番頭としての生き方。ナンバー2に求められるもの<No 28>
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番頭とは
番頭とは、使用人の頭(かしら)と言われています。
現在では、経営者の右腕として、支えるポジションであり、
ビジネスの最前線で日々戦う経営者の参謀となり、
経営判断や従業員との橋渡しなど、ビジネスに重要な判断を迫られます。
税理士業における番頭の役割
この「番頭」という呼び方は、現在のいずれのビジネスよりも、
税理士業界において、より色濃く残っています。
番頭の性質とは
- 所長税理士と創業時から苦楽を共にしている
- 実務経験が長く、税理士より仕事が出来ることもある
- 税理士不在時を守るため、事務所の安定感がある
- 従業員からの信頼が厚い
- 資格がないため、実務研究に熱心である
現在、番頭の方のほとんどは、当初、税理士を目指したが、
資格取得に至らなかったケースが多いでしょう。
ですので、資格ではなく、自分自身を高めることに貪欲な方が多いです。
顧客も、税理士ではなく、番頭に魅力があって契約し続けていることもあります。
しかし、どれだけ、番頭自身が顧客を抱えていても、
自分で独立することは出来ないので、転職の機会は減ります。
番頭に見合った地位と報酬が与えられていれば、
ナンバー2としての生き方も魅力的に映るでしょう。
現在の税理士業務の範囲は年々多岐にわたり、
一人の税理士が網羅することは不可能な状況になりつつあります。
もちろん、税理士ひとりが出来る範囲で、顧客の数を調整できれば良いですが、
幸か不幸か、顧客の数が増え、それに伴い従業員の数も増えれば、
この番頭という地位は、顧客・従業員・事務所組織の
あらゆる面から、その存在意義はあるのではないかと思います。
ナンバー2に求められるもの
一般社会において、番頭という言葉が聞かれなくなってもその役割はより増しています。
番頭=ナンバー2という生き方に、やりがいを求めることも、
これからの人生においては有意義であると言えます。
では、これからのナンバー2に求められるものとは
- 高い技術力
- 従業員をまとめるコミュニケーション能力
- トップをコントロール出来る掌握術
- 出過ぎない立ち位置
- 謙虚さ
- 顧客からの信頼性
- 組織内でのバランス能力
見て取れるように、簡単なことではありません。
経営者に、次期経営者候補がいるように、番頭にも、次期番頭候補が必要となります。
これからの組織には、どんなに小さな組織でも、
経営者同様に番頭そして番頭候補を育てる環境づくりが必要になるでしょう。
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