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税理士業

収入よりも自分で仕事を選べる技術と選ばれない技術<No 1194>

yujiro

FIT365 ジム

)ジム

選ばれない技術

自分で仕事が選べることは、独立して良かったことの一つです。

もちろん、営業はしなければなりません。

選ぶ、選ばれるのは、その土俵に上がってからです。

その土俵に上がるまでが大変なので、いったん土俵に上がれると、躊躇なく仕事を受けてしまいがちですが、断る技術もしくは選ばれないようにする技術も身に付けておきたいところです。

  • 紹介者の顔を潰しちゃいけない
  • 最初は何でも受けなくちゃいけない
  • お客さまに嫌われちゃいけない

といったスタンスだと自分が苦しくなります。

勤務時代はこういったことを優先していました。

結果、win-winとはならずにギクシャクした関係が続くことになります。

独立後、断る技術や選ばれないようにする技術を身に付けておくと楽になります。

収入よりも自分で仕事を選べるかどうか

紹介の場合、いつでもwin-winの関係になれるとは限りません。

私が良くても、相手にとって合わないケースはありますし、その逆もあります。

ただ、どういった基準でこちらを選ぶのかは、早い段階でわかるものです。

世間話から入り、その後も互いに積み木を重ねるように話せるのであれば成約につながりやすく、
早い段階で値段の話になるとつながりません。

仮に、値下げして受けたとしても、値段ありきのつながりなので、こちらが話すことはそれほど響かないでしょう。

本当に自分のサービスを受けたいと思ってもらえる人であれば、値段はおまけでさっと話して終わります。

紹介のなかでも、紹介者が自分のサービスを実際に利用していただいたかどうかでも異なります。

利用されていない場合だと、こちらのスタンスをご理解いただいていないケースが多く仕事に繋がることは少なく。

話があったときは常にHPを見ていただくよう伝えていても、実際に先方が見てくれていることはほとんどありません。

値段だけで決めるのであればHPを見て事前に判断してくれれば互いに無駄な時間を使わずに済みます。

一方、紹介者が自分のお客さまや、かつてサービスを利用してくれた方であれば仕事に繋がりやすくなります。

そもそも、値段を安く設定していれば、こんなことを考える必要はなく、すべて受ければいいだけです。

ただ、そこには、人を雇うことや拡大思考であることが前提になります。

こういった仕事に関する軸は、独立後、早い段階で決めておいた方が自分が疲弊せずに済みます。

私の場合、最初から人を雇うことも拡大思考も考えていないので、その場その場の決断は簡単でした。

軸がなかったら、無理して受けた案件もいくつかあるでしょうし、今頃は、アップアップで平日昼間にプールで泳ぐなんてことはなかったでしょう。

このブログもどこかで途絶えていたかもしれません。

最後は、お金をとるか、時間をとるかの問題に行き着くのかなと。

時間をとるには最低限のお金は必要ですが、そのラインをどこに設定するかは自分次第です。

変動費が少ない税理士の場合、売上の1割から2割り程度とします。

すると8割から9割は粗利益です。

事務所家賃が必要ないひとり税理士だと、固定費は、

  • 会費(本会・支部)・・10万円前後
  • 税務・会計ソフト・・10万円前後
  • PC本体・・15万円前後/2年周期
  • ネット環境・・10万円以下/年

その他もろもろを加えても100万円/年あれば足ります。

支出の多くは生活費で、これは事業とは関係なく必要です。

あとは、どれだけ自己投資したいかによって仕事(売上)のラインを決めておけばいいのかなと。

自分の場合、ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンが提唱する7万5千ドル(約815万・108年/1ドル)を目安にしています。

収入と幸福度は比例するが、7万5千ドルで頭打ちになり、超えると仕事はハードになり辛くなるが、幸福度は変わらないと。

超えている人を見かけますが、時間がなさそうなので。

<編集後記>
3月10日水曜日
5時00分起床後ルーティン
午前中、入力チェック、ブログ更新
午後から、お客さま事務所で月イチミーティング、帰りに皮ふ科へ。

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