中古のメリット・デメリット。適正価格の算定と選ぶ基準＜No 1679＞

）METASPEED EDGE＋

中古のメリット・デメリット

先日、（前回のブログでもお伝えしましたが）レース用シューズを探したところ、店舗もネットもどこにも見当たらず。

結果的に、メルカリを利用して中古で品質の良さそうなものを購入しました。

在庫がなくても見せて良いとき・良くないとき＜No 1678＞

モノを購入するときに、新品でなく中古を買うというのは選択肢の1つとしてあります。

新品の方が新しいですが、値段は定価のまま。

中古だと劣化していますが、新品より安く買えます。

中古を選ぶとき、何を基準に判断するか考えてみました。

適正価格の算定と選ぶ基準

まず、中古の価格が適正かどうか。

新品の価格が100、状態も100とした場合、中古でわかるのは価格だけ。

中古の価格が80に対して、状態が90だと判断したら買い。

同じく、価格80に対して、状態が75だと買いません。

状態を自分で判断できなければ、中古の価格が適正がどうかはわかりせん。

また、中古市場があるかどうかも。

市場がないと、中古は買えません。

その点、今は、ヤフーオークションやメルカリ・ラクマなどの個人間売買ができるサイトがあるので、大概のものは中古で買えます。

ランニングシューズ

購入したレース用シューズは、アシックスのMETASPEED EDGE＋。

新品だと税込みで27,500円します。

これに対して、私が購入したのが20,500円。

• 新品　27,500円　状態　100％
• 中古　20,500円　状態　？

商品説明によると、フルマラソン１回＋練習５km✕3回、合計走行距離は約57km。

ランニングシューズの寿命は、練習用で1,000km、レース用で500kmと言われています。

27,500 ー 27,500 ✕ 57/500＝24,365＞20,500円

この数値を見る限りは買いです。

出品者のかたの言うことが、どこまで本当かはわかりません。

ただ、商品説明の写真を見る限り、ソールの劣化はほとんど見られなかったので購入することに。

届いたシューズを見ると、写真そのままでキレイな状態でした。

一応、拭いてくれたんでしょうね。

判断できたのは、ランニングシューズの寿命を知っていたからですが。

こうした情報は人に聞くなり、自分で取りに行くなりといった行動は必要です。

ロードバイク・ホイール

ロードバイクやホイールにも中古市場があります。

ただ、最初は、新品のものをキチンとしたショップで購入したほうがいいでしょう。

ロードバイクは、２台目以降でも中古を選ぶのはなかなか難しいですが、ホイールだとそうでもありません。

というのも、ロードバイク本体に比べると、ホイールの劣化は品質に影響ないからです。

ロードバイクのホイール交換。カーボン製の中古市場と取り付け＜No 1656＞

ホイール交換の目的は、空気抵抗を減らすことで、速いスピードをより楽に維持する走りをするため。

であれば、多少の傷があっても、スピードにも乗り心地にも影響はありません。

新品23万円に対して、中古だと9万円＋工賃1万。

半分以下で済みました。

もちろん、自分で取り付けるには、それなりの技術が必要です。

自分で交換できないなら、交換してくれるショップを探すという手間が必要になるので。

このあたりの手間を惜しまずにやれるかどうかというのも、中古を選ぶ要素の一つでしょう。

一眼カメラ

精密機械は、新品が良いとは言いますが、それは誰にでもわかっていること。

新品が買える余裕があればいいですが、一眼カメラ（「ミラーレス一眼カメラ」を含む）は新品だとそれなりの価格です。

下は10万から上は数十万、モノによっては数百万まで。

その点、中古だとそれなりにディスカウントされた価格で購入できます。

コンピュータが入っていても、パソコンやスマートフォンほど劣化スピードは早くありません。

修理して使うことは、パソコンやスマートフォンよりも頻度は高く。

欲しいカメラに手が届かないのであれば、中古でトライしてみるのも良いでしょう。

中古市場が活発なので、売りやすいというメリットもあります。

カメラレビュー FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼を選んだ理由＜No 1340＞

本

本だと、いったん人の手にも渡ったものは嫌だという人もいらっしゃるでしょう。

私は気にならないので、本は積極的に中古で買っています。

以前は、店舗で買ってましたが、今は、ほぼメルカリです。

読んだ本の９割は、同じようにメルカリで売ります。

本を売る基準は「お金」か「手間」か？新たな「メルカリ」という選択肢＜No 568＞

本は、新品に近いか程度のいいものを、定価よりも少し安く買えればそれで良しとしています。

ディスカウントを待ちすぎると、機会損失になって読めなくなるので。

パソコン・スマートフォン

中古を選ぶ機会が多い私でも、パソコンとスマートフォンは新品で買うようにしています。

パソコンとスマートフォンに共通するのが、品質の劣化速度が早いということ。

「劣化が早いのなら、中古のほうが良いのでは？」と思うこともありますが、中古だと動きが遅く。

買った当初は速くても、動きが遅くなるスピードは新品より早いです。

パソコンやスマートフォンのように、ほぼ毎日使っていると、必然的に早く劣化します。

とはいえ、持っているうちは快適に使いたいので、データは本体でなくクラウドに保存するといった工夫はしています。

パソコンは、2〜3年に１回、スマートフォンは３年に１回周期で替えています。

新車

新品で買って失敗したものといえばクルマぐらいかと。

独立当初に買った新車。

ほとんど乗らないので１年半で売却。

お金の使い方部門で、自分史上、黒歴史１位ですが、これがあったからこそ、新品を買うことに対して、自分なりの軸が固まったとも言えます。

人生トータルで言えば、高くはないでしょう

とりあえず安いのでやってみる

新品を買うか、中古を買うか。

パソコンやスマートフォンのような新品と中古で状態の差が大きいものは新品で。

それ以外のモノは中古で。

服は、ほとんど買わないので新品がほとんどですが。
（ユニクロ or いいもの。あいだが無い）

どちらにしても、買わずに待ってるあいだにチャンスを失います。

機会損失を減らすなら、とりあえず一番安いのでやってみるのがおすすめです。

ロードバイクは、一番安い、入門モデルでスタートしました。

これで、数十万のバイクを抜いていくのが心地よく。

＜編集後記＞
３月７日 火曜日
起床、メルマガ執筆、確定申告。
午後からブログ更新。