税理士として独立したら、できない依頼はそうそう来ない＜No 1316＞

自信アリげなタイトルですが、「自分は何でもできる」という意味ではありません。

むしろ、逆です。

）ワインバルにて　2018年撮影

上司に答えを聞いたら味わえない

独立する前の勤務時代、同じように勤務の方でもうじき資格取得という方と話す機会がありました。

お二人いらっしゃって、そのお二人ともが、「資格をとっても独立しない」とおっしゃっていました。

理由は、「ひとりでやっていく自信がない」と。

当時の私も自信はなく、さらにわからないことだらけでしたが、独立する気マンマンでした。

わからなければ調べればいい

調べてもわからなければ？

知っている人に聞けばいい

これで今までやってきました。

この選択は間違いなかったと思っています。

仮に、もう少し独立前に修行して、別の知識を身に着けてから独立していたらどうだったのか？

もしかしたら、今よりもっと自信をもっていたかもしれないですし、営業しなくてもいいくらいお客さまに恵まれていたのかもしれません。

ただ、苦しみながら、もがきながらも、下から這い上がっていく過程が私は好きで。

渦中にいるときは辛いですが、壁一つ乗り越えたときの達成感は格別です。

上司に答えを聞いて、やり過ごしていたら味えないかなと。

税理士として独立したら、できない依頼はそうそう来ない

できることをウェブに書いておく

コロナ以降、仕事のご依頼はブログとホームページからのみとなりました。

ブログ経由のご依頼はセミナー自主開催なので、やることは事前に決まっています。

問題はホームページからのご依頼で、どんな内容なのか、ご依頼が来るまでわかりません。

それでも、ホームページには自分ができることを書いているので、カスリもしないようなご依頼が来ることはありません。

とはいえ、人の数だけ悩みがあります。

ご依頼の内容も人それぞれ。

未経験の事柄が、一つ二つ必ず入っています。

知らないことを聞かれたら？

未経験の事柄は、自分で調べるか誰かに聞くかしかありません。

自分で調べる場合、書籍はいいとしても、ウェブを使ってもいいのか？

いわゆるググることは誰にでもできます。

無料ですし。
（有料のものもありますが）

ただ、誰にでもできますが、そこから得た情報を取捨選択し、お客さまのニーズに合わせて調理することは誰にでもできることではありません。

医者のように瞬時に回答するよりも、情報収集能力とお客さま好みに味付けする調理力が税理士に求められているのではないでしょうか。
（何事も瞬時に回答できるに越したことはないですが）

人が介在するとミスマッチは増える

未経験の事柄があるとはいえ、これまでお申し込みいただいたご依頼をお断りしたことはありません。

なにかしらの方法で答えをだしています。

ウェブからのご依頼だとそうなのですが、紹介のような人を介したご依頼だと、ミスマッチは少なからずあります。

互いに事前情報が行き渡っていないからでしょう。

これは仕方がないかなと諦めています。

「やや難」な案件が自分を引き上げてくれる

新規のご依頼は何が来るかわからないので緊張感は常にあります。

本当にできない、手も足も出ないようなご依頼が来たことはこれまで一度もありません。

未経験だけど、似たことは経験したことがある。やればできそう。

くらいの案件が自分を引き上げてくれ、かつお客さまにご迷惑をかけることもありません。

言葉にするチカラ

情報を収集し、お客さま好みに味付けをして終わりではありません。

最後に、調理した品をお客さまにわかるように説明します。

わかる人には、「ボローニャ風ボロネーゼ」でもいいですが、わかない人に、「イタリアのボローニャで発祥したミートソースのパスタ料理」と言えるかどうか。

言ってるつもりにならないように心がけています。

＜編集後記＞
９月８日水曜日
６時20分起床後ルーティン
０時から２時までサッカー観ていたので遅めの起床。
午前中、９月決算業務、You Tube撮影・編集。
午後、昼寝をしてからYou Tube編集の続きを完了、ブログ更新。
夕食と風呂を終えてからYou Tubeサムネイルづくり・アップ。

９月は普段の税務＋決算１件なので、You Tubeメインにやってます。
試験的に月火水と３日続けて動画をあげてみました。
（ここ２日間は娘の看病しながら）
楽しいのですが、毎月このペースは無理かなあと。

通常税務＋You Tube＋ブログでパンパンなので、業務量の多い月やイレギュラーな仕事が入ると毎日は無理かなと。

あと、You Tubeはじめてからジムにも行けてないですし。
脳みそ疲れすぎて、腰が上がりません。
週３か週２くらいで落ち着きそうです。