値付けとサービス内容は明確に。利益率の低くならない工夫<No 1695>
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)はらみ 焼き肉店で
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無料と有料の境目
冒頭の写真、焼肉屋店へ行ったときの写真です。
メニュー表を見ながらハラミを頼みました。
部位と量・値段が書いてあるので、出てきたハラミを見て「これじゃなかった」となることはありません。
お店からしても、頼んでいただくごとに客単価が上がっていきます。
モノを売る商売だとわかりやすいのですが、目に見えないサービス業だとわかりづらく。
追加の注文を無料で受けてしまったことは、どなたも少なからずあるのではないでしょうか。
値付けとサービス内容は明確に。利益率の低くならない工夫
理由とはしては、
- 値付けをしてない
- サービスの範囲を明確にしていない
ここらあたりが原因でしょう。
値付けをしていない
寝付けをしていないと、無料でやってしまうことがあります。
そんなつもりもはなくとも、ご依頼をいただいたあと、追加で細かな注文を受けたとき、モヤモヤしながらも、あれもこれもとやってしまうこともあるでしょう。
モヤモヤする理由は、サービスの対価が明確でないから。
追加注文に対してキチンと請求できればいいですが、請求できなければタダ働きになります。
お客さまからすれば、最初に決めた金額の範囲内でやってくれていると思っています。
お客さま側から、「請求してね」と言ってくれることはありません。
結局、かけた時間だけ利益率は下がります。
最初から、追加のサービスにも値付けをしておけば、追加のご依頼があっても言いやすいものです。
サービスの範囲を明確にしていない
雇われていると、目の前の仕事をこなすことで精一杯となり。
「時間がどうだ」「単価はどうだ」「サービスの範囲がどうだ」なんて考えている余裕はありません。
むしろ、雇われでも、このあたりの意識がしっかりしていて、現場の声が組織の上部へ伝わっていれば改善されることもあるでしょう。
ただ、これまでの雇われ経験から考えると、現場の声が組織の上部にはほとんど伝わていません。
このあたり、自身が雇われ時代に苦しい経験をしたのであれば、独立したら反面教師すればいいわけです。
サービス範囲を明確にして、どこまでやるのか事前に決めておく。
サービス外のことをお願いされたら、追加でかかることをその都度報告する。
製造業でなくても、原価管理の意識は持っておくべきでしょう。
サービス業だと、直接的な原価がないことが多いですが、間接的な原価はそれなりにあります。
自身の手間なり時間なり。
原価がなくても固定費がかかる限り、利益は常に出さなくてはなりません。
このあたり、サブスクのように毎月定額でもらっている商売だと曖昧になることがあります。
値付けとサービス範囲は先に
なんでも言える交渉力がある人なら、ここに挙げた小細工は不要かと。
とはいえ、ほとんどのかたが、交渉事は苦手でしょうから。
独立したら、営業も大事ですが、値付けとサービス範囲は先に決めておきましょう。
<編集後記>
3月30日 木曜日
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