仕事の間口を狭める「時期」と「対象」。間口を狭めて「得たモノ」「失ったモノ」<No 484>

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鰻の寝床

「間口」と言われて思いつくのが、

  • 間口狭小
  • 間口狭小住宅
  • 鰻の寝床

入口が狭くて奥に長い状態を「間口狭小」といい、
そのような住居を「間口狭小住宅」や「鰻の寝床」と呼んでいます。

その昔は、間口の広さで納める税の負担が決まったことから、
あえて間口を狭くする「鰻の寝床」が多くなったということですが。

仕事も同じであえて間口を狭くすることもあります。

 

 

間口を狭める「時期」と「対象」。間口を狭めて「得たモノ」「失ったモノ」

独立当初によく言われたことがあります。

「何の専門ですか?」

いつから、専門であることが
税理士のスタンダードになったのかはわかりませんが・・

このフレーズを決まって口にするのは、
税理士を介して商売をする方達です。

間口を狭めた専門性のある税理士であれば
彼らにとって紹介しやすく、ビジネスになりやすいからでしょう。

故に、間口を狭めることは彼らにとって都合がいいのであって、
こちらが自ら合わせることでもありません。

もちろん、専門性のある税理士に依頼したいお客様も
実際いるでしょう。

注意すべきは、間口を狭まるタイミングです。

独立当社は、間口を大きく広げて、自分がやりたいことを突き詰めます。
(私はまだここです)

そして、やりたいことの腕を磨いてモノになれば、
そこで間口を狭めます。

独立当初に狭めるのは仕事の種類そのもののではなく、
「仕事の取り方」あるいは「お客様の環境」であったりします。

 

「仕事の取り方」を狭くする

お客様の多くは、以前の職場から付いてきてくれました。

職場の応援はなかったので、暖簾分けは「0%」です。

それでも、お客様から付いてきてくれたのは感謝しかありません。

では、独立後、新規のお客様がどこからいらしたかというと、

  • HPやブログ  
  • お客様の紹介 
  • 身内の紹介      

であって、

  • 税理士紹介サイト
  • 営業代行

などには頼っていません。

取り方の間口を狭くすると、入ってくる仕事は少なくなりますが、
お客様の筋も自ずと限定されます。

ブログやHPでは自身の仕事に関するスタンスを書き連ねているので、
ミスマッチは起こりません。

また、紹介者が信頼できる方であれば、
自ずと紹介される方も同じような方です。

入ってくる仕事の量を失ってはいますが、
仕事の質を保つことは出来ています。

 

「お客様の環境で」狭くする

勤務時代に、

  • 「売上数百億の仕事をやった」
  • 「100億の相続の仕事をやった」

という話を聞いたことがあります。

そこから転じて、
「何億までの仕事なら出来る」という話になりがちですが、
それらは組織という後ろ盾あっての仕事です。

私は独立以来、人を雇ったことはありません。

なので、

ひとりで出来る仕事(質)を、
ひとりで出来る範囲(量)で行っています。

具体的には、お客様の売上金額や従業員数の上限を
あらかじめ決めています。

これらはかなり低めに設定しているので、
「もっと頑張れよ」との声が聞こえてきそうですが、
そこはあえて離しました。

なぜなら規模が大きくなれば、その分仕事の量も増えます。

量だけでなく、リスクが上がる可能性も高くなります。

仕事の量やリスクに比例して、自身の売上も上がればいいですが、
通常の5倍や10倍ということは稀でしょう。

逆に自身の「知力」「体力」「時間」を消耗します。

 

 

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青天井で伸ばした末に待っているもの

売上を青天井で伸ばした末に、何が待っているのかはわかりません。

でもそこには、今ある

  • 家族との平穏な暮らし
  • 健康的な心と身体
  • やりたい仕事

はないのだろうと思っています。

 

 

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<編集後記>
5時55分起床後ルーティン
午前中、HP改良、個別相談
午後から、ブログ執筆