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ビジネススキル

マイナス金利によるメリットは?設備投資は慎重に<No 22>

yujiro

マイナス金利に伴う貸出金利の低下

日本銀行のマイナス金利導入に伴い、金融機関の貸し出し金利が

下がりました。

日銀総裁も、新規借入のハードルが下がることにより、

企業が新たな設備投資を行うことに期待しています。

 

 

新規借入に伴う設備投資の是非

しかしながら、企業の設備投資は期待ほど、増えていないのが現状です。

その理由は、企業の多くは、景気の先行きが見通せずに、目先の餌に飛びついたは良いものの、
景気が先細りしたときに、この設備投資のための借金が、
後々ボディーブローのように効いてくることを承知しているからです。

現に、シャープが身売りした例は、日本中の経営者にかなりのインパクトを与えているものと思われます。

液晶事業の失敗は、リーマンショック並びに中国・韓国勢の台頭によるものが原因ではありますが、やはり、根底にあるのは、度重なる液晶設備への巨額投資が最たる原因ではないでしょうか。

企業の設備投資は、倒産原因の上位に位置します。

設備投資は、企業の成長を加速させますが、時には致命傷となります。

目先を見るのではなく、景気や業界の動向、自社の売り上げ予想を、希望的観測ではなく、
現実的・客観的に俯瞰する必要があります。

また、突発的なマイナス事象の発生時に、致命傷とならないリスクマネジメントを整備しておく必要があります。

国や地方公共団体への、補助金・助成金の申請などもその一つです。

そのためにも、設備投資は、身の丈にあった、新規借入にとどめておく必要があります。

 

 

<編集後記>
毎日、少しづつ走ってます。
昨日は、2キロほど走りました。

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