196日で113冊。読書は「緩急」でインプットをする<No 118>
<セミナー・コンサルティング情報>
Contents
多読を始めて6カ月経過。本の読み方も進化させる。
近ごろ、読書の話しになると、「速読ですか?」とよく言われますが速読はしていません。
単に「記憶力が悪いから」という理由もありますが、「読書メモ」をつけているからです。
読書メモをつける理由は、先ほどの「記憶力が悪いから」でもあります。
私は、本を読んだ直後は内容をしっかり覚えていても、時間が経つと全体的に「何となく」のレベルでしか記憶に残っていません。
もちろん、この「何となく、こんなことが書いてあった」事実そのものは覚えています。
本を読む理由は、仕事や生き方をより良いものにするためであり、インプットしたことをアウトプットする必要があります。
本を読んだ直後にアウトプットする機会があればいいのですが、そうそうありません。
数日後、数か月後、数年後に利用できるのかもしれません。
そのときに、本を読んで自分が良いと思ったフレーズに、確実にたどり着くことができるように「読書メモ」をつけています。
自分にとって効果的な読書を見つける
速読をしないと言いながらも、多読をする過程で、「速読」の技術を身につけました。
いわゆる、斜め読みというやつです。
多読を始めて数カ月すると、ある日突然斜めに読んでいました。
言葉で言うと、理解できる範囲で「一面を目に焼き付ける」といった感じです。
速読をしない私が、この斜め読みをしているときは、「その文章を読む価値がない」と判断したときです。
本を読んでいると、話の流れで、「著者にとって心地の良いエピソード」が多くあります。
本によっては、そういった文章には「前ふり」があるので、行きつく到達点もある程度想定できます。
このときに、私は速読を利用しています。
しかし、自分に必要なことが書いてあるところは、しっかり心の中で声を出して読んでいます。
そして、いいフレーズがあればメモをとります。
これまで読んだビジネス書や読書本では、ほぼ100%の確率で、読む価値がないと判断した本なら、たとえ途中でも読まずに捨てるとのことでした。
この点については、本を書けるような方はそもそも時間意識が非常に高く、時間あたりの自分の価値をしっかり算定しているはずです。
そして、やるべき仕事、やるべきプライベートをしっかり持っているので、「本<時間」と判断すれば、読むことをやめて、他の、より効果的なことにその時間を使います。
私はまだそのレベルにまで到達していません。
「本に書いてあったことだけど」と言っているうちは自分の言葉じゃない
これまでに読んだ本の中で、気付きや「いいなあ」と思ったフレーズは身近な人に伝えてきました。
その前ふりが、「〇〇という本に書いてあったことだけど」でした。
これを話しているうちは、いいことを言っているのだけど、その著者を超えられていない感じがします。
しかし、時間が経つと、自然と自分の言葉になっていきます。
そのときは、本に書いてあったという意識はありません。
あくまでも、「自分の言葉」なのです。
そうやって、見識が増えていったときに、読書の価値が出てくるのでしょう。
<メルマガ「トライアスロン税理士の独立開業日誌」>
毎週火・金
・税理士受験生(本試験受験予定)のかた
・税理士のかた
にむけて書いています。
よろしければ、登録お願いいたします。
こちらから
<メルマガ「社長の仕事術」>
毎週月・木
・法人メインで独立している
・個人で独立し、法人成りを考えている
にむけて書いています。
よろしければ、登録お願いいたします。
こちらから
<You Tubeチャンネル「独立・開業コンサルタント 税理士 ユウジロウ」>
毎週金曜日、You Tubeで動画配信しています。
よろしければ、チャンネル登録お願いいたします。
こちらから
<サービスメニュー>