トレランレース50km完走後、Garminトレーニングステータスの変遷と回復法
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トレランレース50km完走
11月30日の日曜日、トレランレースに出場し、最後まで走り切ることができました。
47kmのレースでしたが、コースロストして実質50km近くを12時間かけて走りました。
文字にすると簡単ですが、これだけの時間、これだけ長い距離を走ると代償は少なくありません。
では、どれぐらいの期間をかけて練習を再開すればいいのか?
人によって異なるでしょうが、今日で2週間が経ちましたので、今の状況についてお伝えします。
Garminトレーニングステータスの変遷と回復法
1〜3日「オーバーリーチ」→筋肉痛と疲労感ともにMAX
- 筋トレもランも歩きもなし
- とにかく休む
- 筋疲労を取るには睡眠とアミノ酸
- 夜にアミノサウルス、朝にも摂る
- 睡眠7時間以上
- HRV(睡眠時の心拍のゆらぎ)は低くても気にしない
運動はもちろんのこと、仕事は抑えめにし、外出する機会も少なく調整します。
もちろん、筋肉が損傷しているので、筋トレはダメです。
筋疲労を取るにはアミノ酸がよいので、私は普段から夜寝る前にベースサウルスを摂り、筋疲労が多いときには朝にももう一つ摂っています。
SAIJIRUSHI EAA オールインワン 必須アミノ酸 国内製造 (シャインマスカット,500g)
心がけるのは、運動をしないこと。
そして、睡眠は極力7時間以上とるようにします。
どれだけ寝てもHRVは普段より低下していますが、この時期はHRVの数値は気にしません。
必ず落ちるので。
とりあえず、筋疲労と疲労感を抜くことに専念します。
4〜7日 「疲れています」→筋肉痛なし・疲労感あり
- 散歩20分程度
- 睡眠7時間以上
- 睡眠スコア70点以上
3日目か4日目あたりから筋肉痛はなくなりました。
ただし、体の疲労感は残っているので、ここで練習を再開すると、ぶり返してしまいます。
そのため、この期間は散歩程度にとどめておきました。
大体20分程度、ゆっくりしたペースで歩きます。
最初は13分/kmくらいでしたが、筋疲労がとれてくると10分/kmくらいで歩けるようになります。
ここでも睡眠時間は7時間以上、できればGarminなどスマートウォッチの睡眠スコアで70点以上を目指します。
この時期もHRVは普段より低下しているので、数値は気にしません。
8〜9日 「アンプロダクティブ」→筋肉痛・疲労感ともになし
- 睡眠7時間以上
- 睡眠スコア70点以上
- HRVの適正値(50以上)を目指す
1週間を過ぎたあたりから、筋疲労や疲労感も取れてきます。
ここでやりがちなのが、レース前の状態に戻ったと思って、普通にジョグを始めてしまうこと。
そうすると、調子が戻らない状態を繰り返してしまいます。
そのため、この段階でも一気に走ることはしません。
疲労感がないので、この時期からHRVの数値を確認します。
HRVが普段より低いままであれば、散歩程度にとどめます。
私の場合、HRVが51〜62がベースラインなので、51を超えた日はゆっくりジョグをします。
HRVが51より低い場合は、散歩を継続します。
10日目 「ディトレーニング」→HRVが正常値に戻ったのでジョグ開始
- 運動する日が増えるとディトレーニングからキープ、キープからアクティブに変わる
- ジョグのタイミングが早いとHRVが40台に低下
- 低下したらジョグをやめ、散歩か運動をしない
- HRVを上げることが一番大事
10日目あたりで、トレーニングステータスがアンプロダクティブからディトレーニング(運動不足)に変わりました。
体もHRVも正常に戻ったため、ここでジョグを開始。
ただ、ジョグを再開して3日ほど経ったところでHRVがまた40台に下がり、トレーニングステータスが「疲れています」に逆戻りしました。
おそらく、再開するにはまだ早かったのでしょう。
この時期は、夜の睡眠を7時間以上しっかり取り、HRVの数値を上げることに専念するのがよいと思います。
HRVが下がったままトレーニングを開始すると、いつまで経っても調子が上がらないので要注意です。
レースから15日
今日は5日ぶりにHRVが50を超えました。
レース10日以降、HRVは行ったり来たりで40台が多かったため、まったく運動せずにいたところ、ようやく50を超えました。
今日は運動せず、この状態を維持します。
このままHRVが50をキープできるようになれば、徐々にジョグから再開し、3週間ほどでレース前の状態に戻るでしょう。
2024年9月にIRONMANを完走したあとは、3週間まったく何もしませんでした。
その翌月10月に六甲キャノンボールに出走しています。
- トレランレース40km以上
- IRONMAN
- トライアスロンのロング(ランがフルマラソン)
これらを完走したあとは、3週間はゆっくりして散歩程度がいいでしょう。
三週間は休む
今日は、トレランレース50km完走後のGarminトレーニングステータスの変遷についてお伝えしました。
レース後、どのあたりから練習を再開してよいのか?
早すぎると調子が上がらず、次のレースにも影響する可能性があります。
そうならないためにも、徐々にゆっくり休むことが大切です。
休むこと自体が一番のトレーニングでしょう。
HRVが正常になり、トレーニングステータスがキープになるまでは、睡眠を多く取り、運動をしないことが大事だと考えています。
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