なんとなく過ごす時間をなくす。受け身にならない時間のつくりかた＜No 1818＞

）アイキャッチは週末バイク練のゴールのカフェにて

1日の予定を事前に立てるというかたは、少なからずいらっしゃるでしょう。

ただ、予定を入れていても、飛び込みの仕事、連絡、用事が入ることがあります。

特に勤務であれば、自分の予定よりも上司やお客さまの予定を優先せざるを得ないことも。

では、独立したらこれが全て解消されるかというと、そうでもないかなと。

自分のスタンス次第で、周りに振り回されることもあります。

独立したてであれば、売上が欲しいですし、夜や休日返上で対応せざるを得ないこともあるかと。

もちろん、食べていかなければならないので、ある程度は仕方がないでしょう。

ただ、食べられるまでの時期であっても、受け身で過ごすのではなく、自分が主体となって動きたいものです。

やりたいことで埋めておく

受け身にならために、まずは自分の予定をやりたいことで埋めておきます。

食べるための仕事の予定だけでなく、将来の種まきもそうですし、遊びもです。

先にブロックしておけば、横やりが入る確率は下がります。

横槍が入らなければ、眼の前のことに集中して取り組みことができます。

これが、両方を同時にやってたら効率が悪くなります。

仮に、横槍が入ってきたとしても、すぐに対応しないこと。

電話であれ、メールであれ、チャットであれ。

メールやチャットはあとで返す、電話も折り返しで構いません。

緊急の匂いを感じたら、留守電だけ確認します。

本当に、今すぐ対応しないといけない電話なんて、年に一回もないでしょうし。

こうして横槍をいなしながら、事前に決めておいたことを、一つ一つ集中して取り組みます。

一つのことが終わったら、また次のこと。

一度に複数のことをこなすマルチタスクは、その都度、脳のスイッチを切り替えているだけなので、効率的じゃないですし、脳が疲れます。

脳も体力も消耗品なので、自分がやるべきこと、やりたいことに注ぎます。

ちなみに、残っている体力をビジュアルで確認することもできます。

スマートウォッチを使えば、こんな感じです。

）Garmin Connect

睡眠で75あたりまで回復して、起床後からバッテリーが消費されているのがわかります。

オレンジ色のところは、心拍が上がっている状態です。

動いていたり、動いていなくても緊張状態にあるときです。

事前に決めたことがやれた1日と受け身で過ごした1日では、その日が終わったときの充実感が違います。

予定をオープンにする

横から入る緊急の用事は仕方がないとはいえ、そうそうありません。

緊急そうに見えても、実際のところは緊急性がないことのほうが多いもの。

とりあえず対応するにしても時間をかけず、別の時間でじっくり対応するように心がけています。

予定が被らないように、動かせない予定はネットでオープンにしています。

Googleカレンダーを使えば、ブログやHPにスケジュールを貼り付けることができます。

）Googleカレンダー

サービスのお申し込みページに付けておけば、こちらの予定を外してご依頼いただくことができます。

既存のお客さまにも、カレンダーがあることをお伝えしておけば、予定の被りを避けられます。

とはいえ、毎月お会いするお客さまであれば、ミーティングのときに次回のミーティングを決めておけば、こちらのスケジュールを確認していただく手間が省けます。

次のスケジュール決定を後日に持ち越すことはしていません。

家族と共有する

動かせない予定はGoogleカレンダーを使って、それ以外の予定はアプリのTimeTreeを使っています。

妻もアプリを使っているので、家族のスケジュールをリアルタイムで共有することができます。

週末のバイク練やマラソンレースの予定を先に入れておけば、家族の予定はそれ以外のところを選んでくれます。

スケジュールのすり合わせをしなくても決められるのが、こうしたアプリのいいところ。

GoogleカレンダーもTimeTreeも無料で利用できます。

ぼーっとしていたら1日なんてあっという間に終わります。

その場その場の対応ではなく、やりたいこと、やるべきことを優先するためには、先に埋めておくのが一番でしょう。

習慣にすることで、自分のやりたいことが1つ1つずつ積み上げられるようになります。

＜編集後記＞
3月12日 火曜日
5時半起床
36時間研修、社会保険関係。
午後から税務記事更新。