税理士試験後のすごし方。本試験後に「解答説明会」へ行くべきか?<No 82>
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終わった後は「抜け殻」状態
2016年の税理士試験も終わって、一週間が経過しました。
受験生時代のこの時期は、長い試験勉強からやっと解放されて「抜け殻」状態でした。
そして、気を使ってくれていた周囲から、
飲み会やバーベキューなどのお誘いがこれでもかとかかります。
試験前は、本試験まで「あと何日しかない」と焦っていたのが、
試験後は、あっと言う間に月日が経過します。
試験直後にしておけば良かったこと
この時期に、自分がしなかったことで、「しておけば良かった」と思うことは、
専門学校の「解答説明会」に参加することです。
当時は、「終わってしまった試験の合否は変わらない」という理由から、
意味はないと思い参加しませんでした。
もちろん、直前に受けた試験の合否は変わりませんが、翌年のためには非常に重要なことです。
合格していれば、不要であっても、不合格であれば当然、
翌年も同じ科目を受験することになり必要なことです。
同じ科目を受験するのであれば、
本試験問題に対して「どのレベルの問題にどの程度の正解率が必要なのか」を、
本試験直後に肌で実感しておく必要があります。
ネットで、各専門学校の解答速報を見ることは可能ですが、
自分が合格ラインに達しているかどうかを見るだけで、本試験の具体的な対応策を一歩踏み込んで、考えることは自分ひとりでは難しいです。
ですので、専門学校の講師の解説にそって、
- Aランクに全て手を付けたか
- Aランクの取りこぼしはなかったか
- 正解出来なかったBランクは、取る必要がなかったのか
- Cランクに手をつけていないか
- 全体の解き方に問題はなかったか
- 自分に不足していたポイントは何か
これらのことを検証します。
自分だけで判断出来なければ、その場で講師に質問しても良いですし、
後日、受講した担当の講師に質問することも可能です。
終わった直後に、翌年同じ科目を受験することは考えたくもないことです。
しかし、本試験の反省をじっくりすることが、本試験の合格に繋がることだと、
今になってはつくづく思います。
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