備えあれば憂いなし。商売を始める前にやっておくこと＜No 146＞

愛車のお祓いができる

納車後に気になっていたけど、やれていなかったことがあります。

車のお祓いです。

成田山不動尊は、大阪市内の自宅から30分ほどで行ける距離にあります。

車の所有は初めてのことなので、車のお祓いも初めての経験です。

これまでも、人の車に乗るとたいてい成田山の交通安全お守りが備わっていましたが、詳細を知ることはありませんでした。

今回、愛車のお祓いをしてもらうために、現地に向かいました。

院内には、本堂とは別に、車のお祓いのための「祈祷殿」があります。

この祈祷殿の前に愛車を置いてお祓いをしてもらうのですが、一度に駐車できる数が100台とのこと。

私が行った日は幸い、最前列に10台以下の車で空いていました。

このお祓い、正式には「お車交通安全祈祷」というようです。

祈祷は、毎時間、20分と50分に２回づつ行われます。

まず、祈祷殿にて受付を済ませます。予約は出来ません。

料金は、

• ３千円
• ５千円
• ７千円
• １万円

私が受付を済ませると同時に、祈祷殿での「ご祈祷」が始まりました。

15分ほどの間で、お経とそれぞれドライバーの名前が呼ばれます。

結果、料金の違いはお守りの大きさだけのようでした。

休日の朝から一つやるべきことを終えることが出来ました。

事業を始めるにあたってやっておくべきこと

車のお祓いと同様に、事業にも事前にやっておくべきことがあります。

価格を決めておく

商売をするうえで、HP（ホームページ）を備えている会社は多くなりましたが、税理士業界については、まだまだ少数派です。

その少数派の中でも、すべての方が料金体系を表示しているわけではありません。

私は何かの縁で自分を選んでもらったときのミスマッチをなくすために、料金体系を表示することにしました。

仕事の話が舞い込んでも、いざ料金の話になると合わないケースも当然出てくることでしょう。

ましてや、知り合いや紹介となると断りづらく、相手の言い値で受けてしまうこともあり得ます。

私はそんな自分への戒めのためにも、料金を事前に決めておきました。

また、値切りを受けるかどうかも同様です。

「ちょっと教えて欲しい」を受けるかどうか

税理士に限らず士業の方にとっても、「ちょっと教えて欲しい」は頻繁に言われるフレーズでしょう。

この「ちょっと教えて欲しい」にも、事前に準備しておきます。

私は、

• 日頃のお付き合いがあるかどうか
• これまでに、お世話になった方かどうか
• 尋ね方にリスペクトがあるかどうか

を基準にしています。

これらが備わっている方については、相談に乗ることにしています。

仮に断った場合に、縁がなくなったとしても、それまでのお付き合いであったのだと割り切ることにしています。

保険に入る

税理士は、多種多様な税金をひとりで取扱います。

そこにリスクはつきものです。

私はリスクを低減するために、

• 出来ないことは受けない
• リスクがあることは事前に通知する
• チェック機能を複数持つ

ことにしています。

それでも、リスクをゼロにすることはできません。

そこで、「税理士職業賠償責任保険」に加入しています。

万が一にも、お客様に不利益があってはいけません。

事前に出来ることは可能な限り行います。

備えがあっても足りないこともある

私は開業の半年前からこのブログを始めました。

目標に対して出来たことは、

• 平日毎日更新を継続
• それなりに見てもらえる方が増えた
• ブログをステップアップにHPを自分で作成

などが挙げられます。

これに対して、出来ていないことも多々あります。

理想通りにいくものもあれば、理想通りにいかないものもあります。

理想通りにいかないものがあるからこそ、「またやってやろう」という気になれます。

備えは必要ですが、トライ＆エラーで走りながら考えることも大切です。