苦手は苦手なままでいい。苦手を楽しむためのコツ＜No 1826＞

）箕面から豊能町にかけて。好きで得意なバイク

誰にでも得意なことがあれば、苦手なこともあるでしょう。

得意なことをやってるときは楽しいですが、苦手なことをやっているときは大概つらいものです。

つらいのですが、人生、苦手なことでも通らなければいけないシーンがあります。

独立前なら資格や経験（独立に必要な業界なら）、独立後なら営業は避けては通れません。

今の私であれば、営業でありトライアスロンのスイムでもあります。

冬から春にかけてのマラソンシーズンが終わり、４月からトライアスロンシーズンが始まります。

本来、オフシーズンである冬のあいだも、泳いでおかなければいけないのですが、昨年10月のレースで泳いだ以来、半年間一度も泳いでいませんでした。

年が明け、4月になり、やっと尻に火がつき、土曜日に泳いできました。

冬のあいだ泳がなかったのは、苦手意識があるのと寒かったから。

苦手意識があるので、レースでもあえて一番後ろからスタートしています。

そんな私が、苦手なスイムを楽しむためにやっていることをお伝えします

ゴールを下げる

苦手なことを楽しむために、まずはゴールを下げることが大事でしょう。

速く泳ごうとするのではなく、とりあえずゴールできたらOKぐらいに思っておけば気持ちは楽になります。

半年ぶりに泳いだとき、泳ぎ始め、意外と泳げたことにびっくりしました。

昨年のシーズン中、多少なりとも練習していた型を覚えていたのです。

泳ぐ前は、500m（25m×10往復）ぐらいにしておこうと思ってたのですが、調子が良かったので1,100m（25m×22往復）まで距離を伸ばせました。

仮に、500mしか泳げなかったとしても、半年ぶりなので、それはそれで納得してたでしょう。

あと、これまでならプールまでランで行き、泳いでから、またでランで帰ってきてましたが、スイムの途中で苦しくなることがあったので、今回は自転車で行ってスイムだけにしました。

すると、苦しくなるシーンがなくなりました。

できる人と比べない

苦手なものがあると、できる人と比べてしまって、余計にできなくなることがあります。

できもしないのに、勝手に、できる人のレベルにならないと、「世に出ちゃいけない」と勘違いしてしまうことも。

レースでのスイム、前方でスタートした人が、後ろから追い上げてきて、自分を周回遅れにしていきます。

そこまで速くなくても、トータルで自分と同じぐらいの人でも、自分よりも速い人のほうが多くいます。

後ろからスタートして、大概、多少抜いてスイムは下位３割でおさまることが多いので。

ただ、自分よりできる人は、自分よりできない人のことを見ていません。

できる自分と、よりできる人を見ていることが多いでしょうから。

自分ができる分野で考えてみるとわかります。

とはいえ、自分ができる分野でも、よりできる人をみちゃうと苦しくなるで私は見ません。

他のことで挽回する

トライアスロンのなかでスイムに比べると、ランやバイクは自分のなかで得意です。

スイムが下位３割に対して、ランやバイクは、出場者全体通じて真ん中ぐらい。

同じ年代だと、それぞれ上位3割ぐらいに入ります。

３種目通じて、年代別でも上位３割です。

通常、スイムが足を引っ張りそうなのですが、３種目全体に占めるスイムの時間が少ないので。

スイムを一番後ろからスタートしても、バイクとランで多少なりとも抜けるので、これが楽しくて、バイクやランになると俄然やる気が出てきます。

消極論ではありますが、仮にスイムが速くなったら、バイクやランで挽回できる割合が少なくなってしまうということ、

トータルのタイムアップを優先するか、心地よく競技を楽しむのか？

大概のかたなら前者を選ぶのでしょうが、自分は後者を選んでいます。

スイムは溺れない程度の練習でいいかなと。

とはいえ、7月の皆生ロングに当選すればスイム3kmが待っていますし、9月のIRONMAN北海道のスイム3.8kmは確定なので、これからペース上げていきます。

苦手なことを放置しても、大概のことは生きる上で問題ありません。

しかしながら、そこを通らなければ先に進めないのであれば、克服するより仕方がないでしょう。

その克服は、できる人と同じようになるのではなく、そこを通ることができればいいかなと。

マラソンであれ、トライアスロンであれ、これまで制限時間を気にしたことはありませんが、今年はそういう機会が多くなるでしょう。

＜編集後記＞
4月9日 火曜日
7時起床、法人決算、税務ミーティング準備、HP改善、娘の証券口座を整理、自転車屋さんでブレーキ（ママチャリ）の修理。