ブログ1,000記事更新。マネタイズできなくても辞めない理由<No 1002>
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ブログだけでは生きられない
2016年4月22日から始めたこのブログ、先日1,000記事を更新しました。
いつもであれば、(ネタがないので)その日にアップするのですが、最近は何かと書くことがあったので。
だからと言って、楽に書けることは一つもなく。
毎日、それなりに時間をかけて書いています。
前もってネタを決めていることはほぼありません。
昼食後、14時頃から
- ネタを考える(30分から60分)
- 音声認識入力(15分)
- 本文を書く(90分から120分)
- 後処理(15分)
短いときはネタづくりに時間をかけずに2時間、長ければ4時間ぐらいかけています。
これだけ時間をかければ、相当マネタイズてきているのだろうと思われるかもしれませんが、さにあらず。
小遣い程度にはなっても、ブログだけでは生きられません。
それでもブログを続けるのには、理由があります。
ブログ1,000記事更新。マネタイズできなくても辞めない理由
ブログを始めたのは、直接的間接的に収益を上げることが目的でした。
しかし、途中からはブログを書く位置づけが変わってきました。
普通、マネタイズできないと止めてもおかしくはないのですが、マネタイズ以外にブログを書く効果を感じるようになったからです。
- 自分メディアになる
- 名刺になる
- 人との違いになる
- 時間価値が上がる
- 少し先が見えるようになる
- 前を行く人に引き上げてもらう
自分メディアになる
SNSが広がりネットで発信する人は一昔前に比べてかなり多くなりました。
少し前までSNSでの発信は怖いと言っていた方も、今では積極的に発信されています。
個人のつぶやきから役立つ有意義な情報まで、いろんなことを無料で手軽に見ることができます。
見る側としては便利な機能ですが、発信する側にとってはどうなのか?
これらはいわゆるフロー(流れる)と言われるメディアです。
発信した投稿は時の経過と共に消えていきます。
過去の投稿を遡って見られることは稀であり、渾身のネタを発揮して書いても結局は消えてしまいます。
また、プラウザ検索にも引っかからないので、将来的にその投稿が見られるのは皆無です。
対してブログはストック型といって、書いた投稿が将来に渡って蓄積され続けます。
一番の強みはプラウザ検索に引っかかること。
記事がその日に検索されなくても、後になって徐々に検索されるということはよくあります。
加えて、私の場合、未来の自分に対して書くことも。
記事の多くは、自分が困ったときの対処法について書いています。
同じ失敗を再びやってしまうのはよくあることで。
そんなとき、ブログを見ながら解決したことは一度や二度ではありません。
名刺になる
リアルで会ったとき、相手の方が自分のことを知っているということがあります。
こういったとき、自己紹介する手間が省けます。
自分のことを知っていただけているので打ち解けやすいというメリットもあります。
更に、相手の方がブログを書いていると、その効果は倍増します。
ブログの方向性が似ていたり、共通点があったりすると盛り上がります。
人との違いになる
ブログを書いていると、他にもブログを書いている方がたくさんいるように思いますが、それはネットの世界であって。
実際のところ、自分の周囲でブログを書いている方はいません。
同業の中でもブログを書いている方は全体のごく僅かでしょう。
そういった意味で違いを作ることができます。
また、自分がこれまで何をやってきたのか知りたいとき、ブログを見れば一目瞭然です。
自分の周囲が今やっていることを見極めた上で、今後の方向性を見つける指標になります。
時間価値を上げる
前述の通りブログを書くにはそれなりの時間がかかります。
平均すれば1日3時間程度。
平日毎日3時間なくなると、それ以外の時間でやりくりしなければいけません。
一見デメリットにも思われますが、実はこれがいいのです。
テレワークが広まり、「仕事とプライベートの両立が難しい」との声を聞きますが、ひとりで仕事をしていると両立も何もありません。
仕事をしないと食べていけないのだから。
そのため、仕事を昼夜エンドレスで続けてしまいがちになります。
ブログはこういった働き過ぎを回避する効果があります。
どれだけ限られた時間で効率的に働くことができるかを意識するようになるからです。
私の場合、仕事は午前中で終わらせています。
この時間だけで勤務時代の給料を超える収入を得ることができています。
(給料=収入ではないですが)
長時間働いたから収入が伸びるというわけではなく、短い時間でもメリハリをつければ自分が求める収入を得ることができます。
では、短い時間で完成させた仕事は低価格になるのか?
これは違うと思います。
仮に想定時間よりも早めに仕事を納めることができたとしても、それはこれまで培った知識やテクニックがあったからです。
逆に、完成している仕事の提出を長引かせるのも変な話です。
これまで仕事を早く納めたから値切られたことはありません。
雇われていると早めに納めると次の仕事を振られるといったマイナス要因がありますが、独立すると、次の仕事は「売上」です。
その売上を取るか、時間をとるか自分で判断することができます。
少し先が見えるようになる
ブログを書いていると少し先が見えるようになります。
正確に言うと、「時代の先端を行く人の姿を見ることができる」です。
今回のコロナでその想いがさらに強くなりました。
というのも、コロナによる影響が私の場合ほとんどなかったからです。
これはブログが大きく影響しているのかと。
ちなみに、とある営業さんの話だと、半数以上の税理士事務所が通常通り営業している。
つまり、社員の方に通勤してもらっているとのことでした。
現場に行かないとできない仕事もあるでしょうが、税理士業務がはたしてそうなのか?
- Zoom
- e-Tax
- クラウドストレージサービス
- ChatWork
その他諸々。これらは今に始まったサービスではありません。
コロナの何年も前からあるサービスです。
平常時からどれだけ未来のことを考えていたかが、その差になって現れています。
社員の方の献身的な労働によって支えられている業界の行く末を考えると不憫でなりません。
前を行く人に引き上げてもらう
ブログを書いていると、自分も他の人のブログをよく見るようになります。
常に10から15くらいのブログはチェックしています。
毎日見ることはできないので、2・3日遅れにはなりますが必ずチェックするようにしています。
そうした中で、この人のこのやり方はいいなと思ったことは常に取り入れています。
先日も、この記事を読んですぐに研究を開始。
ネットにはあらゆる情報が大量にありますが、どの情報を信頼して良いのか分かりません。
その点、自分と生き方が似ていたり、方向性が同じであったりする方の意見は信用できます。
こういった方々の意見を取り入れると、その結果ひとりでは辿り着けなかったところに通常よりも速いスピードで辿り着くことができるようになります。
反対に自分が他の方にとって、そういう位置づけになれば嬉しいものです。
繋がりたいときに繋がる。ゆるく繋がるのは心地いいものです。
ブログで有事に強くなる
独立する半年前からブログを始めました.
その半年間は仕事を終えてから、そして娘をお風呂に入れてから毎日書いていました。
ブログはすぐに答えが出るというものではありません。
でも、続けることによってブログが資産となり、また自分の中にもいろんなことが蓄積されていきます。
新しいことにアンテナを立てていれば、有事にも強くなります。
<編集後記>
6時50分起床後ルーティン
Zoomで打ち合わせ、ネットで研修受講
ここまで3383字、結構な文字量になりました。
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