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税理士業

「先生」と呼ばれだしたら一度リセットする<No 573>

yujiro

Contents

呼び方の使い分け

税理士という肩書を表に出すようになると、「先生」と呼ばれ始めます。

私の場合、勤務時代からのお客様が多く、その方々からは今でも「山本さん」と呼ばれています。

そのため「先生」と呼ぶのは概ね新しいお客様です。

今日は、呼ばれる側の税理士のことではなく、
呼ぶ側がどういう心理で呼び方を使い分けているのかを考えてみます。

 

 

キャリアの違いに注意する

この業界で働きだすと税理士であろうとなかろうと、先生と呼ばれることがあります。

20代や30代の前半にしてこの言葉を言われてしまうと勘違いしてしまうことも。

私がそうでした。

特段、自分が偉そうにしたとか、
人が変わったわけではありませんでしたが、
「一目置かれている」と勘違いしていました。

今(45歳)にして思うと言った側のお客様の真相が何となくわかります。

  • そう言っておけば気分良くなるだろう
  • フットワークよく動いてもらえるだろう
  • 後々、便宜をはかってもらえるだろう

といったところでしょう。

さらに、こちらではなく、お客様側から便宜を図られることもあります。

ただ、ビジネスをする上で、お客様とずっと順風満帆に行くことは難しいことです。

ときには雲行きが怪しくなることもあります。

それでも、普通なら両者が何とか落とし所を見つけて傷を修復しようとするのですが、
先のように便宜を図られてしまうとそう簡単にはいきません。

人は図られた便宜は忘れるものですが、
便宜を図った側はいつまでも明確に覚えているものです。

そして、時が立つとその便宜が「恩」という言葉に変わります。

最終的な結末はご想像の通りです。

 

そうは言っても、すべてがこの通りではありません。

次の図でいうと、「YES」かつ「明らかに相手の方が歴が長い」ケースに限ります。

「YES」かつ「ビジネス初心者」ならば、世間に習っているだけで他意はないでしょう。

一方、「NO」だからと言って特段反応する必要はありませんが、
「まだ認めていない」(認められていない)のなら、より一層の頑張りが必要です。

 

 

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「先生」と呼ばれだしたら一度リセットする

ある日、突然「先生」と呼ばれだしたら、一度リセットしてみます。

  • どうしてそう呼ばれたのか?
  • 相手が何を求めているのか?

相手に答えを求めたり、こう呼んで欲しいなどと言う必要はありません。

今後、自分がどう振る舞うべきかを考えておくと、怪しい雲行きも有利に動くかもしれません。

 

 

 

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<編集後記>
6時00分起床後ルーティン
午前中、お客様と打ち合わせ、アイシティ梅田でコンタクト新調
午後から、ブログ執筆

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