独立するなら自分の仕事がAIにできるか・できないかは知っておく＜No 1706＞

）ChatGPTによる回答

AIでなくなる仕事・なくならない仕事

AIに仕事が奪わると言われて久しいですが、身の回りで実感する機会はそれほどありません。

新聞代を集金から銀行引き落としに代えて、集金のおばさんが来なくなりましたが、AI以前の問題かと。

AIでなくなると言われているのは、中間層の仕事。

難易度が高い仕事が残るのはわかるとしても、なぜ簡易な仕事が残るのか？

簡易な仕事の報酬 ＜ AIへの投資額

AIにかける投資額よりも簡易な仕事の報酬が低ければ、その仕事がなくなることはありません。

では、難易度が高い仕事なら絶対安心かというとゼロとは言えず。

「自分は大丈夫」と安心していたら、根こそぎAIに持ってかれるリスクはあります。

指をくわえて待っているのでなく、改善策を見つける努力はしておきたいものです。

すぐに見つかるものではないので、とりあえず仮想敵（AI）が何であるのかを知っておきましょう。

独立するなら自分の仕事がAIにできるか・できないかは知っておく

AIにできること

ChatGPTやAIコパイロットを導入してから、 Google検索と並行して使っています。

有料版 ChatGPT PlusのGPT-4にブログを書いてもらった＜No 1691＞

AIで税理士がなくなるのか？ChatGPT PlusのGPT-4で税金の計算を聞いてみた＜No 1692＞

昨日は、カメラのレンズ探しをChatGPTに手伝ってもらいました。

事前に調べて、欲しいレンズは頭のなかに２つあります。

ChatGPTのサイトにログインし、GPT-4で次の質問を投げかけてみました。

FUJIFILMの望遠レンズを探しています。10万円以下で、近くの人物も遠くの人物も撮れるレンズを教えて

すると、次の回答をくれました。

）ChatGPT GPT-4による回答

ドンピシャ。

この２つ、私の頭のなかにあった２つのレンズです。

AIが、数あるレンズのなかで当てたことに正直驚きました。

）X mount Lenz Roadmap

AIにできないこと

ただ、質問したのは私であって、AIが勝手に導いてくれたわけではありません。

私の手持ちのレンズは標準レンズと単焦点レンズのみ。

遠くのモノを大きく撮れるレンズはありません。

自分に必要なのが望遠レンズであると知ることがまず一つ。

望遠レンズが遠くのモノだけを撮るのでなく、近くモノも撮れることを知るのが２つめ。

最後に、自分の予算は自分にしかわかりません。

予算内でも自分の希望に合ったレンズがあることを知ること。

メーカーのパンフレットを見たり、中古サイトの販売価格を見て吟味しました。

そして、答え合わせとしてAIに審議してもらったわけです。

• 自分に必要なのは望遠レンズであること
• 望遠レンズの機能を知ること
• 価格の当たりをつけること

これら３つの質問をAIにしたら回答はできるでしょうが、質問そのものをつくることはAIにはできません。

こうした質問をつくること、問いかけることを仕事として提供していれば、今すぐAIにとられることはないのでしょう。

ヨドバシカメラの店員さんのような、こちらのニーズを引き出してくれる人、問いかけてくれる人は貴重な存在です。

逆に、聞いたことしか答えてくれないと、AIにその仕事が奪われてしまう可能性はあります。

自身が提供しているコンサルティングで、「こちらが気づかなったことについても聞いてくれて、対応してくれた」といったお客さまの声があると嬉しいものです。

Microsoftが提供しているAIコパイロットだと回答を示した後に、さらなる質問の例を提示する機能があります。

対話AI、Microsoft bingのAIコパイロットはChatGPTを脅かすのか？＜No 1693＞

まだ、一般的な内容ですが、核心を突くようになると、より人間に近づいてくるのかなとは思います。

AIにできないことを磨く

これから独立するのであれば、AIにできること・できないことをわかっておくのは大事なこと。

AIにできることはAIにお願いして、AIにできないことを磨いておきたいものです。

＜編集後記＞
4月14日 金曜日
5時30分起床、メルマガ更新、You Tube編集・アップ、ラン4.5km・スイム1100m・ラン4.5km。
午後からブログ更新。

4月15日 土曜日
7時起床、メルマガ更新、メール相談回答、映画「Search」鑑賞。

4月16日 日曜日
6時起床、メルマガ更新、望遠レンズ研究、ブログメニュー改善。