Road to IRONMAN JAPAN 2024。レースレポート・T2〜ランFINISH<No 1854>
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Road to IRONMAN JAPAN 2024
9月15日に出場したIRONMAN JAPAN。
前回は、T1からバイクFINISHまでお伝えしました。
今日は、T2からランFINISHまでお伝えします。
(できるはず)
レースレポート・T2〜ランFINISH
T2 16:38
長い、本当に長いバイク180kmが終わり、T2のある木古内の小学校?へ入っていき、バイクラックにバイクをかけます。
ショートやミドルのレースみたいに急いで走っている人はいませんが、だからといってぐったり休んでいる人もいません。
そこは、ショートやミドルを乗り越えてきたツワモノばかりなのでしょう。
ロング挑戦前の自分からしたら、ロングなんて恐れ多く感じていましたが、実際にその場に立つと意外と普通です。
T1と同じく、バイクラックとランギアバッグは別のところにあるので、バイクをラックにかけてからランギアバッグをとって更衣室で着替えます。
ギアバッグのところで着替えても問題ありませんが、肌見せはIRONMANのルール上だめなので、更衣室で着替えました。
着替えずにシューズ換えや補給食の詰め替えだけなら、更衣室のそばにあるベンチに座って整えることもできます。
私も最初はこのベンチ座って靴下を脱いだのですが、上も下も脱ぐのに気づいてからテントのなかに入りました。
アームカバーはそのままで、結局、スタートからゴールまでずっとつけてました。
スイム後とランの日が暮れて冷えてきてからは暖かくて、汗冷えすることはありませんでした。
- T2 16:38
皆生のとき同様、いったん全部脱いでから着ているので、ウェット脱ぐT1とほとんど変わらずです。
乾いたウェアに着替え、午後3時12分にランスタートとなりました。
スタート直後
どこからランがスタートしたのかわからないで、横を走っているに聞いていたら、スタート時に応援に来てくれていた従兄弟夫妻が、T2にも来てくれていました。
スイムスタートが6:30なので、8時間半くらい経っているわけで、自分のためにほんと有り難い話です。
嬉しい気持ちをどう表現していいかわからず、とりあえず、「ありがとう!」と叫んでいました。
その余韻に浸っていたら、その先には、朝ランで出会ったHansonご夫妻がいらっしゃったので、グータッチ。
その横に、さきほどの従兄弟の奥さまが先回りしてくれていたのでグータッチ。
さらに、その横に、宿でご一緒した函館のトライアスロンチームでボランティアのかたがいたのでグータッチ。
遠いところにひとりで来ても、自分から行動すれば、いろんな人達と触れ合うことができるんだなと。
最高のメンタルでのランスタートとなりました。
ペース
午後3時、まだ陽が高く、厚くもなく、寒くもなく、最高のIRONMAN日和です。
予想タイムは、フルベスト3:48+1hの4:50前後。
6:30/hペースで走れば、これに近いタイムでゴールできますが、皆生のランの後半は7分/h(信号待ちあり)近かったので、どうなるのか?
長丁場ですし8時間以上動いてからのフルなので、時計は見ずに、カラダの声を伺いながら走ることにしました。
エイド
エイドは1.5kmから2.5km間隔で設置されています。
スタート直後に仮設トイレ行こうとしたら5人ほど並んでいたので、スタートしてからエイドでいこうと考えていたのですが、1つめのエイドも5人ほど並んでいたのスルー。
ずっと混んでいたら嫌だなと考えながら、2つめのエイドで待ち時間なしで利用できました。
エイドで用意されているのは以下のもの。
- 水
- アクエリアス
- コーラ
- アミノバイタル
- バナナ
- じゃがりこ
IRONMANのランあたりになると胃がやられてくるので、このあと42kmを走り切るエネルギーをどうやって摂り続けられるかが、歩かずにゴールできるかどうかのポイント。
バナナは一本丸ごと置いたあるのですが、半分くらい食べると戻しそうになるので、半分だけ2度いただきました。
皆生だと半分に切ってくれていたので食べやすかったです。
(さすが、トライアスロン発祥の地)
じゃがりこも、最初のエイドでは、1パック丸ごと置いてあって、一度手にとって走りかけたのですが、1つは多いんで戻って返しました。
その後、2つ目以降のエイドでは、じゃがりこの蓋を半分あけた状態にしてくれていたので、4、5本つまんで走りながら食べることができました。
補給食
エイドの補給食は別に、自分は次の補給食を準備しました。
- ミニドーナツ(無印良品)×4
- アミノサウルス グレー カフェインなし×1
- アミノサウルス 白 カフェインあり×1
フルマラソンだと、ジェル4つ持って走るのですが、アミノバイタルがあるのを知っていたので、在庫の2つだけ持って走ることにしました。
ミニドーナツは完食、アミノサウルスは吐きそうになりがらも、「食べなきゃ、(ハンガーノックで)止まる」と思い、1つを3回くらいにわけて無理やり押し込みました。
皆生だと30kmすぎたあたりからコーラしか受付なくなったのですが、IRONMANはハーフ過ぎたくらいからコーラさえ受け付けなくなり焦りました。
「大丈夫かいな」と。
エイドで水を飲みながら、2つめのアミノサウルス(エイドのアミノバイタルかも?)を後半必死に喉にいれたのは覚えています。
景色
バイク同様に、山側の反対は、ところところで海を見ながら走ることができました。
(だったはず)
18時前後、キレイな夕日が周囲の山々をオレンジ色に照らしながら沈んでいくのがわかったので、その光景を見ながら走っていたら、ボランティアのかたが、「夕日、キレイですよね」と声をかけてくれてました。
周囲を走っている人同様、私も黙々と地面や前方見ながら走っていたのですが、キレイな夕日を見たら得した気分になり、それが走るパワーになりました。
感情の起伏
皆生は、今どこを走っているのかわかるので、時系列での感情を覚えているのですが、IRONMANは距離はわかれど自分がどこなのかわからないので、どの時点でどんな感情だったのか、あまり覚えていません。
それでも、周囲の人より確実に走られているのはわかっていたので、それが自信になり、不安になることはありませんでした。
やはり、皆生の完走が成功体験として自信になっていたのでしょう。
日没
函館の日没は17:50前後だったはず。
18時すぎると一気に暗くなります。
事前に、ヘッドライト持参を推奨されていたので、私も独身時代に富士登山で買ったヘッドライトを持参していました。
ただ、事前に装着していなかったので、バンドがのびのびになっており、走りながらバンドを調整してました。
ライトはついていましたが、周囲の人のライトに比べると明かりは弱かったです。
トレラン用に新調せねば。
30km過ぎ
30kmを過ぎたあたりから、周囲の人はほとんど歩くようになりました。
スタート以降、6:30/h〜6:50/hくらいで来ていたので、すべての人を抜いていくことになります。
歩いているので、ジョグでもどんどん抜いていけます。
フルでもそうですが、30km過ぎるとエネルギーが枯渇して歩く人が多くなりますが、そのときにどれだけ走り続けることができるのか?
そのためにも、補給を怠ってはいけません。
- 固形物
- ジェル
- ゼリー
どれが一番自分に合っているのか知るのは大事ですし、最悪、補給がだめならコーラだけでも走ることはできます。
喉を通らなくなる前に食べておくのも作戦の1つ。
IRONMANの補給は、4つ目の種目といってもいいでしょう。
ゴール前
40kmを過ぎたあたりから、ゴール写真を意識するようになりました。
エントリー時にIRONMANのオフィシャル写真を頼んでいたので。
ゴール時、自分の前後に人がいると写真で被ってしまいます。
海外のIRONMANだと、ゴール前の写真渋滞があったとか、なかったとか。
そんな話を目にしていたので、比較的、人がいないところでゴールしようと思ったのですが、前の人を抜いても抜いても、結構近い間隔で人がいます。
高速道路の追い抜き車線で抜いたとき、どこで走行車線に戻るか考えるのと同じような感じですね。
結局、残り2kmは、5分台/hで走っています。
ゴール近くになると沿道の声援で元気になったのか、それまで歩いていた人達が走り出すので、さらに隙間を探すのが難しくなりました。
ペースアップで後ろとの距離を結構あけたつもりなのですが、後ろからついてくる足跡が聞こえてきます。
抜くなら抜いてくれていいのですが、少し後ろを同じくらいのペースで走っているご様子。
それでも、せっかくのIRONMANですから、最後のレッドカーペットは、自分だけのドラマ。
ゆっくりとゴールしました。
記録
記録は、以下のとおり。
- スイム 1:38:37
- バイク 6:24:24
- ラン 4:41:56
- トータル 13:16:04
T2が1231位/1311人で遅すぎですが、これもランで快走するために必要なこと。
ランスタートで875位だったのが、最後は426位になっているので、449人は抜いてきたことになるのかなと。
)OFFICIAL FINISHER(漢字表記でエントリーしたからか、氏名が表示されず)
- 全体(三種目) 509位/1311人 上位38%
- エイジ(三種目) 91位/249人 上位36%
- ラン・全体 426位/1311人 上位32%
- ラン・エイジ 74位/249人 上位29%
)IRONMAN Tracker アプリからダウンロード(順位とタイムがオフィシャルと微妙に違います)
フルマラソンでもトライアスロンでも、いつも上位3割を目指しているので、エイジ36%は悪くはありません。
ランは特に石橋叩いて抑え気味にいったので、まだやれた感は残っています。
怪我なく無事にゴールできただけで御の字と考えたほうがいいのかも。
最強のスポーツ
IRONMAN JAPANのT2からランFINISHまでお伝えしました。
終わってからも思うのですが、IRONMANはゴールするのも大変ですが、それ以上にスタート地点に立つまでが大変です。
そのあと、ゴールしてから自宅に帰ってくるのも。
時間もお金も思考も使うという意味では、最強のスポーツなんじゃないかなと。
<編集後記>
9月26日 木曜日
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