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在庫がない税理士業。在庫がない故のリスクとプレッシャー<No 1163>

)正月のおせち料理
 
事前予約なので受注生産かなと。
 

在庫がない故のリスクとプレッシャー

税理士業は、「在庫がないからいい」と思われることがあります。
 
在庫がなければ、費用倒れになるリスクは少ないものです。
 
とはいえ、売れる商品がなければ売上はたちません。
 
税理士の場合、目に見える商品は数少なく、目には見えないサービスを提供します。
 
このサービスの完成度は、提供する税理士も、サービスを受けるお客さまにとってもマチマチです。
 
お客さまの頭の中にあるもの以上のサービスを提供できれば喜んでもらえますし、
未満であればその逆です。
 
そうしたことから、経験値を上げてから独立しようとする方もおられるでしょう。
 
私も、独立前に転職して経験値を高めようとしましたが、転職せずに登録即独立しました。
 
晴れて独立し、ご依頼を受ける相談内容は様々で。
 
顧問や年イチなど、定期的なお付き合いがあれば、回答する時間は十分にありますし、人間関係もできあがっているので比較的スムーズに答えが見つかります。
 
一方、そのとき限り単発のご相談だと難易度は上がります。
 
お客さまとの関係性がなく、限られた時間でそれなりの回答を導き出さなければいけません。
 
無料であればやっつけ仕事でも良いのかもしれませんが、私にはできません。
 
故に、あえて有料にしています。
 
有料だとプレッシャーは当然かかります。
 
独立してからこれまで、個別相談のご依頼をいただいてきましたが、即答できる回答はゼロでした。
 
すべて未経験であり、時間をかけて調べながら、お客さまにとってのベストの回答を導きだせるよう心がけています。
 
在庫がなくていいと思われる商売ですが、在庫がないが故のリスクやプレッシャーもあるものです。
 

受注生産で満足度を高める

相談を受けた内容が未経験であっても、何とか知恵を絞ってこれまで回答してきました。
 
相談後のご感想を読む限りは喜んでいただけたのかなと。
 
​何か1つ特別な方法に頼るのではなく、利用可能なあらゆる手段を活用します。
 
ある意味、ゲリラ戦といっても良いでしょう。
 
どこにあるのかわからない答えを求めて、とりあえず動きます。
 
私の場合、とりあえず手持ちの書籍を引っ張り出します。
 
  • 個人か法人か
  • 税目は法人か、所得か、相続かetc

該当する税目のなかで、目ぼしい箇所を読んでいると、ピンポイントの答えはなくても、外観がつかめるようになります。

A4の白紙を数枚用意して、該当しそうなこと、メリット、デメリット、使えそうなことを羅列していきます。

独立当初、税務に関する書籍をある程度は揃えましたが、今は追加購入していません。

使わない書籍も多いですし、事案が生じたときにその都度ピンポイントで該当する書籍を買った方が費用対効果は良いです。

ただ、書籍は有限なので頭打ちになればネットを利用します。

国税庁や官庁のサイトから同業者のHPやブログまで。

ネットで調べることに違和感をおぼえる方もいらっしゃるかもしれません。
 
ネットだと誰にでも無料で手に入ると思われがちですが、意外とそうでもなく。
 
  • 正確な検索ワードが見つかるか
  • 明らかに事実でない情報と判断できるか
  • 自分に該当する情報なのかどうか
といったことの判断は、一般の方よりもその道のプロの方が上でしょう。

それでも目ぼしい答えが見つからなければ専門書を購入します。

このあたりまで来ると、かなりの情報量が集まっていますので、個別相談以上、コンサル程度の材料が揃っています。

データベースがあればより速く答えに辿りつくのでしょうが、今のご利用頻度であれば、上記のアナログな方法でも問題なくやれています。

期待の上をいく

単発相談のご依頼をいただいたとき、心がけているのは、期待の上をいくことです。

お客さまの期待を超えるコツは、表面的な質問に回答するだけでなく、お気づきでないところまでをこちらで見越して提案することです。

そのためには事前のヒアリングが必要になります。

メールで1、2度やり取りした上で、当日の面談を迎えます。

スライドを使う

私の場合、丸腰で面談することはなく、PowerPointのスライドを事前につくり、当日はスライドをお客さまにお見せしながら話を進めていきます。

これは、リアルでもオンラインでも同じです。

Zoomを使った個別相談は、コロナ以前の2017年からやってきました。

スライドには文字を多く書きません。

  • 1スライドに1タイトル
  • 箇条書きは3つまで
  • とことんシンプルに

することを大事にしています。

詳細は、お客さまの反応を見ながら自分の言葉で付け足していきます。

興味を持って聞いてくれていればより深く、そうでなければ早めに切り上げます。

このあたりをオンラインでやる場合、スライドメインで進めているとお客さまの表情が見えていないことがあります。

問いかけるときはカメラを見ながら、お客さまの反応を見ながら話します。

スライドの数は、60分の個別相談であれば10枚から15枚程度。

セミナーでないので、1枚にかける時間は長くなります。

40分程度でスライドは終わらせて、残りの20分を質疑応答に充てるとお客さまの不安を和らげることができ、かつ満足していただける傾向です。

スライドは、終了後にPDFにしてメール添付で送ります。

リアルの場合だと、紙で欲しいと言われるときもあるので、念の為印刷し持参しています。

無料でやらない理由

個別相談をご依頼をいただいた場合、相談料を前払いでいただいています。
 
前払いでいただくと、同等のサービスを提供しなればいけません。
 
私にとってこれが強制力になり、またやり甲斐にも繋がっています。
 
無料だと、その後にバックエンドを買っていただけるかどうかはわかりません。
 
むしろ、買っていただけないことの方が多いでしょう。
 
不安を持ちながら相談に乗ると、こちらのモチベーションは上がりません。
 
そうなると、お客さまの期待を超えることもないでしょう。
 
私が無料相談をやらない理由はこの辺にあります。
 
<編集後記>
1月21日木曜日
6時30分起床後ルーティン
午前中、確定申告の結果ご報告、個別相談対応、HP改善
午後から、ブログ更新
 

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