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営業力

サービスを受けたいと思わせる。9歳のメニュー・言葉遣い・色の出し方<No 1448>

yujiro

)娘がつくったメニュー表

Contents

駄菓子屋デビューがきっかけで起業

近頃、小3の娘が仕事に精を出しています。

これまで、家のお手伝いは無償でしてくれていました。

たまに、私のマッサージをしてくれたときには10円や20円といったお駄賃をあげています。

1年や2年の頃だとその程度で良かったのですが。

段々、マッサージがうまくなっていくので、私からの支払いが50円、100円と増えていきました。

うまくなった理由は、娘も私からマッサージしてもらうようになったからです。

私が整体でやってもらうようなマッサージをしてあげると、それをそのまま覚えて私にやってくれるようになりました。

自分が疲れたとき、どこをマッサージされたら気持ちいいのかわかったからでしょう。

ここまでは、私がやって欲しいときに声をかける程度だったのですが。

転機となったは、駄菓子屋デビューしてからでした。

自分の稼いだお金で好きなお菓子を買うのが楽しくなったようで。

それからは、あの手この手で率先的にお手伝いやマッサージをするようになりました。

サービスを受けたいと思わせる。9歳のメニュー・言葉遣い・色の出し方

メニュー(料金表)があるとズレがない

最初の頃は、あくまでもお手伝いとしてのマッサージでした。

ただ、力を込めてやってくれているので、お駄賃として10円、20円をあげるようになり。

そこから50円、100円と上っていきました。

ただ、これは、私の気持ちだったので決まった額ではありません。

娘は、駄菓子屋デビューしてから本格的に稼ごうと、料金表をつくりました。

  • 肩たたき 50円
  • 肩もみ 50円
  • 肩たたき&肩もみ 60円
  • 全身マッサージ 100円
  • スペシャルマッサージ 200円

といった具合です。

以前だと、たまに、チカラがこもっていないときがあったり、2、3分で終わるときがあり、そんなときはお駄賃ナシでした。

これを回避するためではないでしょうが、料金表があれば、事前に双方が合意したうえですので、食いっぱぐれはありません。

私の方も、小銭がキチンとあるかどうか確認してからお願いするようになりました。

娘のほうも、やったらやっただけもらえるのでモチベーションが上がるのでしょう。

料金表をつくってからは、娘のマッサージが本格的になりました。

指や手を通じて真剣さがこちらに伝わってきます。

やり終わったあとの満足げな顔も、見ていて嬉しいものです。

どういう仕事でも、やはり料金表通りにきちんと支払ってもらえるお客様であればいいですが、そうでなかったりねぎられたりすると、やはりモチベーションが上がりません。

そうした仕事を受けないという意味でも、やはり料金表は作っておくべきでしょう。

言葉遣い

マッサージをしてくれているときの娘の言葉遣いが面白いのです。

小3ながら、最初から最後まで敬語を使ってくれます。

  • マッサージ〇〇と言います
  • お名前は何と言いますか?
  • どんなお仕事をしていますか?
  • おいくつですか?
  • どこをマッサージして欲しいですか?

など。

どうでもいい世間話ではなく、ちゃんとこちらのことを聞いてくれるのです。

敬語は完璧ではありませんが、丁寧に話そうとする、その気持ちが嬉しく。

目の前のお客さまから対価をいただくということが、はっきりしているからでしょう。

その点、先日、逆のケースがありました。

とある行政で対応した女性が、タメ口かつ、「うん、うん」と相槌を。
(もう少しで、「うん、やあれへん」と言いそうでしたが)

自分の報酬が、別のところからいただいているという認識だからでしょう。

色を出す

娘がつくったメニュー表には、料金だけでなくサービスの詳細が書かれています。

  • 頭・背中・腰・お尻・足・足の裏をします
  • 肩たたき・肩もみをします
  • マッサージをやる場所はリビングです
  • くわしくは〇〇に聞いてください

など。

小3なのでそれほど詳しくないかもしれませんが、気持ちはこちらに伝わってきます。

仕事も同じで、こちらの気持ちがお客さまに伝わっているかどうか。

料金だけでなく、そのサービスをするに至った思いなどを書いていると見てくれた方に伝わることがあります。

街角の店舗でも、外からだと中の様子がわからないことがありますが。

カフェなど店舗の前に、黒板にメニューやその日のひとことを書いていることがあります。

ああいった言葉があると、どういった気持ちで対応してくれるのか伝わってきます。

ネットも同じく。

料金だけでなく、サービス作成に至るまでの自分の思いを記しておくと伝わりやすいものです。

メニューは定期的に見直す

娘のメニュー表には、料金・サービスにプラスして娘の思いが書かれていました。

こうして書くと当たり前のようですが、私を含めて意外と書けていないことが多いものです。

これを機会に自分のメニューを見直します。

<編集後記>
3月24日木曜日
6時00分起床後ルーティン
事業復活支援金、インボイス届出、コンサルティングメニューづくり。

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