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読書

読了「ステイ・スモール」。ひとりビジネスのヒントがそこにある<No 1107>

yujiro

Contents

ひとりビジネスは、どこまで伸ばすか決めておく

独立してから人を雇うことはなく、ずっとひとりでやっています。

これまで、ひとりだから不自由だと思ったことはなく、むしろ自由にやっています。

誰か人を雇いたいと思ったこともありません。
(雇うほどの規模でありませんし)

営業は散発的に何度かやってきて、本格的に始めようと思った矢先にコロナで頓挫しました。

幸い、今年の予算は達成したので、残りの月日を来年の種まきに充てる予定です。

この先、仕事が増えて自分の手に負えないようになったときにどうするのか?

  • 人を雇うのか?
  • 仕事量を維持するのか?
  • 仕事量を減らすのか?

先日、読み終えた本にはそうした疑問について答えらしきことが書かれていました。

読了「ステイ・スモール」。ひとりビジネスのヒントがそこにある

ステイ・スモール 会社は「小さい」ほどうまくいく

ひとりで仕事をする場合、メインの仕事だけをしていればいいというわけではありません。

サービスをつくってそれを人に知ってもらう必要があります。

つくったサービスは自分の頭のなかだけに置いておくのか?

ホームページ(HP)に掲載するのか。

掲載するならHPは外注か自作か?

また、サービスを提供をするのが誰なのか、人となりを知ってもらうためにブログを書くというのも販促の一貫となります。

ブログは既成のサービスを使うのか、独自ドメインをつくって自作でつくりあげるのか?

これ以外にもお客様との日々のやり取りを自分でやるか、外注するか。

独立したてだとお金はかけたくないので自分ひとりでやるとします。

こういったことをこなしながら、将来の種まきに充てる時間もつくらなければなりません。

ひとりで仕事を切り盛りするためには、業務を簡素化することが必要になります。

スピード重視

ひとりなので失敗を恐れるほど何も持っていません。

とりあえず、やりたいことは何でも試してみます。

本のなかでも、

  • 軌道修正の速さ
  • 賢く働いて、限られた時間のなかで仕事をやり遂げる
  • 利益が出る体質づくりのために投資する 

といったことが書かれていました。

100%できあがるまで待つのではなく、試作品段階でとりあえず出してみます。

良ければお客様からいいフィードバックが得られますし、悪ければ謝って修正します。

これを繰り返していると、サービスらしく仕上がってきます。

メインの仕事は限られた時間でこなしてしまい、残りの時間をこういった種まきに充てます。

気をつけなければいけないのは、時間があるので根を詰めて働きすぎてしまうこと。

売上がないからと焦る気持ちもわかりますが、そうしてしまうと心とカラダがやられてしまいます。

  • 夕食後は働かない
  • 土日祝は休みにする

と決めておくのもいいでしょう。

とりあえず必要なモノだけ揃える

独立が決まると浮足立っていろんなモノを揃えてしまうものです。

  1. 事務所を借りる
  2. 新車を買う
  3. パソコン買う
  4. デスクを買う
  5. 応接セットを買う
  6. 複合機をリースする
  7. サーバーを長期契約する
  8. 人を雇う
  9. 名刺をつくる
  10. キャビネットを買う

私の場合だと、3と4は持っていたので、2と9と10を新調しました。

このうち失敗したのは2の「新車を買う」でした。

独立したら必要だろうと買ったのですが、

  • そこそこ都会だと電車の方が速い
  • 渋滞する
  • クルマだと本が読めない
  • 子供が小さくて週末も意外と乗らなかった
  • 駐車場などランニングコストが重たい

などの利用で1年半で処分することに。

本のなかでは、

  • 備品を揃えるまでに顧客をひとり見つけて、そのひとりに必要なものだけを揃える
  • その後も同じことを繰り返す
  • ほんとうに必要に迫られたときだけ 

とありました。

実際そうだなと。

クルマが必要な場面が現実化した時点ではリースやレンタルにしておいて、
常時必要になったらそのとき中古で買えば良かったなと。

消耗品一つでも、Amazonやアスクル・ヨドバシだと翌日配送されることもあります。

ストックすると置く場所がいりますし、費用は常に前倒しです。

  • 実際に必要になってから揃える
  • 買うより借りるを選ぶ

は常に考えるようになりました。

ある程度の利益を目指して、それを超えないようにする

私はまだこの境地には達していません。

それでも、時期が来たら超えないようにしようとは考えています。

実際、2020年の当初予算が達成したので税額を試算したところ、
思った以上の額で驚きました。

まだまだ自分なんて

と思っていましたが、ポンと売上が増えると思わぬ税額がきます。
(といっても微々たるものですが)

では、今後も同じペースで売上が増えたらどうするか?

雇ったり、外注すれば対応はできますが、その分経費も出ていきます。

経費が出ると、自分でひとりでやるより利益率が下がるでしょう。

ただ、利益率は下がっても、自分は何もやらずに利益とお金は増えていきます。

商売とはそういうものだということもわかりますし、
おかげで働く場があるということも理解できます。

とはいえ、人に任せてしまうと自分の知らないことがどんどん増えていきますし、
そうした状況を放置しておける性格でもありません。

となると、どこかで仕事を控える日が来るのでしょう。

まあ、まだまだ先でしょうけれど。

小さいままでいることが最終目標

ある程度の利益を超えたときに仕事を控えるにはどうするのか?

本では、戦略を

  • 「できるだけ多くの人に広げる」から
  • 「見る目がある人に広げる」に変える 

とありました。

来る者拒まず、誰にでも提供するというスタンスではなく、仕事を選んでいくことになります。

  • 自分のサービスを必要とし
  • 自分が力になれ
  • 喜んでいただける方

そうなると、自然と提供できる範囲は限られてくるのでしょう。

<編集後記>
昨日の月曜日
4時00分起床後ルーティン
午前中、相続手続き、生保来客
午後からブログ執筆

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