読了、ライフ・シフト 100年時代の人生戦略。これからの自分にできること<No 694>
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読了
400ページの骨太で、一週間かかりました。
この本は、将来に対するモヤモヤした不安を、数字と言葉で明確にしてくれます。
なかでも、ここ10年あたり2、3年のペースで平均寿命が延びている現実を知ると
100年時代も他人事ではなくなりました。
私(46歳)が100歳まで生きる確率は年々上がっているのです。
100歳は無理としても、「80、90はあたり前」だと。
主な要因は、好ましい生活習慣とテクノロジーの発達です。
そうすると、100年時代を生き抜くためには、
これまでと同じ生き方ではどこかで支障が出てきます。
著者は、100年時代の生き方を
- 親世代
- 子世代
- 孫世代
の三世代に分けて、それぞれの模範となる生き方を解説してくれています。
そのなかで、子世代のモデルは1970年代生まれなので、
私はちょうどそこに当てはまります。
自分の両親を親世代、自分を子世代、娘を孫世代に当てはめて
読み進めていきました。
三世代の生き方
親世代
親世代は、
- 学業
- 就労
- 引退後
の3つのステージで完結していました。
このうち、引退後の生活を支えていたのは、豊富な
- 退職金
- 年金
- 預貯金
ですが、すでに大会社の重役でない限り、それほど多くは望めません。
今の親世代でさえも、3つのステージだけで逃げ切るのはたやすくありません。
子世代
終身雇用がなくなった今、ひとつの職場で働き続けることは現実的ではありません。
仮に、とどまったとしても、賃金やスキルが思うように上昇するわけではなく。
親世代でも厳しい3ステージ逃げ切り。
子世代ではもはや不可能なので、
新たなステージを作って自分を磨く期間が必要になります。
著者は、新たなステージで築くべき資産として3つを挙げています。
- 生産性資産
- 活力資産
- 変身資産
1の「生産性資産」とはスキルと知識など、仕事を通じて身につける資産です。
自分に当てはめると、転職後の18年に及ぶ事務所勤務で得たものです。
3の「変身資産」は、自分をステップアップさせるために身につける技能や資格など。
私だと、税理士試験に捧げたことで得られた資格です。
残った2の「活力資産」とは、
- 日々の行動
- コミュニティとの関わり方
- 人間関係の強さ
- 肉体的健康
- 食事など
試験勉強中・勤務中には、まったくといって良いほど気を配っていなかった分野です。
幸い、独立してから、これらの分野に気を配れるようになりました。
日々のルーティンやスケジューリングで、行動・健康・食事を自己管理しています。
弱いのが、「コミュニティ」との関わりです。
ちょこちょこ動いてはいるのですが、なかなかこれだと思うような
繋がりは見つかりません。
なので、大きなのを掘り当てようとするのではなく、
打席に立つ回数を増やして、チップやヒットを狙えばいいかなと。
概ね、どれもカバー出来ているようには見えますが、
時代の流れは早く、獲得した資産は陳腐化していきます。
税理士とて同じです。
孫世代
3つ4つのステージどころでは足りなくなるのが、孫世代です。
そうなると、これまで常識だと思っていたことを根本から考え直す必要あります。
- 就職活動
- 石の上にも三年
- 空白の時間が転職に不利
など。
これまで、横並びで就職活動していたのは、
大手企業に入れるタイミングがそこしかなかったからでした。
ただ、大手企業への魅力が以前よりなくなった今の時代、
皆と同じ生き方はせずとも、自分らしい生き方を見つけることは可能です。
また、「石の上にも三年」に習って、馴染めない職場で、
やりたくもない仕事を続けていると「時間」という資産を失います。
何より、テクノロジーをはじめとする世の中の動きに乗り遅れます。
そうすると、より寿命が延び、かつ、テクノロジーの速さについていくには、
親世代以上の変化が求められるということです。
娘(6歳)を持つ自分としては、可能性があることには
どんなことでもサポートしてあげたいと思っています。
- 公文式が7,000円(1教科)に値上がりしても、 2教科(国語と算数)通わせたり
- 時間を決めて、タブレットでお絵かきもOKにしたり
- 読みたい本を揃えて
- 観たい映画も一緒に観る
まだ、6歳なので、やれることは限られていますが、
10、20年後の変化のスピードに対応できるよう親子で準備しています。
加えて、2020年から小学校の高学年でプログラミングの授業が始まります。
ここまで来ると、
以前なら「スマホなんて、大学行って自分でバイトして・・」
と話していた私でさえも、
小学生で何かしらの端末を渡してもいいかなと思うようになりました。
大事なことは、
- 使い方を教えること
- やってはイケナイことを伝えること
- 危ないことになったときの対処法を伝えること
時代に流されるのではなく、時代の先を読みながら、
自分らしく生きる方法を見つけ出し、
常に変化できる心とカラダを維持することが大切になります。
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自分の使命
これまで常識であったことが、日に日に常識でなくなりつつあります。
何が必要で何が必要でないのか、自分で考え実践します。
そこで得たことを、親や子どもに伝えることが自分の使命なのだと思っています。
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<編集後記>
6時07分起床後ルーティン
午前中、お客様事務所にて監査、ヨドバシカメラ梅田の修理コーナー、Mac修理コーナー
午後から、ブログ執筆
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