自分より「できる人」との接し方と次への伝承＜No 1707＞

）自分よりできる妻の料理

できる人とだけ接するのが良しなのか？

人が、1人で生きていくことは難しいもの。

人と接して人から影響を受けることで、目的を達成する可能性は高まります。

そう考えると、誰と接するかは大事なこと。

自身の人生を左右するとも言えるでしょう。

接すると言っても、実際に会ったりオンラインで話したりだけでなく、本やブログやSNSからその人の生き方を学ぶことはできます。

ここで一つの疑問が湧いてきます。

できる人とだけ接することが自分にとっていいのか？

確かにできる人と接することで、その人から学べるというメリットはありますが。

場合によっては、デメリットもあると考えています。

自分より「できる人」との接し方と次への伝承

メリット

できる人は、自分がやりたいことをすでにやっている人。

また、「やりたいな」思わせてくれる人。

その人の生き方・働き方を学び、自分に取り入れることでその人に近づく、あるいは自分が設定したゴールに進むことができます。

その人の成功した話しだけじゃなく失敗した話しを聞くことで、自身の失敗の数を減らすこともできます。

こうしたこと、幼少時から上手くやれる人はいらっしゃるのでしょうが。

私は無理でした。

いつも、自分でなんとかしようとして、結果、後ろの人にかわされて行く。

考え方が大きく変わったのは独立してからです。

食べていかなきゃいけないのできれい事は言ってられません。

本やブログを読んだり、セミナーに出たり、SNSでフォローしたり。

おかげで自分が求める生き方・働き方を見つけることができました。

一方、できる人と接することによるデメリットもあります。

デメリット

できる人を追いかけていると、自分との隔たりを考えてしまうことがあります。

そこに向かってキャッチアップしようとポジティブな気持ちであればいいですが。

そのあたりが辛く感じてしまうこともあるでしょう。

ただ、同じできる人でも、接していて辛くなる人とそうでない人がいることに気づきました。

原因は数字かなと。

自分とできる人との隔たりは周知の事実で、誰にでもわかっていること。

これが実際に、数字をつきつけられて、目に見えるようになると辛くなるのです。

こうしたこと、本やメディアで見かけた、自分と直接関係のない人だと何も感じることはありません。

できる人との接し方

その人から学ぼうとしている時点ですでに、その人をリスペクトしているはず。

そこから、その人に追いつこうとしたときに、数字を見せられると苦しくなります。

• 「売上〇〇しかない」
• 「お客さまの数がやっと〇〇」
• ブログPV・You Tube登録・SNSのフォロワー数

ときどき、自分もごっちゃになるときがあるのですが、最初は自分のゴールがあって、そこに辿り着くためにできる人から学んだはず。

なのに、いつの間にか、その人に追いつこうとしていること。

追いついた先に自分のゴールを設定するよりも、少しズラしたほうが疲れないでしょう。

そのために、

• 常時、見る・接するのではなく、学びたい目的がしっかりしているときに見に行く
• 自分との差（数字）を頻繁に示す人は避ける

ようになりました。

自分よりできる人とはいえ、誰しも人の子。

私も過去には何も考えずに書いてきましたが、今は伝え方には注意しています。

できる人の技は、その人が言わなくても滲み出てくるものなので。

かつての自分を救うことを仕事にする

できる人から身につけた技を、また次のかたへ伝承するのが自分の役目だと思っています。

ブログ、You Tube、メルマガでの発信はその証。

更に、そうした流れを仕事にできるのが理想でしょう。

次のかたは、かつての自分。

伝承しつつ、かつての自分を救うことで、世の中のためにもなるし、自分のためにもなります。

数字との付き合い方

こうしたことを、普段から頭の中で整理する機会は少ないと思います。

直感で、「嫌なら見ない、必要なら見る」といった感じで。

きちんと分けていないので、モヤモヤすることもあるでしょう。

モヤモヤの原因が数字だとわかると数字に近づかなければいいわけで。

逆に、学んだことを次に伝えるとき、数字の見せ方には気をつけなければなと感じています。

＜編集後記＞
4月17日 月曜日
5時起床、メルマガ更新、税理士業務、Kindle執筆。
午後から整体、ブログ更新。