利益を上げて、お金を残すためにやるべきこと。モノを買っても全部経費にはならない<No 758>
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利益を上げて、お金を残す
独立したら、仕事を受けて利益を出さなければ食べてはいけません。
この「利益」を出すためにやるべきことは、
- 売上を増やして
- 経費を減らすこと
- 顧客の数を増やす
- 単価を上げる
- 購入頻度を上げる
今日は、経費のことについてお伝えします。
モノを買っても、全部経費にはならない
昨日の記事で、「利益が出たら、必ず払わなければいけないのが『税金』です」と書きました。
書きながら、「必ずじゃないよな」と思いながらも。
理由は、それを書いてしまうと「伝わりにくい」と感じたからです。
(税理士試験のカッコ書きのように)
あえて、あれもこれも書かないことで、ネタを一本に絞ったわけですが。
そのあれもこれもの一つが決算前の節税です。
節税対策の一つとして「モノを買う」ということは確かにあります。
ただ、決算間際になって、慌ててモノをたくさん買ってもすべてが経費になるわけでありません。
個人であれ会社であれ、一つのモノでその年度の経費になる金額には限度があります。
白色であれば、10万円までのモノがその年の経費になります。
10万円以上のモノになると、いったん資産として計上し、
耐用年数に応じて計算した金額だけがその年度の経費になります。
残りの金額は、翌年以降の経費です。
青色であれば、30万円まで経費として認められます。
この計算のことを「減価償却」といいます。
減価償却ってなに?
例えば、会社で買った営業車。
そのクルマが会社の売上に貢献するのって、買ったその年だけじゃないですよね。
来年も再来年も会社の役に立ちますよね。
はい、ということで税法(国)はその1年で経費にするのではなく、
そのクルマの耐用年数(使える期間)にわたって経費にしてくださいよって言っています。
駆け込み経費はリスク
つまり、税金を安くするために、必要でもないものを決算間際に購入しても、
無駄遣いになる可能性があるわけです。
リアルタイムで数字を把握
こういった状況をさけるために、常に数字を把握しておくことをオススメします。
- 自社で数字を組む
- 外注する
- 税理士さんにお願いする
できる方だと月末で締めた数字を、翌月のアタマにはもう把握しています。
常に、数字を把握していると税金に振り回されることもありません。
事業は、「利益を上げて、お金を残して」はじめて継続できます。
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<編集後記>
4時30分起床後ルーティン
午前中、Instagram記事投稿、娘のためにコナンくんのタイピングソフトDL
午後から、ブログ執筆、娘と留守番しながらWordPressブログセミナーのスライド作成
お気づきの方もおられるかと思いますが、
新たにはじめた「利益を上げて、お金を残すためにやるべきこと」カテゴリーついて。
記事の難易度を落として、どなたにでも理解していただけるように書いています。
論点は絞って、あれもこれも書かないようにしていますので、
優秀な諸先輩方のツッコミはお控えいただきますよう宜しくお願い申し上げます。
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