捕らぬ狸の皮算用よりも、日々、やれることに集中する＜No 1745＞

）Garmin ForeRunner 255

捕らぬ狸の皮算用より、得られた喜びを大切に

ここ数日の練習成果があったのか、VO2 MAXという数値が55に増えました。

VO2 MAXは、最大酸素摂取量で、数値が大きければ、一度にたくさんの酸素を取り込むことができます。

持久力や心肺能力を示す数値で、20代で40台、30代〜60代で30台が一般的な数値です。

数値が上がれば嬉しいわけですが、これを上げようとしてカラダを動かしているわけでなく。

日々、やるべきこと・やりたいことを一つ一つこなした結果、たまたま付いてきた数値ととらえています。

直近６ヶ月のグラフを見てもわかる通り、ひと月で数値が一つ上がるか上がらないか。

運動しなければ下がることもあるわけで、これを上げようと躍起になると、私だと辛いですし故障するでしょうね。

こうした数値は、結果がでれば喜んだらいいもので、そこを目標にするよりは、日々、やれることに集中してほうが精神衛生上健全でいられます。

捕らぬ狸の皮算用だと、得られる喜びよりも、失った損失のほうが大きく感じるので。

運動に限らず、他のことでも、念頭には置いていても、あえて数値を言葉にはしていません。

日々、やれることに集中する

トライアスロンシーズンに入り、レースに向けて練習をしています。

自己ベストが出れば嬉しいですが、そうじゃなかったときに喜べないのは寂しいもの。

その道のプロのかたや、それでご飯を食べている人は別ですが、普通の人なら、ゴールしただけでもそれなりのこと。

自己ベストでなければ、残念なレースになるかと言えば、そうはなりません。

レースでの目標は、

• スイムは、制限時間内で泳ぎきること
• バイクは、風を切りながら前の人を１人ずつかわすこと
• ランは、最後まで歩かないこと

この３つです。

これをクリアできれば、日常では味わえない喜びがあります。

故に、この３つさえクリアできれば、タイムがどれだけ遅くてもやりきったと言えます。

自分は、このブログと同じように、やりたいことの一つとしてやっているので、タイムや勝ち負けにはこだわりません。

トライアスロンを通じてメンタルが強くなるのは嬉しいけれど、逆にメンタルがやられてしまってはもったいないなと。

レースは日々の練習の集大成ではありますが、そこに固執するのではなく、目の前のことを1つずつこなしていくことのほうが大事と捉えています。

これは、フルマラソンも同じです。

最後まで歩かずにゴールすること。

私にとって、これが一番大事な目標であり。

初フルマラソンこそ叶いませんでしたが、2レース目から直近までは歩かずゴールできています。

それだけでも嬉しいものであり、サブ4や自己ベスト更新は、おまけぐらいに思っておいたほうが心穏やかでいられます。

最近だと、Kindle本の執筆。

出版後の今は、レースで言えばゴール後の心境なので、いろんな人に読んでいただいていることを実感し余韻に浸っています。

これもおまけであって、大事なのは、執筆の着手から出版までの毎日の積み重ね。

そして、そのKindle本に書いたことのベースとなっているのが、このブログであります。

ブログを書いていなければ、Kindle本は存在しなかったわけで。

トライアスロンやフルマラソンも、まったくやらないことはなかったでしょうが、ブログを書くことでの影響はそれなりに受けています。

続けることに集中する

数字にするのは簡単だけど、そこに向かうまでの道のりは並大抵のことではありません。

未来を見すぎると遠すぎて、今やってることが本当に役に立つのか不安になることもあるでしょう。

過去や未来を見るよりも、決めたことを日々、続けることに集中するほうが自己肯定感は得られるなと感じています

＜編集後記＞
6月13日 火曜日
5時30分起床、メルマガ更新、ラン6km・散髪・ラン5km。
午後からブログ更新。