「あなただけの特別割引」をつくるかどうか？＜No 1823＞

）結婚記念日で訪れたお店

独立以降、多くのITサービスを利用してきました。

なかでも、頻繁に利用しているのがオンラインミーティングのZoomです。

独立当初から個別相談や自主開催セミナーに利用し、その後はYouTubeの撮影にも使っていました。

動画撮影のような難易度の高いことを私ができたのはZoomのおかげです。

そのZoom、利用を開始した当初は、１対１だと時間無制限かつ無料で使えました。

これが、コロナで需要が伸びてから、無料で使えるのが40分に縮小。

やむを得ず、もっとも安価なプランを利用してきたのですが、円安影響もあってか、いつの間にか月額2,000円を超えるようになりました。

月に2,000円とはいえ、40分を超えるミーティングはそれほど多くないのでいらないかなと。

サブスクリプションの定期チェックで無料プランに変えようとしたところ、これまで見たことのない「ベーシックプラス」プランを提案されました。

Zoomのサイトで表示されているプランは以下の通りです。

• ライト　無料　40分まで
• プロ　2,125円　最大30時間・100名まで
• ビジネス　2,999円　最大30時間・300名まで

ここに、「ベーシックプラス」はありません。

私の場合、概ね、１対１で利用しています。

セミナーでも5名以下なので、100名も必要ありません。

最初からあいだのプランがあれば、それを利用したのでしょうが、それだとZoomからすると売上面で貢献できないのでしょう。

無料とベーシックプラスで何が違うのか？

基本は、無料プランと同じ40分制限なのですが、月に4回限定で40分延長できるのです。

月額899円（為替レートによる？）に惹かれて思わずこちらを選んだのですが、なんかモヤッとします。

自分ならやるか？

今回提示されたベーシックプラスのサービスは、サービス離脱を防ぐための隠しメニューなのでしょう。

とはいえ、「ベーシックプラス」で検索すると、私同様に感じた人が同じような記事を書いています。

そうなると、隠しメニューでもないよなと。

悪くはないけれど、なんだかスッキリしません。

自分ならこうした隠しメニューをつくるかどうかといったら、つくりません。

一応、誰もが選べるようにしています（のはず）。

賃貸物件の家賃にしても、あとから入居した人のほうが安い賃料で利用できてることなんかあるので、世の中探せば同じようなことは少なからずあるでしょう。

ただ、自分が他より高い賃料を払っていると知ったら、どなたもいい思いはしないはず。

今回のケースは、同等のサービスではなく、安価なプランなので同じ土俵で比較はできませんが、受ける印象としては同じかなと。

やってはいけないわけではありませんが、自分がサービスを提供する側なら今後もやらないつもりです。

もちろん、「今日食べていくのも難しい」くらいの状況になったらやるのかもしれませんが。

そうならないように日々精進しています。

＜編集後記＞
3月25日 月曜日
6時45分起床、ルーティン、オンラインミーティング、社長限定メルマガ。
午後から整体でカラダのメンテナンス、ブログ更新、36時間研修。