税理士試験が終わったら。独立思考なら自分を磨く<No 1539>
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合格が確定するまで何をすべきか?
2022年の税理士試験が先週で終わりました。
受験生の方は、年に一度のこの試験に向かって集中してきたことでしょう。
趣味、家族との時間、自己研鑽といったやりたいことを我慢して。
燃え尽きて、今頃はゆっくりされているのではないでしょうか。
早い人であれば、来年の講座を申し込んでいるのかもしれませんね。
(私は海やバーベキューなどで多少なりとも息抜きしていました)
受験生の方は、引き続き試験なり大学院での勉強に集中するのが第一です。
一方、税理士試験が終わった方(終わる可能性がある方)は、合格が確定するまで何をすべきか。
仕事で集中して実務を覚えるのも一つでありますが、独立をお考えであれば、この時期から動いておきたいところです。
税理士試験が終わったら。独立思考なら自分を磨く
本を読む
私の場合、合格まで15年かかりました。
その間、実務と試験の知識は増えても、人としての成長度合いは緩やかになります。
実務は同じ仕事であれば毎年やることが決まっていますし、試験も不合格が続けば翌年も同じことの繰り返しですから。
そんな生活を15年も続けていると、「知識の吸収」に飢えます。
実務や試験に関する知識だけでなく、生きる上で必要なことをもっと知りたいと。
「じゃあ、読めばいいのでは」と言われても、受験生なら仕事以外の時間が税法理論の暗記で終わることはご承知のはず。
院を卒業した2016年3月、独立が視野に入ったところで読書習慣がスタートしました。
最初のうちは、数ある書籍の中から何を選んでいいのかわからず。
自分を成長させてくれそうな本ならなんでも読むようにしました。
どこでどんな本を選んだか。
自分がやりたいこと、知りたいことを、
- Amazonのランキング
- 大型書店
- 日経の広告
から選んで買っていました。
新しいことを始めるとき、コストパフォーマンスで最も優れているのが読書でしょう。
本を読んだだけで、ある程度のレベルのことはこなせるようになります。
1冊だと情報に偏りがあると危ういので、できれば3冊、保険で4冊読んでおけば、その分野の大事な8割程度は網羅できます。
次の受験予定がない方、年明けからスタート予定の方も、読書でモチベーションを上げておくのも良いでしょう。
転職する
税理士試験が終わり、勤務しているところで働き続ける選択肢もありますが、将来的に独立を視野に入れているのであれば、環境を変えてみるのも1つでしょう。
小さい事務所で働いているなら次は大きなところで、大きな事務所で働いているならその逆で。
オーソドックスな事務所であれば、次は相続や国際税務のような特化したところで働いてみるのも良いでしょう。
私は、資格取得と同時に独立しましたが、もう少し若ければ(20代や30代)転職していたかもしれません。
ブログを始める
結局、こういったことは自分がやって良かったと思うことを語るのですが。
そういったバイアスはあるにせよ、ブログを語らずしてこの記事は終われないなと。
ブログを書いている方は少数ですし、ブログを書いていなくても幸せな方はいくらでもいます。
それでも、ブログをはじめたことは、私の人生のなかで大きな影響力を持っています。
仮に、ブログを書いていなければ、今、どういった生活をしているか?
早起きと読書の習慣くらいは続いているかもしれませんが、
- セミナー自主開催
- コロナ前からオンライン対応
- YouTubeで話す
- フルマラソン完走
- トライアスロン51.5キロ完走
- カメラ(ミラーレス一眼)
あたりはおそらく実現していなかったでしょうね。
ブログを書いていると、毎日、自分と対話する時間が生まれます。
今の自分が、本当にやりたいことをやれているのか?
毎日、自問自答することで、本当にやりたいこと・やるべきことが見えてきます。
見えた結果が、「働いてばかりじゃいけない」という今の生き方に繋がっています。
これがブログの本質というか、ブログを続ける最大の効果でしょうね。
こういった思考の面で、ブログがやりたいことを後押ししてくれるだけでなく、ステップアップの役割もこなしてくれています。
セミナーも、YouTubeも、オンライン対応も、いきなり始めるのは難しいですが、ブログを書いていると、ITに関する知識の下地が出来上がっていきます。
普段からPCやネットに慣れ親しんでいることで、新たな挑戦への壁が確実に低くなります。
また、マラソンやトライアスロンのようなITとは無縁のことであっても、記事を書くためにネタを集めたり、知識を整理しているとそれが蓄積されていきます。
ブログはストックされるので、後からでも確認できるところがSNSに勝るところでしょう。
運動する
最後にカラダを動かす運動・スポーツについて。
運動せずとも幸せな人生は送れますが、人生100年時代、長生きできても健康でなければ楽しくありません。
60代、70代から人に頼るのではなく、80代や90代でも自分のことが自分できるようになっておく。
そのために運動は欠かせないでしょう。
マラソンやトライアスロンのような激しい運動でなくても構いません。
ウォーキングやジムで汗を流すだけでも、何もやらないよりは大きく違います。
私は2016年からジョギングを始めました。
2019年のハーフマラソン出場まで3年かかりましたが、レースに出たことがきっかけで、その後より活発に動くようになりました。
- 2019年 淀川ハーフマラソン 21キロ完走
- 2020年 大阪城トライアスロン完走
- 2021年 ロケットマラソン大阪 30キロ完走
- 2022年 OSAKAデュアスロンin万博 30.5キロ完走
- 2022年 淀川マラソン2022 30キロ完走
- 2022年 なにわ淀川マラソン 42.195キロ完走
- 2022年 宮崎トライアスロン 51.5キロ完走
特に、2021年10月からこの9ヶ月足らずで5つのレースに出場しています。
2022年は、この後もさらに4つのレースにエントリーしています。
今、週5から週6でトレーニングしていますが、これができるのはレースという目標があるからに他なりません。
レースがなければ、この暑いなか、
- 月曜日 スイム1500m
- 火曜日 ジムでトレーニング&ラン5km(今日は7km)
- 水曜日 スイム1500m
- 木曜日 休み
- 金曜日 ジムでトレーニング&ラン5km
- 土曜日 スイム or バイク練 or 休み
- 日曜日 ヒルクライム(激坂)含むバイク練70km超
はやらないでしょうから。
運動を続けるコツは、目標を立てること。
最初はレースでなくても構いません。
月に〇〇km走るでも。
私の場合、曜日を決めてから完全に定着しました。
習慣にしたいなら、曜日を決めるのはオススメです。
何か一つはじめてみる
税理士になったその後も、そのまま働き続けるという選択肢はありますが。
(勤務していたら)今のようなスタイルにはならなかったでしょう。
勤務であれ、独立であれ、税理士になった後も人生は続きます。
その後の人生を充実される意味でも、何か一つはじめてみてはいかがでしょうか。
<編集後記>
8月8日月曜日
6時00分起床後ルーティン
お客さまの半期決算、インテルチップMacBook Airの下取り集荷。
午後、ブログ更新、プールでスイム1500m。
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