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税理士業

ひとりビジネスで山は張らない。費用倒れにしないためにできること。<No 945>

yujiro

税務相談会場

)写真はイメージです

Contents

ご来場者は1名のみ

先日、某会の相談担当として丸1日業務に就きました。

同業の方が私を含めて5名。

これに受付の職員の方とパソコン操作を補助するパートさんが数名といった体制で早朝9時半から夕方まで臨みました。

結果、ご来場された方は1名のみ。

年末から、別運営にて何度か相談担当をしてきました。

そのときは声をからすほどしゃべったので、この日も同じかと。

水とコーヒーのペットボトルに加え、スニッカーズまで持参したのですがほぼ出番はなく。

前日の来場者も1名であったことを考えると、別対応できなかったのかなとは思いますが・・

費用倒れになりましたが、金銭的な費用を負担している方はここにはいません。

これを自身の事業に当てはめた場合、自分ならどうしていたのか?

考えてみました。

費用倒れにしないためにできること

自身の事業に当てはめた場合、「予定していた人が来られない」ということはまずありません。

お客様とお会いする場合、事前に連絡を取り合って日時を決めているからです。

もちろん、当日までにキャンセルされる方もおられますが、その旨の連絡は必ずあります。

事前に連絡あると、予定がぽっかり空いてしまうことはありません。
(他にやりたいことはたくさんあります)

予約がなく、不特定多数の来場者を想定している場合、事前の予想が当たらなければ先のようなことが起こってしまいます。

不特定多数のお客様を対象とする事業であれば致し方ないところではあるのですが、ひとりビジネスで山を張ってしまうと、それが外れた場合、自分に大きな負担がかかります。

セミナー自主開催

セミナーであれば、先に会議室を抑えておいて、その会議室の収容可能人数の枠内で募集をかけます。

逆に、参加人数を先に想定し、その人数を収容できる会議室を見つけるのもアリです。

お申し込みゼロは普通にあるので、キャンセル料がかかる前にお申し込み期限を設けるやり方もありますが、私の場合、お申し込みが入ってから会議室を探すことが多いです。

やり方は色々ありますが、会議室の料金が費用倒れとならないよう工夫するのが大事です。

悩んだのが、参加者1名で費用負担をペイできないケースです。

セミナー参加費5,000円に対して、会議室料金が2,400円であれば、多少の利益は出ていますが、電車賃や自分の負担を考えると、そもそも、やるべきセミナーなのかという疑問が出てきます。

私はこれを、自分の段階に合わせて変えていきました。

  1. 経験を積むために実行した
  2. 参加費を値上げした
  3. カフェ開催にした

初期の頃は利益がでなくてもやっていました。

代わりに経験を積むことができたからです。

  • 人前で話す訓練
  • 備品の購入
  • 設備のセッティング
  • 話す内容を考えること
  • スライドづくり

これらはお金で買うことはできませんし、ある意味お金を払ってでも欲しい経験です。

その後、何度か経験して慣れてきたところで価格を上げました。

基本、少人数参加なので、通常のセミナーと違い、質問にはその都度答えるようにしているので、
その分の価値提供がプラスアルファとして出来ていると感じたからです。

そして、参加者が1名のときは、会議室を借りずにカフェで行うようになりました。

これも、「申し訳ないですが・・」とは言わずに、逆にマンツーマンになること自体に価値があることを伝えるようにしています。

マンツーマンだと複数人参加のときと比べて明らかに参加者の方の質問数は増えますし、何より表情が豊かになるのがわかります。

ここから、今は、

  • マンツーマンなら「個別コンサルティング」
  • 2名以上ならセミナー

というカタチで分けるようにしました。

今後も、そのときの状況に合わせて変えていくつもりです。

来てもらう

費用倒れになることは、お金だけでなく時間にも当てはまります。

急にキャンセルになると、準備の時間が無駄になりますし、お伺いする予定であれば、その時間がぽっかり空いてしまいます。

そのため、私は極力来てもらうようにしています。

来ていただけると、身支度にかける時間を短縮できますし、何より先方までお伺いする時間がなくて済みます。

お伺いするのであれば、それだけの報酬をいただけているのかを考えます。

前受けにする

やった仕事に対して、お金を回収できないこともあるでしょう。

要因の多くの、回収を後払いにしているからです。

従来からのお客様に対しては、月末締めの翌月末払いにしていますが、

  • セミナー
  • 個別相談
  • 新規のご依頼

であれば前受けをお願いしています。

これまで前受けをお願いして断られたことは一度もありません。

セミナーは準備なしで本番に望むことはありません。

PowerPointでスライドを作り、ビジュアルで理解していただけるよう準備します。

個別相談も同じくです。

個別相談のスライドづくりは、最低でも2,3時間、長いときであれば半日ほどかけています。

また、事前に相談内容をお聞きして調べます。

ご入金いただけていないのであれば、仕事をしなければいいだけのことであり。

前受けにすると、費用倒れになることはありません。

互いが「50:50」

とはいっても、時間やお金、何かしらこちらが先に負担したものを回収できないことは出てきます。

どれだけ事前に想定していてもミスは出てくるものなので、そういった時は次に同じ間違いをしないように心がけます。

後払いの入金が遅れた場合は、前払いにしていただくようお願いしています。

仕事をいただくから精神的に遠慮しなければならないということはありません。

お金を払う側とサービスを提供する側、お互いが50:50だと思うようにしています。

<編集後記>
2時30分起床後ルーティン
3時50分から7時まで仮眠
午前中、お客様の確定申告作業、請求書作成・送付
午後から、ブログ執筆


申告期限が1ヶ月伸びました。

頭ではこれまで通り、気を張り詰めて仕事に臨んでいるつもりなのですが、カラダの動きがいつもの7割程度になっています。

人間、限られた時間だからこそ、時間を大切にできるのだと再認識しています。

まっ、いつもが高速過ぎるので。

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