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税理士業

規模を大きくするメリットとデメリット。サブリースと税理士業界<No 829>

yujiro

 


)北新地で家族ミーティング

めちゃくちゃ美味しかった(^^)

 

 

Contents

サブリース問題

数年前からサブリースによる問題が、新聞紙面や雑誌などで取り上げられるようになりました。
 
自社ビル(一部賃貸による貸付)を壊して、賃貸マンションを建設する場合。
 
多額の借入をして建設金額に充てるものの、毎月オーナーの手元に残る金額が、
現在の自社ビルの賃貸収入と何も変わらないなんてこともあります。
 
建物(資産)は、タワマンなど、プレミア物件でない限り、買ったとたんに価値が減りますが、
借金(負債)は返さない限り、目減りすることはありません。
 
加えて、収益構造も
  • 経年劣化による大型塗装・内装工事などの修繕費
  • ​空室リスク
  • 2030年の空き家3割問題
得られるメリットは、物件の近代化とオーナーのステイタスくらいのもので、
リスクは確実にボディーブローのように効いてきます。
 
購入時点ですでにリスクを抱えつつ、そのリスクは将来に渡って増え続けることになります。
 
リスクを超えるメリットを自分で言語化できるのなら良いですが、
販売業者に踊らされるようなことは何とも避けたいものです。
 
相続税対策は、結果そうなったのなら良いですが、
億単位の不動産経営と相続税対策は切り離して考えるべきでしょう。
 
 
 

 

規模を大きくするメリットとデメリット

税理士が規模を大きくしようとすると、
  • 売上を伸ばす
  • より多くの人と関わる
  • 件数を増やす
  • 人を雇う
  • 事務所を借りる
  • 法人化
などの方法があります。
 
収益化モデルの一つである一方、
私のように「足るを知る」程度に、ひとりでやっている方も少なからずいらっしゃいます。
 
どちらが良い悪いというものはなく、それぞれにメリット・デメリットはあります。
 
ただ、今の時代、規模を大きくすることによるリスクは、
先の不動産までとはいかないまでも、それなりあるでしょう。
 
少子化問題や労働人口減少で、今後、人を雇うことはより困難になります。
 
少ないパイを奪い合うなかで、低賃金、サービス残業、社会保険の未整備など、
労働環境が整備されていない個人事務所に、未来の税理士さんが好んで来てくれるとは思えません。
 
そういった世の中の風潮が、税理士受験者数の低下に繋がっているのだろうと。
 
雇うことが困難になれば、マンパワーに頼っていた業務を担う人材がいなくなり、
税理士本人がやらざるを得ない状況になるでしょう。
 
こういった業務をアウトソーシングするやり方もありますが、
アウトソーシングするにも、その業務を降る段取りは、人の手で行わなければいけません。
 
限度を越せば、人材が更に必要になり、雇用できなければ、税理士本人が携わなければいけません。
 
そうなると、これまで通りのオーソドックスなやり方では行き詰まり、
いずれは魅力ある大きな事務所と、ひとり事務所に二極化する可能性はあります。
 
従来のやり方だと、人に選ばれるために、より魅力的な環境をつくる必要があるでしょう。
 
 
 
 

レアな道から入ると王道がレアに見える

税理士の場合、規模を大きくすることによるメリットは想像しやすいですが、
デメリットは実際に自分が経験してみないと気づけないこともあるでしょう。

最近、ツラそうな同業者の方をお見かけするので、反面教師とするために書きました。

私の場合、レアな道から入ったので、これまで遭遇することがなかっただけなのでしょうm(_ _)m

 

 

<編集後記>
5時25分起床後ルーティン
午前中、決算及びCFコーチの準備、ブログ執筆
午後から、お客様先にて決算報告、CFコーチ
帰宅してからブログの続きを書きました。


<CFコーチ>
契約後、はじめてのコーチングとなりました。

喜んでいただけたようなので、ひとまず安心です(^^)


両親、兄と甥っ子(2人)、うちの家族、弟夫婦でご馳走になりました(^^)

 

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