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税理士業

収入を上げるための2ステップ。業界選びと独立<No 1298>

yujiro

)税理士業界の研究 紀伊國屋書店 梅田店

Contents

収入を上げるのは大変

収入を上げたい場合、勤務であればより条件の良い職場へ転職する。

自営であればたくさん働いて、たくさん売る。

簡単なようで、どちらも簡単ではありません。

収入を上げるための2ステップ。業界選びと独立

給与水準の高い業界へ移る

たくさん働き、それなりに実績をあげても目に見えて給料が上がらなければ、転職という二文字が脳裏にちらつきます。

給料を上げたければ、転職先をいきあたりばったりで見つけるのではなく、ある程度給与水準の高い業界を選んだ方がいいでしょう。

  • 公務員
  • 金融機関
  • ハイテク企業
  • 外資系企業

と古いアタマで挙げてみましたが、情報は陳腐化しています。

公務員は、新卒がメイン。募集があったとしても年齢制限があったり、制限なしだと数人の募集に数百人といった厳しいものがあります。

そういう意味でいうと、「新卒」は人生で1回限りのゴールドカードです。

金融機関。IT・AIその他のハイテク企業に外堀を埋められて、入れば生涯安泰といった時代は終わりました。

一方、ハイテク企業や外資系企業。入りたくても実績がなければ厳しいでしょう。

ハイテク企業のなかでも、大手で実績を積んだ後に中堅の役職付きに移籍するような。

この場合、元々同じ業界なので、前職でやってきたことが活かされますが、他業種だと活かしづらく。

そうなると、むしろ、業界を変えると、収入ダウンする方が多いかなと。

アップする場合もあるでしょうが、コネや紹介、運が良かったりと極めて稀でしょう。

結局、

  • 同じ業界・職種ならステップアップできるが、モチベーションが上がらない
  • 違う業界・職種ならモチベーションが上がるが、給料は下がる

といった痛し痒しの状態です。

新卒後の転職時、私が選んだのは後者でした。

カラオケ業界の営業から税理士業界の丁稚奉公。

税理士業界、経営者側になるとそれなりの報酬が得られますが、雇われだと一般水準より低いと言われています。

仕事をさせてあげている、勉強させてあげている。昔ながらの丁稚奉公が所以です。

「そんなの関係ないから、上げて欲しい」と言えたらいいのですが、勤務証明二年間という質草を取られてしまうと何も言えません。

質草を取られていなくても、言える人の方が少ないでしょう。
(先代の大番頭さんクラスでない限り)

税理士業界だと、大きな法人へ行くか、最初からいい条件を提示してくれている事務所を見つける。

ただし、大きなところだと歯車的な仕事が多いでしょうし、給料がいい分、勤務時間が長いといったことはあり得ます。

つまるところ、高給かつ定時で帰宅できるのは公務員くらいなのかなと。

時間かお金かそれ以外か?

どこかで折り合いがつけばいいですが、つかなければ、私のように資格登録と当時に独立を選ぶのも一つでしょう。

時給で働かない

時給や月給で働くと、どれだけ成果を上げたとしても、時給や月給の範囲内でしか支給されません。

自分が企画したサービスが大当たりし、莫大な利益を会社にもたらしても、金一封はあっても売上ベースの報奨金がバックされることはないでしょう。

莫大な利益はさすがに難しいですが、普段以上に貢献したことは誰にでもあるのでは?

そうしたときに、その貢献具合をキチンと把握し報酬に上乗せしてくれる経営者はどれだけいるのか?

なぜ、働く環境を整えることにこだわるのか

彼のような従業員さん思いの経営者ばかりならいいのですが。

ただ、ここまでは雇われ側の目線です。

経営者目線で語ると、赤字だったり、利益が少ないと無い袖は振れないのが現実でしょう。

そのために、経営者はしっかり黒字にしなければいけません。

「私ならこうするのに」といった経営者目線があるのなら、いっそのこと、独立して自分でやってみるのもいいでしょう。

独立したら、「やったらやっただけ」「やらなければ、それなり」なのも納得できます。

労働分配率が3割の場合。

粗利1,000万円の仕事なら、300万の人件費で対応できます。

勤務時代の給料が300万なら、同じ仕事量で1,000万円の収入が得られるということです。
(その仕事を得るまでが大変なのですが)

1,000万円の仕事が得られなくても、勤務時代の3割の働きぶりで、勤務時代と同じ報酬が得られる計算です。

私の場合、勤務時代の1割の働きで、勤務時代よりいただいているので納得感はあります。

私はここに落ち着いています。

ただし、仕事がなくなるというリスクはありますが・・

イチから修行&独立

新卒でいきなり起業もありという時代になりましたが、ごく少数でしょう。

  1. 新卒というゴールドカードを最大限活用
  2. 同じ業界・職種でステップアップ
  3. 異なる業界・職種でイチから修行
  4. 独立

いい出会いがあれば良いですが、なければ自分のようにイチから修行&独立も悪くないかなと。

<編集後記>
8月13日金曜日
5時30分起床後ルーティン
午前中、iMacセッティング、お客さまの法人決算業務。
午後、資料整理、ブログ更新。

8月14日土曜日
7時30分起床後ルーティン
妻の実家へ、妻の母方のお墓参り、スタバへ。

8月15日日曜日
6時10分起床後ルーティン
妻の父方のお墓参り、積読中のブログをざっと閲覧。
夕方、帰宅してからジム&ラン10キロ。

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