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生き方

仕事・家族・健康。幸せのピラミッドを充実させる<No 1382>

yujiro

精神科医が見つけた 3つの幸福

Contents

どれかが欠けると充実しない

独立するまでと、独立したあとで大きく変わったのは、自分の充実感です。

幸福感と言ってもいいですし、自分が今の生活にどれだけ幸せを感じているか。

今と昔で比較すると。

勤務時代、営業の頃は深夜まで働いていたので、平日にプライベートを楽しむ暇はありません。

週末もクレームが携帯にかかってくるのではないかと心が休まりませんでした。

家族や友人には恵まれていましたが、自分自身が楽しめておらず。

転職後の事務所勤務では、やりたい仕事ではありましたが、薄給がいつまで続くのか先が見えず。

試験が長引くにつれて、悶々とした日々を過ごしていました。

対して今は、仕事も家族も自分自身にも満足しています。

こうしたこと、言葉にするのは難しいですが、今、読んでいる本にわかりやすく書いていたので
引用しつつお伝えします。

精神科医が見つけた 3つの幸福

仕事・家族・健康。幸せのピラミッドを充実させる

本のなかでは、

  1. 成功・お金
  2. つながり・愛
  3. 心と体の健康

の3つをピラミッドに見立てています。

これら3つの要素は、それぞれ脳内物質に例えられ。

  • 成功・お金・・・ドーパミン
  • つながり・愛・・・オキシトシン
  • 心と体の健康・・・セロトニン

そう言われると、なるほどそうだなと。

仕事

本のなかでは、「成功・お金」になっていますが、いずれも仕事を通じて得られることが多いかと。

仕事がうまくいっていても、家族と疎遠であったり、自分自身が楽しめていないと充実感は薄らぎます。

独立前の自分もそうですが、昭和世代の働き方は、仕事一辺倒で家族や自分を置き去りにしてきました。

それを美徳と思っていましたし、奉公したらいずれは見返りがあるものだと。

終身雇用や退職金があるうちはそうした働き方も成り立っていましたが、時代は変わり、丁稚奉公しても将来得られるメリットは少なくなりました。

となると、

  • 「頑張ったから、見てくれているだろう」
  • 「いずれ給料は上がるだろう」
  • 「なにかしらのインセンティブはあるだろう」

といった考え方は妄想に終わる確率が高いでしょう。

頑張った見返りは今もらえないと将来的にはもらえないものと。

独立すると、こうしたジレンマが解消されます。

「会社に面倒見てもらおう」という発想がそもそもなくなるので。

そういう意味でいうと、これからの若い人には、転職をいとわずにドライに生きていただきたいなと。

そして、仕事だけでなく、家族との時間や自分にも気を配って欲しいなと。

仕事で成功すると、ドーパミン的報酬があるので没頭したくなりますが、気づいたらまわりに誰もいないということは避けたいものです。

家族

仕事で成功し、仮にひと財産築けたとしても、家族と疎遠であったり、また自分自身が不健康だと充実感は乏しいでしょう。

独立後、私が仕事や、やりたいことに没頭できているのは、家族とのつながりがあるからです。

本のなかでは、「つながり・愛」と書かれていますが、ここでは家族と置き換えています。

家族との関係。

独立してから3食、家族と共に食べています。

夕食では、その日にあったことを、それぞれが自然に話します。

話す環境があると、家族の心と体の状態がわかるので、仕事ややりたいことに集中できます。

ここがぐらついた状態だと仕事に集中できないでしょうし。

仕事で得られるドーパミン的報酬は、いっときの麻薬のようなものであり、家族とのオキシトシン的幸せがあると常日頃から穏やかに過ごすことができます。

健康

仕事と家族との関係が充実していても、自分自身が健康でなければ人生楽しめません。

健康を維持するには仕事の時間を減らすのがもっとも効果的でしょう。

勤務であれば、残業せずにきっちり帰ってカラダを動かす習慣をつくる。

週末や休日勤務もできる限り避けたほうがいいでしょう。

やはり、目先のお金を得るために仕事を優先しがちですが、健康をおろそかにしていると、長く働くことができません。

長生きしたとしても健康でなければ楽しくないでしょうし。

かくいう私も、20代や30代の頃は、残業も休日出勤もしていました。

それで得られたのはわずかなお金だけ。

本来、そのときに楽しめたはずのことを失っています。

特に30代は、仕事以外の時間は試験に費やしていたので楽しい想い出はありません。

今は、そのときの時間を挽回するためにも、やりたいことを優先的にやるようにしています。

そのうちの一つ、トライアスロンやマラソンは、健康を維持しながらも、ドーパミン(成功)を味わうことができ。

1つのことで、ピラミッドの2つに当てはまります。

仮に、トライアスロンやマラソンを家族でやれば、ピラミッドの3つが満たされることに。

他にも

  • 家族経営のしごと
  • 夫婦で同じスポーツ
  • 親子で同じ趣味

などは、関係性が深くなり幸福感が高くなるのでしょう。

うちは私以外スポーツをやらないので(誘っているのですが)、練習時には私ひとりで外出することになります。

その分、週末の半日外出したら、あとの半日は家族と過ごすようにしています。

まずは健康から充実させる

3つの要素のうち、どれかが欠けていると、なにかしら満たされていないと感じることがあるでしょう。

まずは、土台である健康から。

自分が楽しみつつ、家族とも楽しく過ごしたうえで、仕事を充実させていくのが理想でしょう。

とはいえ、最低限食べていけないと、自分や家族のことを思えないのが難しいところです。

<編集後記>
12月15日水曜日
5時20分起床後ルーティン
午前中、ブログ更新。
午後から顧問先にて月イチのミーティング。

次期社長ともお話ができたので、いいミーティングになりました。

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