タダで欲しいへの対応。「有料がいい」人に届けるための発信＜No 1813＞

独立した税理士のかたであれば、「ちょっと教えて欲しい」と言われたことはあるでしょう。

税理士に限らず、士業や知識提供を仕事にされているかたであれば。

そうした人に対して、気軽に答えるかどうか？

自身、独立したての頃は、高めのバリア張ってました。

やったのは、そうした人がいないところへ行くこと。

リアルの付き合いもそうですし、新たにはじめたネットもそうでした。

独立している人だと、相手の仕事に対してある程度のリスペクトをしてくれます。

ネットも仕事に繋がらない問い合わせでなく、直接ご依頼に繋がる仕組みをつくったことでストレスなくやれています。

タダで欲しいへの対応

独立して、「教えて欲しい」と言われたらどう対応するか？

今、思うのは、こうした接点を無理矢理仕事に持っていこうとするのではなく、「気軽に聞いてくる人はタダで欲しい人」と割り切ること。

そのほうが、互いにストレスがありません。

変に、「無料相談はやってません」と言ったところで悪い空気になるだけだから。

それでも付き合いたいと思う人であればそのままで、そうでなければ次の機会を作らなければいいわけです。

そういう意味でいうと、最初の聞かれ方は大事だなと。

なんとなく、仕事に繋がるかどうかは雰囲気でわかります。

そこで前のめりになっても自分がしんどくなるだけです。

ネットの入口

ブログやHPのような自分サイトだと、気軽に聞いてくる人に対応していたら消耗します。

そうならないためにも、「無料相談はしない」と掲げていたほうがいいでしょう。

巷に無料でできる相談はたくさんあるわけで。

行政やそうしたところで対応してもらえばいいわけです。

もちろん、自身が無料で受けた上で、有料へと移っていただくという戦略もありでしょう。

大事なのは互いに疲弊しないこと。

お客さまが、「無料だと思ったのに有料だった」ということは避けたいですし。

そうならないためにも、どこから有料になるのかはっきりしておきたいもの。

無料をやってなければ最初から有料だけなのではっきりしてわかりやすいです。

とはいえ、無料で何も提供していないかというとそういうわけではありません。

無料の発信

本来有料のモノを無料で提供すると疲弊します。

そうならないために、最初から無料と決めていたら提供する側は疲弊しません。

• HP
• ブログ
• YouTube
• SNS

YouTubeをやってわかったのは、ブログやHPとは利用する層が違うこと。

ブログやHPはテキスト（文字）ですが、YouTubeは動画。異なる媒体です。

テキストは文字を自分で読む作業が必要ですが、YouTubeはながらでもできます。

この差は大きく、テキストで情報を取りに行くのはより熱心な人ので、ブログやHPからのほうが仕事に繋がりやすいということ。

とはいえ、YouTubeから有料サービスへの提供へ繋げている人はたくさんいるので、そこは有料へ繋げられるかどうかは腕の見せ所でしょう。

ひとつ言えるのは、テキスト媒体よりも仕事に繋げるのは難しいこと。

自身、割合でいっても、圧倒的にテキスト媒体のからのご依頼のほうが多いので。

あえてYouTubeをやるならコアなところを攻めるのがポイントかと。

やってる人がいない、あるいは少ないものをやるのがセオリーですが、それは難しいもの。

であれば、やっている人が多いことでも、切り口・見せ方を変えることで違いをつくることができます。

あとは、続けることが大事でしょうね。
（一つずつ、また復活していこうかなと。発信のいいところは、こうしたことに気づけるところ）

有料でも欲しい人に発信がきちんと届いているかどうか。

当たらないサービスは手を加えるなり切り替えたほうがいいでしょう。
（これもやらねば）

質を高めるのは簡単ではありません。

最初から質を求めるのではなく、量をこなしているうちに質が高まっていくのが理想でしょう。

タダで欲しい人への対応にからめて、無料と有料の線引についてお伝えしました。

今、ネットには情報が溢れています。

そのなかで、タダとは違う質をどれだけ出せるかどうか。

私もまだまだなので精進していきます。

＜編集後記＞
3月1日 金曜日
5時半起床
e-Tax送信と資料の整理、次の確定申告をがっつりと、月初自分の決算とキャッシュフローも。
午後からブログ更新、皆生トライアスロンのエントリー（抽選）。

最後に40km走ります。

3月2日 土曜日
5時半起床
バイク練　71.05km。
午後から娘と実家へ遊びに。

3月3日 日曜日
4時半起床
能勢妙見山パワートレイルラン（18km）にエントリー、東京マラソン録画で視聴。
午後からラン・ハーフ（21km）走ってから、家族と両親で「はま寿司」へ、ドラゴンボール20巻。

娘が、毎月の小遣い500円でドラゴンボールを一冊ずつ、私と折半（娘は200円負担）で買っています。

毎回、「やばい、やばい」とため息つきながら読んでいます。
20巻は、ベジータとの戦いが終わったところです。