話し下手でも独立できる。緊張しない環境づくり<No 1634>
<セミナー・コンサルティング情報>
)スナック 山本。お客さまに多く話してもらうという意味でいうと同じです。
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話し下手でも独立できる
今日は12/28。
あと4日で2023年になります。
区切りのいいところで、来年1月1日から独立されるかたもいらっしゃるでしょう。
すでに決めたかたは良いとして、「独立したいけれども、なかなか決断できない」かたも多いかと。
独立に踏みきれない理由として、
- 営業が不安
- ひとりでやっていけるか不安
1は誰にでもあることです。
2の不安は実務に関することもありますし、コミニュケーションが苦手ということもあるでしょう。
私の場合、どれも不安でしたが、これまでなんとかやっています。
営業は「動いてナンボ」ですし、実務は「できないことは依頼されない」ですし、コミュニケーションは、話し下手なら「緊張しない環境づくり」でなんとかなります。
緊張しない環境づくりは、勝手に出来上がるものではなく、自分でつくらないと出来上がりません。
緊張しない環境づくり
元々、私は話し上手ではありません。
むしろ、話し下手で、自分の言いたいことが言えませんでした。
そんな私も、独立以降、お客さまと30分・1時間と話せるようになりました。
セミナーだと90分から120分、ひとりで話し続けています。
会話に困ることはなくなりました。
セミナーは少人数制に
はじめて開催したセミナーは、30人ほどいたでしょうか。
お年寄り向けの相続セミナーだったのでアウェイ感はなく、それほど緊張しませんでした。
2度目にやった税理士向けのセミナーは10名弱。
初回だったので緊張しました。
何が原因で緊張したのか?
ひと言ふた言でも会話があれば、「敵でない」とカラダが判断するのでしょうが、会話がまったくない人がひとりでもいると、自分が勝手にアウェイだと感じてしまったのです。
何十人、何百人相手にセミナーをする場合、すべての人と話すのは困難です。
これに気づいてから、セミナーを少人数制にしました。
参加されるのは2名前後。
2名であれば、セミナー中に話すことは可能です。
5名くらいでも問題ないのでしょうが、2名でしっくりきているので、当分このまま継続します。
少人数制だと、一人ひとりに寄り添って進行することができるので、場の雰囲気が和みます。
故に、緊張することはなくなりました。
リアルからオンラインへ
リアルセミナーで緊張する人は、オンラインだと緊張しないかもしれません。
私がそうでした。
リアルだと、目の前に人がいるので、表情・空気感がこちらに伝わってきます。
温かい眼差しであれば問題ありませんが、下を向いていたり、眉間にシワを寄せていたりすると凹みます。
その点、オンラインだと、極論、人を見なければいいわけです。
私のセミナーは、PowerPointのスライドを見ながら話すので、参加される人の顔が写っても小さいので気になりません。
気になるようであれば最小化して映さなければいいわけで。
味気ないかもしれませんが、緊張しないのであれば、これも一つの方法です。
セミナーはやりたいけれども、緊張するからやれないのであれば、まずはオンラインからはじめてみるのもいいでしょう。
資料で補う
ミーティングでお客さまと上手く話せずに終わってしまうなら。
事前に話すことを決めておくのも一つでしょう。
私は、Evernoteで作ったお客さまファイルのなかで、毎回のミーティングごとに1つのノートを作っています。
当日の段取りをチェックボックス付きの箇条書きにして、ミーティング中、1つ1つ確認しながら話します。
箇条書きにしていれば、否が応でも話すので、忘れることはありません。
それでも、上手く話せなければ、ミーティング後にメールやチャットで補足資料として送れば問題ないでしょう。
その場ですべて完結させるのが理想ですが、ダメでも事前の準備と後日フォローで対応できます。
聞き上手になる
話し下手なら、あえて話し上手になる必要はなく。
聞き上手になる手もあります。
相手が話し好きの人であれば、同じ話し好きの人よりも、聞き上手な人のほうが好まれるでしょうから。
自分のことは話さずに、相手に心地よく話してもらうことを心ががける。
そのために必要なのが、次の3つ。
- 相手の言葉を繰り返す
- 相手の言葉を自分の言葉に置き換える
- 相手の気持ちを言葉にする
まずは、相手の言葉を繰り返すところからはじめてみる。
「私はあなたの話を聞いていますよ」と言葉にして伝えます。
ただし、相手の言葉を繰り返すだけだと、相手にとっては味気ないもの。
1から転じて、相手の言葉を「こういうことですよね?」と自分の言葉に置き換えてみます。
そこで、喜んでもらえたらしめたもの。
次は、言葉だけでなく、相手の気持ちを言葉にしてみます。
2と3を繰り返していれば、自分のことを話さななくても会話はエンドレスで続きます。
話し上手にならなくてもいい
ミーティングや個別相談・コンサルでは、自分が話すよりも質問を多めにして、お客さまに話してもらうよう心がけています。
お客さまの言葉を自分の言葉に置き換えるときでも、あえて専門用語は使わずに、お客さまの言葉をそのまま使うことがあります。
まったく別の意味でない限り、ニュアンスが伝わるのであれば、正確でなくてもお客さまの言葉をそのまま使っています。
<編集後記>
12月27日火曜日
5時30分起床後ルーティン
メルマガ執筆、ランニング、節税コンサルティング準備。
午後からブログ更新。
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