3年かつ、20代でしたので、仕事を見る目が肥えていたわけではありません。

対して、下積みナシだと、数をこなす機会がありません。

実務経験の2年はクリアしないといけませんので、その2年で経験すればいいでしょうが、事業会社の場合だと、その1社のみの経験です。

その1社で普段の経理から申告までこなしていれば、最低ラインはクリアしているのかなと。

ただ、クリアしているとはいえ、引き出しの少なさは否めず。

これは、独立してから覚えていくしかないでしょう。

某大手相続専門事務所の代表は会計士出身ですし。

それよりも、どうやって売上を立てていくかの方が大事かなと。

売上の立て方

これは、下積みの有無はあまり関係ないかなと。

ずば抜けて営業が得意な人はそうそういませんし。

それよりも、なによりも、思い立ったことを口に出すだけでなく、実践できるかどうか。

そして、それを続けられるかどうかの方が大事でしょう。

ここで、従来型の人を介して営業するのもいいですし、ネットを使って自分で営業するのもアリでしょう。

自分に合う方、やって楽しい方を選べばいいわけで。

自分の成功パターンを見つけるまでは、いかに多くの手を打ち続けることができるのか。

ここを愚直にやれる人でないと独立は向いていないのかなと。

私の場合、これといった成功パターンがないので、今でも「動く」と「続ける」は欠かせません。

「強弱をつける」から「先手必勝」へ

あとは一年の流れのなかで、どこに強弱をつけていくか。

経験上、法人決算や個人の申告が上に来て、年末調整や1月期限の業務

  • 法定調書合計表
  • 個人住民税
  • 償却資産税

が後回しになっていました。

合計表の提出は任意でしたし。

償却資産は、ハガキ(2度めの催促)が来てから出していたような。

この辺は、勤務の頃だと、番頭からのお達しで、他を優先しているから手を付けられなかったという事情があります。

独立後は、これを反面教師にして、世間や業界が騒ぐ前から動くようになりました。

独立後は慣れているから手を抜くというわけではなく、1年の流れがわかっているので、「早めに手をつける」といったやり方です。

その上で、弱かったところは「普通」に、強かったところは「より強く」こなしています。

こうした仕事の流れというのは、下積みで得られるものです。

資格要件の2年はとっくに過ぎていた

下積みのすべてが役に立つわけではありません。

無駄なこともたくさんありましたし。

独立後、無駄なことはすっぱり捨てて、必要なこと、やりたいことを伸ばしていきます。

昔からあることは本を読めばわかりますし。

今はネットから情報が得られやすいですし、より確かな情報が欲しければ、有料で人に聞くこともできます。

下積みがあろうがなかろうが、目指すゴールと今やるべきことをちゃんとやっていれば道は開けてくるでしょう。

とはいえ、自分の場合は、下積みがなければ、独立はしていなかったでしょう。
そもそも、試験に通るまでのあいだに資格要件の2年はとっくに過ぎていましたし。

<編集後記>
11月29日月曜日
5時00分起床後ルーティン
決算準備、オンライン決算ミーティング、ジムで筋トレ(上半身と左足)。
バイク練で右膝を痛めたので、ランはナシ。

珍しく、午後からも本日2件めのオンラインミーティング。
その後、ブログ更新。

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