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税理士業

相場感を掴んでも、相場に流されない。HPに価格は提示する<No 854>

yujiro

)外食で久々のラーメン

 

 

Contents

相場観を知っておく

商売を始めると、その業界でやっていくには相場観を知っておく必要があります。
 
税理士であれば、
  • 顧問料
  • 決算料
  • 年末調整
  • 所得税申告
  • 相続報酬

など。

細かく言えば、これらの相場はお客様の

  • 売上金額
  • 社員数
  • 会う頻度
  • 入力を請け負うか
  • 手間の多さ

によって変わります。

ただ、相場観を知っても、相場に引きずられて自分が決めた価格を変えてしまうこともあります。
 
そうならないよう工夫をします。
 

 

相場感を掴んでも、相場に流されない

商談時によくあるのが、お客様に

「顧問料の相場は〇〇円で、決算料が〇〇円」

といった具合に断定されてしまうことです。

友人に聞いたと言われても、そのご友人の企業規模はわかりませんし、
どういったサービスを税理士側が提供しているのかもわかりません。
 
なので、こういうときは、口頭だけで説明せずに、
自分の料金表を見せながら話すようにしています。
 
 
 

HPに価格は提示する

商談で訪問するときは常にPCを持参します。

スマートフォンのテザリング機能を使えば、
PC自体ネット契約をしていなくても、スマホの電波を借りることでネットを見ることができます。

スマートフォンで見せるのもいいですが、画面の大きいPCの方が心象は良いでしょう。

PCをネットに繋ぎ、自分のHPを開きます。

出来ることなら、価格の前に、お客様のお困りごとを一通りヒアリングし、
また、こちらが提供できることを伝えておきます。

これらを話す時間があれば、何かがフックとなってご依頼をいただけることがあります。

経験上、出会ってから価格の話に入るまでの時間が早いほど、
ご依頼をいただけない可能性は高いです。

なので、価格以外の話をどれだけ話せるかが大事になります。

ただ、見込みがない人に長く話しても無駄なので、
そこはお客様の出方を見ながら判断します。

そして、その場でお客様と一緒に料金を確認していきます。

自分の料金表があると、お客様の状況に応じて自分の価格をお伝えするだけなので、
最初に言われた相場とやらに影響されずに済みます。

逆に、料金表が備えていなければ、最初に聞いた相場を軸にこちらも判断してしまうので、
相手に合わせてしまう可能性があります。
 
また、料金表がなくてその場で答えられず、後日見積もりを出すとなると時間と手間がかかります。
 
これで、契約に繋がれば良いですが、金額だけで判断されたときは
総じて契約に至らず無駄に終わることが多いです。
 
​まずは自分の金額を提示した上でお客様の返答を待ってみます。
 
そこで、金額に開きがあったとしても、入り込む余地があったり、
自分がこの人と仕事をしたいと思うなら、サービス内容を調整することで価格調整します。
 
​例えば、
  • 毎月会うのを2ヶ月や3ヶ月に一度にする
  • 自計化(お客様に入力)していただく
  • 訪問せず、お客様に来ていただく

などの方法があります。

ただ、金額だけで判断されているときは、あえて何もしない方が良いでしょう。
 
​自分という人間が、お客様に理解されていない、金額だけで判断されている仕事は
何かと行き違いやトラブルに発展しやすいものです。
 
​信頼関係があるときは、仮に行き違いがあったとしも、互いに「うまくやっていこう」
とするものです。
 
 

 

相場はあって、ないようなもの

お客様の困りごとを解決しようとしたり、自分が提供できることをお話したりしても
そこに興味を持っていただけないこともあります。
 
そんなときは、「お客様ではなかった」と思うようにしています。
 
​相場はあって、ないようなもの。
 
相場に負けないサービスとメンタルを培っていきたいものです。

 

<編集後記>
4時30分起床後ルーティン
午前中、商談で訪問。帰宅後、別件でご来客。
午後から、ブログ執筆、娘のバイク練

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