仕事でプライベートを語るか否か?潤滑油としての雑談<No 1427>
<セミナー・コンサルティング情報>
)祖母とオンラインで雑談する娘
Contents
潤滑油としての雑談
仕事の最中、お客さまとプライベートについて話すかどうか。
私は話したいほうです。
雇われ時代でも、プライベートのことについては結構話していました。
事務所からの電話だと回りが聞いているので話せませんが、お客さまのところへ行ったときは、社長や経理担当のかたとは雑談していました。
プライベートについて相手に語ってもらい、自分のことも話します。
会ってすぐに本題に入ると味気ないので、潤滑油の役割として雑談を使っていました。
独立すると、この傾向がより強くなっています。
仕事でプライベートを語るか否か?雑談するとき
初対面の雑談
単発のご相談やセミナーだと、始める前、挨拶代わりに雑談します。
お申し込み時にいただく個人情報は、
- お名前
- メールアドレス
の2つのみ。
手軽さを優先しての配慮です。
その分、お客さまの情報がないので、どういったバックグラウンドがある人なのかわかりません。
- お住まい
- 参加・ご依頼いただいた経緯
- 過去から現在にかけてお客さまの情報
言葉のやり取りをすることで、参加してもらう方との距離を詰める意味合いがあります。
セミナーであれ、ご相談であれ、お客さまの情報を知っているのと、いないのとでは進め方に違いができてきます。
税理士のかたに試験のノウハウについてお話することはなくなりますし、独立後のかたに独立するまでにやっておいたほうがいいことは話さないからです。
逆に、経験がまったくないようだと、いつも以上に初歩の初歩から話すようにしています。
最初の段階で、キャッチボールを多めにしておくと、ボタンの掛け違いが少なく済みます。
こうした雑談を3分から5分、お客さまが求めている雰囲気であれば、流れに任せて10分程度することもあります。
本題に入ってからも一方的に話すのではなく、疑問があるときはすぐに質問できるようにしています。
そのために、セミナーは少人数開催です。
質問があるかないかで、満足度はおおよそ伝わってきます。
既存のお客さまとの雑談
セミナーや個別相談に限らず、既存のお客さまとも雑談はします。
雑談をしていると、本題からは見えてこなかったお客さまの想いが透けて見えることがあります。
本業以上に大きなお困りごとであっても、本題とは関係ないから遠慮されていることはよくあります。
それを仕事と同様にやるかどうかは別の話としても、そういったお悩みを聞くだけでも、何かしらのチカラになれているのかなと。
こうしたことを知っておけば、次にお会いするときに何かしら調べたことを提供することができます。
語ってもらえないとき
ただ、こちらが距離を埋めようとしても、相手のかたにそう思っていただけないと空振りに終わります。
このブログやHPからのご依頼だと、私の人となりが概ね伝わっているのですが、そうでないとほぼ伝わっていません。
伝わっていないと私に興味はなく、情報やノウハウだけを話すことになります。
もちろん、頼りにされているのはわかるのですが、「自分でなくてもいいのかな」とは感じます。
相手に対しての興味があれば、質問だけを矢継ぎ早にすることはないでしょうし。
私が逆の立場であれば、要所要所で笑顔や感謝を入れるようにしています。
面白いもので、対価が発生するとこうしたことはなく、対価が発生しないとときほど起こります。
これは、自分が(組織や仲介者から)対価をもらっても、相手が対価をはらっていないと起こります。
反応を見ながら、ほどほどに
雑談すべてに価値があるとは思っていません。
自分が客の場合、興味のないことについて話されると「ん?」となりますし。
- 相手の興味があること
- 本題に付随すること
であるかどうかは、気をつけるようにしています。
相手の反応と時間を見ながら、ほどほどにしておいたほうがいいかもしれないですね。
<編集後記>
2月21日月曜日
4時30分起床後ルーティン
お客さまの確定申告、税務ミーティングの準備。
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