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税理士業

面談時間内で仕事の8割を終える。医者に学ぶ現場完結力<No 1127>

yujiro

)FIT365入口にてサーモグラフィー検温

Contents

顔が思い浮かぶ程度のお客様

独立以来、人を雇ったことはありません。

ずっとひとりでやっています。

仕事を頼む誰かはいないので、大量の作業仕事を受けることはできません。

顔がすぐに思い浮かぶ程度のお客様の数におさまっています。

それでも、なんでもかんでも仕事を丸受けしていたら、
自分の時間はなくなりますし、お客様にもご迷惑をかけてしまいます。

そうならないためにも、ある程度の工夫はしています。

面談時間内で仕事の8割を終える

見えないところでの作業を減らす

お客様の見えないところでの仕事は、極力減らすようにしています。

1日でできる仕事を3日かけたからといって、お客様に3倍喜んでもらえるわけではありません。

「3日かけました」とわざわざ言うことでもなく。

仮に言ったとしとも、逆に、「時間のかけすぎで効率が悪い」と思われてしまうかもしれません。

同じ喜んでもらえるのではあれば、かける時間は少なくし、極論を言えば面談中の会っているときに終わらせてしまえば持ち帰りの仕事はなくなります。

面談時間外で行う残りの2割は、税務に関する調べ物など現場ではできないことに充てます。

また、相続などゆっくり腰を添えてするものは例外です。

それなりの報酬をいただくことになります。

入力は極力しない

税務の仕事上、面談中に8割の仕事を終えるためには、入力はお客様にしていただくことになります。

入力業務に対するお客様の考え方は人それぞれです。

「入力に価値はない」とぞんざいに税理士側にふる人もいれば、
「経理の知識を身につけたいので自分で入力したい」とおっしゃる人もいます。

考え方は人それぞれなのですが、前者は、得てして税理士に対しても同じように考えている人が多いのかなと。
(私の周囲だけかもしれませんが)

逆に、「自分で入力したい」とおっしゃる人は、こちらへの対応も丁寧な印象があります。

どちらの方と仕事をしたいかといえば、自ずと答えは出てきます。

高額な報酬をいただける前者の方よりも、適正な報酬で後者の方と仕事がしたいものです。

サイクルを保つ

現場で8割の仕事を終えるためには、面談時までにお客様からデータをいただけているのが前提となります。

できることなら、前月分のデータを月初にいただく。

いただいたデータのチェックを2割の範囲内で終わらせて次回の面談に臨みます。

こうしたサイクルをお互いに守れると、数字もいい方向に向かうものです。

逆にサイクルが守れないと、

  • 入力する時間がない
  • 仕事の業務効率が悪い
  • 利益が出ない

といった体質が見られるようになります。

まれに経理がぐちゃぐちゃで儲かってるケースがありますが、こういった場合は散財する傾向があるのでそのうちお金がなくなります。

医者に学ぶ

入力の対価としてお金をもらうとなると、持ち帰りの仕事が多くなります。

そもそも、入力は税理士でなければできない仕事ではありません。

医者のように

  • 話しをする
  • 診断する
  • 検査する
  • 改善策を伝える
  • 処方箋をだす

これらすべてを現場で終えるのが理想だと考えています。

税務も同じようなスタイルで、面談時間内の会った時間内で完結する。

医者のようにすべては難しいので8割できれば上出来でしょう。

昨日伝えた「教える・教わる」よりも横並びの関係だと現場でできる価値提供は増えますし、
お客様にも満足していただける傾向があります。

税理士業でコーチング「教える・教わる」関係から横並びの関係へ<No 1126>

<編集後記>
昨日の水曜日
4時35分起床後ルーティン
午前中、持続化給付金手続き、Zoomで決算打ち合わせ、妻の病院送り迎え
午後からブログ更新

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