仕事をする意味は、その仕事をする前に考える。ちいさな規模でも消耗しない働き方<No 464>
<セミナー・コンサルティング情報>
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売上アップでも、気分はアップしない
先日、お客様と打ち合わせをしました。
その方は、以前に比べて売上が上昇し、利益も増えたのになぜが浮かない表情でした。
理由は、規模や金額が大きくなったため、
- 外注を使わざるを得ない
 - 工期が長くなる
 - 拘束時間が長くなる
 
など。
「頑張った割には、疲れただけで儲からない。」とこぼしていました。
実際には、そこそこ利益が出ているのですが、利益が増えた分だけ、
- 消費税
 - 所得税
 - 住民税
 - 事業税
 - 国民健康保険
 
の負担も大きくなります。
それらを差し引きしてキャッシュベースでみると、「そこそこの利益」がそこそこでなくなります。
ちいさな規模でも消耗しない働き方
仕事があるのに、嬉しくない。
なんてことが起こるのは、仕事とそれを受ける自分との間でミスマッチがあるからです。
ただ、独立直後だと「仕事を選んでいられない」ということもあります。
しかし、長い目で見ると早い段階で、「自分が仕事を受ける基準」を設けておくべきです。
基準を設けておくことで、ミスマッチは減らせます。
私の場合、
- 業務の範囲は明確に
 - 手離れがいい
 - 経験になる
 
など、いくつかの基準を設けています。
1 業務の範囲は明確に
税理士業であれば、年イチの決算料をそこそこいただいても、年がら年中電話がかかってきたり、
 質問攻めにあっていればモチベーションは下がる一方です。
なので年イチはやらないと決める。
あるいは年イチをやっても、業務の範囲を決めておくようにします。
私の場合、年イチもサービスに挙げていますが、業務の範囲を限定しています。
そして、範囲外のサービスは別途有料であることをHPに掲載しています。
2 手離れがいい
いくら金額が大きくても、手離れが悪ければ時間あたりの単価は低くなります。
これが安い金額ならより深刻です。
一方、お客様にとっても、長期のサービスよりも短期で低価格のサービスを好まれることもあります。
こういった場合は、
- 個別相談
 - コンサルティング
 - メール相談
 
など、お客様が欲しい情報だけをピンポイントで提供します。
その都度、完結するので、サービスを受ける側・提供する側の双方にとってわかりやすい形態です。
3 経験になる
とは言っても、最初から旨くいくもんでもありません。
初めて経験することは、どうしても時間や手間がかかります。
それでも、自分のチカラになると思うことなら、多少の時間や手間がかかってもトライします。
- セミナー
 - 租税教室
 - 無料相談
 
など。
これらの準備には当日たずさわる以上の時間と手間がかかります。
実際、当日の報酬を考えると割に合わないこともありますが、対価をお金と捉えるのではなく、「やりがい」や「経験」と思うこと。
なので、これらを終えたときの「達成感」は半端なく高いです。
疲労感も半端ないですが・・
その仕事をする意味は、仕事をする前に考える
- 小さくても効率よく業務をこなせるか?
 - 大きくなったら、別途有料にできるのか?
 - はたまた、そんなことには関係なく、経験を取るのか?
 
自分がなぜその仕事を選ぶのか?
 仕事を取った後で意味付けをするのではなく、先に基準を設けることでその意味合いも変わってきます。
<編集後記>
 5時00分起床後、ルーティン
 午前中、請求書作成、決算仕上げ、ブログ改善、源泉納付
 午後から、ブログ執筆
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