第33回六甲キャノンボールSPEED 50km参戦日記。転倒リタイアからのリトライ<No 1890>
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第33回六甲キャノンボールSPEED 50km参戦日記
10月19日の日曜日、トレランレースの六甲キャノンボールに出場しました。
私が参加したのはSPEED50kmの部。

六甲全山縦走路のすべてを、須磨から宝塚まで走破します。
前回は10km地点で転倒リタイア。
六甲キャノンボール参戦日記・SPEED 56kmまさかの転倒リタイヤ<No 1855>
あれから1年経って、トレラン嫌いにならなかったことが嬉しく。
ただ、今回、万全の状態でのスタートとはならず・・
転倒リタイアからのリトライ
前日まで
今回、キャノンが10月26日。
この2週間後の11月2日に淀川マラソン(フルマラソン)が控えていました。
私の場合、フルマラソンを走るとなると、3週前に30km、2週前に20kmのロング走を行います。
ただ今回は、そのタイミングにキャノンが当たったため、ロング走はせず、代わりに普段のトレーニングよりやや追い込みました。
5:30/kmペースのベースランで、フルマラソンの予測タイムを上げるために5:00/km前後で走っていたところ足底腱膜炎の兆し。
ほんとに腱膜炎で痛めたら歩くのも痛いのですが、経験済みなので、その手前でなんとか踏みとどまりました。
回復させるためには走らないことが一番なので、キャノン本番までの1週間で走ったのは1回のみ。
不安を抱えながら本番を迎えることになりました。
補給食
準備した補給食は以下の通りです。
- BCAA
- 水 500ml × 2
- バームクーヘン × 4
- おいエナ × 2
- あんドゥ × 2

今回、新たに加えたのはBCAAです。
レース中の疲労回復のために取り入れました。
結果的にこの効果は絶大で、レース終盤までバテることなく、最後までしっかり走ることができました。
須磨到着 7:45
レーススタートが8時。

15分前に須磨浦公園駅前に到着すると、出場ランナー約200人ほどで賑わっていました。
フラスクのアクエリアス500mlにBCAAとおいエナ1/4を補充し、トイレを済ませてスタートを待ちました。
いつもなら一番最後から出ますが、今回は最後尾がなかなかスタート地点付近に来なかったため、真ん中あたりからスタートすることに。
最初の登りはきついものの、周りと比べても遅れることなく良いペースで登れました。
私設エイド
前回は一つも味わえなかった私設エイド。
今回はこれを楽しむのも目的の一つでした。
- 肉吸い、コーラ(〇〇本エイド)
- にゅーめん?(菊水山)
- 唐揚げ(掬星台)
- 肉じゃが(掬星台)
- カレーとコーラ(大龍寺山門前)
- おにぎり(六甲最高峰)
- ビール(ときめきエイド)
持参した補給食をベースに、エイドはプラスαとして。
結果的に常に120%状態を維持、最後までエネルギー切れすることなく走ることができました。
須磨アルプス 馬の背

細くて高い馬の背、足踏み外せば死にはしませんが、確実に骨折れます。
普段と同じように焦らず、ゆっくり進みました。
ローソンで補給
須磨アルプスを越えた後、菊水山に向かう途中にあるローソンでおにぎりとシュークリームを補給。
補給した水にはBCAAとおいエナを1/4混ぜ、500mlを2時間かけてゆっくり飲みました。
暑いときは、500mlだと1時間で飲んでましたが、曇りで夏の暑さもなかったので、いつもの半分で十分でした。
BCAAに電解質が含まれているため、梅干しなどの塩対策は持ちませんでした。
途中で左のハムストリングがピクピクしたので、すぐに摂れる梅干しか塩タブレットを持っていけば良かったなと。
〇〇本エイド(肉吸い、コーラ)
菊水山手前のエイドで肉吸いとコーラをいただきました。
直前におにぎりとシュークリームを食べていたのでお腹は空いていませんでしたが、菊水の登り前にエネルギーを追加。

コップを持っていなかったため、250mlのフラスクにコーラを入れてもらいましたが、エイドのかたが入れにくそうにしてたので、やはりコップは持参した方が良いかなと。
キャノンボールでは基本投げ銭制なので、今後は飲み物は自販機やコンビニで、エイドでは食べ物をメインにいただく形が良さそうです。
菊水山(にゅーめん?)

夏の菊水は地獄のような登りですが、今回は暑さが和らぎBCAAの効果もあったのか、思ったより楽に登れました。
「あと3分の1はあるな」と思っていたらパンダエイドの標識が見え、意外と早く頂上に。
ここでは温かいにゅうめんをいただきました。
鍋蓋山
菊水ほどではないものの、こちらも上りが続きます。
展望台には多くの人がいましたが、私は止まらず先へ。
まだまだ元気に進めました。
大龍寺山門前のエイド(カレー)

)20km近く登って走ってますが、結構、元気に見えますね
鍋蓋山を越えると市ヶ原方面へ下ります。
途中、大龍寺山門前のエイドではカレーを振る舞っていただきました。
ちょうど良い量で、美味しくいただきました。

中間地点 桜茶屋(おでん)
市ヶ原を通り過ぎると桜茶屋。
12:30〜13:00着予定のところ、ぴったり13時到着。
びっくりです。
須磨スタートの練習だと、ここがゴールなのですが、キャノンボールではまだ半分。
桜茶屋で、おでんとサイダーをいただきました。

「前年、靭帯切ってリタイアしました」って、言ったら、桜茶屋のお母さんも「私も靭帯切ってリハビリしてんねん」とサポーター見せてくれました。

卵、美味しかった〜

摩耶山・掬星台(唐揚げ・肉じゃが)
桜茶屋を出ると、次は摩耶山の上り。
ダラダラと長い登りが1時間以上続きます。
14:15〜14:30着予定のところ、14:35着。
SPEEDの半分のTRIALのゴール地点でもあるので、私設エイドが賑わっています。

)やめてまエイド
自販機で炭酸を飲んだら体が冷えたので、エイドで唐揚げと肉じゃがをいただき、体を温めることができました。
20分ほど補給と休憩して14:55発。
このあと、縦走路を外れてロードを走る人もちらほら。
キャノンボールは草レースのため、ショートカットOKのようです。
(レース終わってから知りました)
真ん中あたりを走っているつもりが、このあたりから後方に下がっていました。
トレイルに入ると前も後ろも誰もいません。
ときめきエイド(ビール)

レース中、初めてビールを飲みましたが、その後、足が重くなりました。
アルコールはレース終わってからのほうが良さそうです。
六甲ガーデンテラス
ここでも、SPEEDとおぼしきグループを見かけましたが、その後、六甲最高峰へ向かうトレイルではずっと1人でした。
六甲最高峰
着いた頃には周囲は暗く、人もまばら。
私はトレイルを選んだため、ロード組より遅れて到着したようです。
最後の私設エイドも終わって撤去作業中。
六甲最高峰からゴールまではエイドもトイレもないため、ここでヘッドライトを装着。
すると、作業中のエイドの方がアクエリアスとおにぎりを渡してくれました。
おかげで最後までエネルギー切れすることなく進めました。

六甲最高峰〜宝塚
暗闇の中をずっと1人で走ることに。
前後に誰もいないと不安になります。
が、途中でグループに追いついたのでほっとしました。
前を走るグループのなかでタレた(バテた)人に合わせるために歩いていて、そのあとに体力ある人が3人追いついたものの、抜く場所がなく一緒に歩いていたようです。
私も、そのまま歩くことに。
ただ、19:30着の予定が、遅くなるのも嫌だなと。
途中、トレイルからロード区間に出るところがあったので、そこで一段を追い抜いて1人の方と一緒に喋りながら残り1時間ほどゴールまで駆け抜けました。
その方のおかげで寂しくならずに走りきることができました。

ゴール地点に着いたのは20時頃。
(ゴール手前30分くらいでGarminのバッテリーが切れたのでわからず)
すでに解散時間の19時を過ぎていたため、ゴール地点には誰もいません。
草レースなので。

宝塚温泉(ナチュールスパ)の閉店30分前になんとか間に合い、汗を流すことができました。
記録は以下の通り。
- 距離 約44km
- タイム 約12時間
- 獲得標高 約3,018m(ショートカットなら約2,100m)全然ちゃうやん^^;
- 歩数 49,981歩
- Garmin要休息時間 91時間
次回はショートカットを使いこなして19時までにゴールし、キャノンエンブレムの前で写真を撮るのが目標です。
次回は2026年3月
今日は六甲キャノンボールSPEED50kmレースの模様をお伝えしました。
1年前は転倒でリタイア。
しかし、あの時の経験があったからこそ、今回は無事に完走できたと感じています。
もし前回ゴールしていたとしても、今回のように余力を残して温泉に間に合う走りはできなかったでしょう。
あの転倒も無駄ではなかったと。
キャノンは年2回開催、次回は3月のSPEEDにリトライ、さらに10月には往復のPower100kmに挑戦できるかな?
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