大阪城トライアスロンでお濠を泳ぐ。お濠怖い病からの明るい兆し<No 1581>
<セミナー・コンサルティング情報>
)私と思しき泳者
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緑色がスタンダード。お濠のスイム
10月9日の日曜日に出場した大阪城トライアスロン。
前回は、当日朝にパンクしたところから試泳前までお伝えしました。
大阪城トライアスロンでお濠を泳ぐ。レース当日まさかのパンク<No 1580>
今日は、試泳から。
お濠の水質悪化で、やらないもんだと思っていたスイム。
当日になっても、キャンセルになるんじゃないかと。
結局、ウエットスーツを着替えるとこまできたので、どうやらスイムは開催されるようです。
お濠怖い病からの明るい兆し
お濠怖い病
ウエットスーツを装着し、手にはスイムキャップとゴーグル(予備も)だけでお濠のほうへ向かいました。
お濠のほうへ向っても、まだ人だかりは見えず。
スタート地点のほうへ行くと、ウエットスーツを着込んだ一団が見えてきました。
大阪城のレース、動きづらい理由は、周囲の動きが見えないこと。
木々で覆われているので、参加者のマジョリティが何をしているのかがわかりずらいのです。
ウエットスーツを着込んだ一団が、どこからでも見えるところにいたなら、遅れている人も、そこに合わせて準備ができるのですが。
大阪城はそれができないので、スケジュールを頭に入れておかなければいけません。
先にスタートした大阪オープンの男子選手はすでにゴールした模様。
そんなアナウンスを聞きながら、男子スタンダード(49歳以下)の試泳が始まります。
大阪城といえば、横一列のスタートをイメージしていたのですが、これはエリート選手のみ。
エイジグループ(一般)は、いわゆるドボンスタート。
ひと二人が歩いていける足場を降りて、水に浸かって数メートル進むといきなり足場を失います。
これびっくりです。
誰も教えてくれません。
気温は19℃、水温は22℃くらいだったかと。
気温は、宮崎(6月開催)や村上(9月開催)よりも断然寒いにもかかわらず、
水温はそれほど変わりません。
宮崎や村上だと海水が冷たく感じましたが、お濠はそれほど冷たく感じませんでした。
気温と水温に差がなかったからでしょう。
肝心の水質ですが。
これも、海で行われた宮崎や村上でも、前日までの雨の影響で視界が悪かったので、
それとほとんど変わりませんでした。
お濠だから波がなくて泳ぎやすいはずなのですが。
OWS(海のスイム)であった「海怖い病」と同じような感覚になりました。
- 足がつかない
- すぐに水から上れない
状態だと、海もお濠も同じなんでしょうね。
立ち泳ぎしていると、いつまで経っても濠怖い病は克服できません。
思い切って遠くのボートに乗った審判員のところまで行くと、少し自信が湧いてきたのか、
濠怖い病が落ち着いてきました。
そこから、スタート地点へ戻ったところで、なんとかスタートできる気持ちになりました。
震えた試泳後
試泳から上がるとシャワーがあってそこを通るのですが、なんでシャワーがあるのかわかりませんでした。
カラダについたお濠の水を洗うためだったのは、自宅に帰って妻から聞いて気づきました。
その後、スタートまで15分くらいあったでしょうか。
そのあいだに、計測バンドを足にはめて、スタートを待ちます。
そのスタートまでが寒くて震えていました。
私のウエットスーツは長袖タイプで、肩が出たノースリーブタイプより温かいはずなのですが。
屈強なトライアスリートと違って、脂肪が少なく細いからでしょうね。
スイムスタート
9時20分、いよいよスタートです。
前方から3人ずつのローリングスタート。
坂になった足場をゆっくり歩いたあとのドボン。
わかっていてもびっくりします。
スイムは1周750mを2周する1,500m。
直線距離は、375m。
村上の半分。
まあまあ、余裕かなと思っていましたが、ところがどっこい、全然余裕はありません。
宮崎、村上と同じく、最初の直線が終わるまで海怖い病(今回はお濠)はなくなりませんでした。
さらに、今回、大阪城と自分がミスマッチだったのは、コースロープがなかったこと。
宮崎、村上では、自分の右側にあるコースロープを頼りに、平行して泳ぐことでコースアウトを防ぐことができたのですが。
コースロープのない大阪城だと、右へ傾く(流される)クセがあるのか、右側へそれていったのです。
左側には私と同じように進む人が泳いでいて、右側には折返しの人が泳いでいます。
その間、20mくらいのあいだまでそれていました。
それていることに気づいて軌道修正、そしてまた、それていることに気づいて軌道修正。
波がないにもかかわらず、結構なコースミスです。
海でルックアップ(前方を確認)するのがキツく、平泳ぎで確認するとタイムロスになるので、
コースロープで軌道修正できたのですが。
お濠にコースロープはなく、かつ、それに代わる術を用意していませんでした。
というより、波がないお濠で、ここまで自分がそれることを想定しておらず。
まぁ、今回、お濠ははじめてなので、致し方ないかなと。
「右へそれるは」「ブイはまったく見えないは」で、ここでプールでいつもある嗚咽(おそらく、強い塩素が原因かと)があったら嫌だなと考えましたが、それはなく。
(宮崎、村上でもなかったので強い塩素でしょうね)
なんとか最初の第2ブイまでたどり着きました。
長かった。
そこからすぐ隣にある第3ブイを越えてから、スタート地点の第1ブイに戻ってきます。
第3ブイを越えたあたりから、心拍が落ち着いてような感覚がありました。
平泳ぎや立ち泳ぎしちゃうと落ち着かないので、いつもプールで泳いでいる自分をイメージしながら泳ぐと楽に泳げるように。
苦手なヘッドアップを多少入れるとコースアウトが少しずつマシになりました。
1周めの帰りも長く感じましたが、なんとかスタート地点に戻ってきます。
同じ2周回の宮崎だといったん陸に上がってひと息つくことができたのですが、
大阪城はありません。
第1ブイを泳いで回るだけ。
そこから2周めが始まります。
やっぱり、プールをイメージしながら最大心拍の6割7割くらいが一番ラクに泳げるようで。
8割9割だとスピードは出ますが、溺れてリタイアする怖さがあるので出しません。
私の場合、タイムよりもゴールに重きを置いているので。
ゴールした上で、結果的に、自己ベストが出れば「良かったな」というようなスタンスでやっています。
タイムを気にしすぎると、人と比べて疲れてしまうので。
そんなことを考えながら泳ぐ2周めも、楽には泳げるようになったのですが、相変わらずのコースアウト。
海でのブイは遠かったけど、お濠のブイも結構遠く感じましたね。
2周めを折り返して時計を見ると、4分の3終わった時点で(おそらく)26分台でした。
大阪城のスイムリミットは45分。
宮崎、村上は60分でしたので、15分も早いのです。
これもレースが終わってから気づいたのですが、45分の足切りがあるので、自分と同じくらい・それより遅い人たちが参加をためらったのでしょうね。
その影響で、宮崎や村上に比べると、自分の位置が明らかに全体の真ん中より後方でした。
更に、大阪城のスタンダードは、
- 1部 男子49歳以下
- 2部 女子・男子50歳以上
と2部構成。
そうです。
私が参加した1部は、自分(49歳)が最年長のポジション。
そりゃ、後ろのほうになるわなと。
これを克服するには、周囲を気にせずに、ゴールだけを考えること。
2周めのブイを回ってから、最後の直線がこれまた遠かった。
結構、クロールを続けて泳ぐもブイは大きくならずに小さいまま。
右にそれては修正し、右にそれては修正の繰り返し。
それでも、なんとかスイムフィニッシュ。
時計を見ると、37分20秒。
- 宮崎で39分18秒
- 村上で37分44秒
正式タイムは、37分18秒とこれまでの最速。
あれだけコースアウトして37秒台だと悪くはありません。
ヘッドアップができるだけで2、3分は速くなりそうな予感。
むしろ、伸びしろあり過ぎです。
次回はバイクパートから
今日は、試泳以降のすべてを書こうと試みましたが。
またしても、スイムパートのみで完結。
次回は、バイクパートからになります。
<編集後記>
10月11日火曜日
4時30分起床後ルーティーン
メルマガ執筆(当日分)、妻とヘアサロンまで地下鉄で。
午後からブログ更新、ウエットスーツ洗浄。
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