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生き方

「やらないこと」をあえてやってみると、「やるべきこと」が見えてくる。その仕事は、相手の生き方にかかわることか?<No 928>

yujiro

誰に対しても、「〇〇さん」で統一しています。

 

 

Contents

「やらないこと」をあえてやってみる

今日は、とある団体の税務相談に行ってきました。

年間を通じて全5回、今日は4回目です。

窓口での受付スタートも近いので、税務相談というよりは、
決算書と申告書のチェックがメインです。

午前の部は、9時15分から始まり12時で終わる予定でしたが、
7名ほどこなした11時過ぎには、ほぼ人がはけていました。

午後は13時から5名ほどこなして予定通り15時に終了。

久々に、電卓を叩いたので、
自分の「やりたいこと」「やるべきこと」を整理することができました。

 

 

「やるべきこと」が見えてくる

電卓で消耗しない

基本、個別の税務相談や記帳指導では税理士が電卓を叩くことや、
申告書を手書きすることはありません。

あくまでも、「口頭による指導に留めておくように」とのお達しがあり、
今日も、その
つもりで望んだのですが、両隣を見ると、普通にガンガン叩いています。

若いのひとりだけ、叩かないわけにはいかないので、郷に従うことに。

ただ、できそうな方には、「次回以降、ご自身で書けるように」というこちらの思いで、
極力、電卓は叩いていただくようにしました。

普段、Excelや会計ソフトを利用しているので、電卓を使って計算することはありません。

青色決算書の数字は、会計ソフトと連動させているので計算することはなく、
申告書は決算書と連動させているので、こちらも計算することはありません。

今回、決算書の集計や、申告書のシンプルな計算だと、電卓でも問題ないのですが、
面倒に感じたのが、生命保険料控除の計算です。

あの不毛な計算式を今日は何度電卓で叩いたことか。

ソフトに金額いれたら一発で出るのに

同じ控除でも、社会保険料や小規模なんかだと保険料そのものが控除額なのに、
生保だけ何であんな算式採用しているのか?

つくった人に現場に来て電卓叩いて欲しいものです。

  • 新は上限4万
  • 旧は上限5万
  • 一般・年金・介護でトータルの上限12万

くらいは知っていますが、新と旧があるときの手計算、地味に間違います。

手計算のとき一番いいのは、赤色の手引きの算式に記入。

ここで脳みそ消耗するのは本当にもったいないなと。

 

 

改善案

事務所であれば、2人3人と複数の目でチェックしますが、ここではどうなのか。
(今後の展開がわかっていません)

申告会場であれば端末を使うので、入力ミスがない限り計算を間違うことはありません。

PCひとり1台用意してくれたら、半分以下の時間で終わるのでしょうけど。

しかし、今回はExcelやPCは使っておらず、人力で計算しているので、
どこかでミスが起こっていてもおかしくありません。

昔ながらのやり方を続けるのが名目となっており、
現状をもっと効率化していこうという思いがないのか。

もう少し、時代に合ったやり方で現場を改善して欲しいものです。

参加される方はご年配の方が多く、若い方は国税HPを使うなり、
ソフトを使うなりして自身で申告されるのでしょう。

おひとり、国税HPを利用した決算書を印刷して持参された方がいらっしゃいました。

ほぼ出来上がっている状態で、そのまま提出できるにもかかわらず、
どうして持参されたのか聞いてみると、
団体との付き合いを断れないからとおっしゃっていました。

 

 

生き方にかかわる仕事

とはいえ、こういう時間のおかげで、普段会う機会のない方と話すことができるのも事実です。

ただ、機械に頼ることで、人はよりコミュニケーションに注力することができます。

「計算が合っている合っていない」で終わるのなく、
その人の生き方にかかわる仕事がしたいものです。

 

<編集後記>
4時45分起床後ルーティン
午前中、お問い合わせ対応、消費税計算(本則と簡易)手書きで練習、とある団体の税務相談
午後から、引き続き税務相談、帰りに申告資料をいただいて、その後ブログを書きました。

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