大きな事務所 or 小さな事務所? 選ぶのは「合格」できる環境<No 409>

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)あべのハルカス展望台から

 

 

無いものねだり

税理士として登録するには、
二年の実務経験が必要です。

たまに、この業界以外のかたから
「二年の経験が必要なんですよね?」
なんて聞かれることがあります。

そんなとき、
「二年なんて問題じゃない。それより試験に受からない」
とややトゲのある言葉が口から出そうになるのを、
喉あたりでオブラートに包みます。

でも、未経験の学生や一般企業で働く人にとっては、
この二年の経験は大事なことです。

  • 「時間」はあるけど「経験」はない
  • 「経験」はあるけど「時間」がない

誰にでも無い物ねだりはあります。

今、私にとっての無いものねだりは、
「大きい事務所での経験がない」
ことです。

 

 

あえて「大きい事務所」を選ばなかった

選ばなかった理由は、新卒で務めた営業職にあります。

営業時代は、20人程度の支店勤務でした。

営業は4班に分かれ、それぞれ3〜4名程度。

現場を持たない役職者は支店長以下3名。

これに事務員3名を合わせて総勢20名です。

普通といえば普通なんでしょうが、
まず「皆の言うことが違う」。

こっちに合わすとあっちが立たない。

今なら、適当に合わせているのでしょうが、
23歳当時の私はまだそんな術を身につけていません。

言われたことをただ真面目にこなしているので、
いい具合に「抜くこと」を知りませんでした。

そのとき思ったことは、
「信頼できる上司ひとりの下で働きたい」
でした。

 

選んだのは「税理士が来ない」寂れた事務所

営業職から経理職への転職を考え、

  • 簿記2級
  • 一太郎
  • Excel

と最低限のスキルを学びました。

当時は税理士の「ぜ」の字も頭にありません。

やりたかったのは簿記を使った仕事「経理」でした。

しかし、経理職を探すもなかなか見つからず、
ひょんなことから税理士事務所に採用してもらうことになりました。

  • 昔は繁盛していたと思わせる老朽化した自社ビル
  • 税理士不在で番頭が仕切る
  • 犬が放し飼い

など、ネタの数には困りません。

それでも、「信頼できる上司(番頭)」の下で、
「実務経験をつけるため」にそこで3年勤めました。

ただし、まだ税理士になろうとは思っていませんでした💦

 

環境を整える

今から思えば、「大きな事務所で働いていれば」と思うことはありますが、
当時は、「税理士になれるのかどうか」すらわかりません。

それでも、この道でやっていくことを決めてからは、
お金よりも勉強できる環境を求めました。

元々、営業での経験から小規模を好むようになり、
さらにここでの環境の選択がさらにその傾向を強くしました。

おかげで、長期間の受験生活も穏便に過ごすことができました。

仮に、大きな事務所にいたならば、周囲の外圧に耐えられていたか
どうかはわかりません。

そして、ドロップアウトしていたかもしれません。

 

 

「なること」が先決

結果、私は大きな事務所に勤めませんでしたが、
税理士になることはできました。

「大きな事務所で」なんてことも、今だから言えることです。

合格できるのなら、どんな職場でも構いません。
(もちろん、学生や専念でも)

「合格」できる環境を見つけましょう(^^)/

 

 

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<編集後記>
4時10分起床後、MIT
5時23分から、ルーティン
午前中、e-Taxで申告
午後から、ブログ執筆、兄の個別相談