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読書

「兵は拙速なるを聞くも、未だ功久なるを賭ざるなり」こども孫子の兵法から学ぶ仕事術<No 703>

yujiro

 

 

Contents

大人も楽しめる

昨日、リビングでくつろいでいると、とある本が視界に入りました。
 
「こども孫子の兵法」
 
妻が、6歳の娘のために購入したものです。
 
娘に読んだのかと尋ねると興味のない返事だったので、
私が読んでみることに。
 
小学校低学年だと親が解説してあげないとしっくりこないでしょう。
高学年だと十分理解できる内容です。
 
タイトルには「こども」とありますが、大人でも十分楽しめます。
 
むしろ、疲れた大人が読むべきかなと。
 
内容をすべて実践できている人はいないでしょうが、
どれも、絶対に真似のできないものばかりではありません。
 
人間関係に困ったときや、自分を見失ったとき、
一度立ち止まるために、大人の方が読むと効果がありそうです。
 

 

「こども孫子の兵法」から学ぶ仕事術

「孫子の兵法」とは中国の春秋戦国時代の書物です。
 
「兵法」とあるように、
元々は戦国時代の戦い方を解説しているのですが、
時代が変わり、ビジネスや生き方に置き換えることで、
多数の書籍が出版されています。
 
​「孫子」とは人の名でなく、書籍の名です。
 
実際に書いたのは「孫武」という呉の国の軍師です。
 
戦国時代と言うと日本の戦国時代を思い浮かべますが、
中国の戦国時代は今から2500年も前の昔です。
 
​BC(before christ)つまり紀元前の話です。
 
​30年前の記憶を頼ると、
春秋戦国時代は「春秋時代」と「戦国時代」に分かれており、
それぞれ「春秋の五覇」「戦国の七雄」と人物や国が群雄割拠していました。
 
​「戦国の七雄」は今でも空で言えます。
 
斉・楚・秦・燕・韓・魏・趙
 
そうすると「呉」の国はこの中にないので、
孫武がいたのは春秋時代だとわかります。
 
 
 

「大変なことこそ早めに解決」

 
「兵は拙速なるを聞くも、未だ功久なるを賭ざるなり」とは、
 
「トラブルが発生したら、
『巧久』=できがよいけど遅いより、『拙速』=できが悪いけど早い行動のほうがよい」
 
と言う意味です。
 
なるほど、そうだなと。
 
経験した(私が見た)ミスやトラブルを思い出してみると、
小さなミスを放置したことで、結果的に傷口が広がっています。
 
もっとも、大きなミスやトラブルの多くは、
組織のあり方が根本原因としてあるので個人ではどうにもなりません。
 
勤務時代、悪しき慣習やbad exampleに事欠かなかったので、
少し振り返っただけでも結構な数が思い浮かびます。
 
独立すると、自分ではコントロールできないボトルネックの数が減るのも
独立のメリットです。
 
そのために、
  • 常にボールは相手に返しておく
  • ​レスポンスは早めにする
  • ネガティブな内容は早めに伝える
  • ​5割6割の出来でもとりあえず返す
 
​どれにも共通しているのは「早めに」行動するということ。
 
ミスやトラブルがゼロにはなりませんが、より小さくすることは可能です。
 
早起きもそうですね、

 

 

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<編集後記>
1時45分起床後ルーティン・確定申告業務
4時25分から7時50分まで仮眠
午前中、確定申告業務

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