個人100万円支給の持続化給付金。オンラインで申請<No 993>
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Contents
持続化給付金の受付開始
コロナウイルスの影響により売上が減少した方に対して政府は給付金の支給を決めました。
そのうちの一つ、持続化給付金は5月1日から受付が始まっています。
すでに申し込まれた方も多いと思いますが、この申請方法(個人事業者)についてお伝えします。
個人100万円支給の持続化給付金。オンラインで申請
概要
対象者
- 2019年以前から事業により売上を得ており、今後も事業を継続する意思がある方
要件
- 2020年1月以降、コロナウイルスの影響により、前年同月比で収入が50%以上減少した月があること
給付額
上限100万円
[aside type=”warning”]売上金額によっては100万円に満たない場合もあります。[/aside]
申請期限
2021年1月15日まで
[aside type=”warning”]一度給付を受けると、再度申請はできません。[/aside]
申請方法
- 持続化給付金特設サイトからネット申請
[aside type=”サポート会場”]5月13日現在、ネット申請のみ可能です。
近々、申請サポート会場を開設する予定があるとのこと。[/aside]
申請の流れ
- メールアドレスを仮登録→ID・パスワードを作成→マイページができる
- 書類を準備
- 申請する
入金されるまで
- 申請後、2週間程度
メールアドレスを仮登録
まずは、持続化給付金のサイトへアクセスします。
https://www.jizokuka-kyufu.jp/
e-Taxを含めて、これまで官庁のサイトは分かりづらいものが多くありましたが、この給付金サイトに関しては、すごく分かりやすい作りになっています。
それでも、見る項目はそれなりにありますので、必要なところだけをかいつまんで説明します。
トップ画面の下にある、「申請する」からメールアドレスの仮登録を行います。
申請に必要なものが列挙されていますが、ここではとりあえず仮登録だけ済ませておきます。
個人事業者のにチェックを入れてメールアドレスを入力します。
「全ての事項に同意します」にチェックを入れて次へ進みます。
メールアドレスに問題がなければ、登録ボタンを押してメールが来るのを待ちます。
受信したメールからID・パスワードを登録したらマイページが作成されます。
書類を準備
持続化給付金を申請するために必要な書類は
- 2019年分の確定申告書・第一表
- 青色決算書・1ページめ
- 青色決算書・2ページめ
- 対象となる月の売上台帳
- 通帳の写し
- 本人確認書類
の6つです。
データは、PDF・JPG・PNGのいずれかで提出する必要があります。
1〜3の申告書・決算書は PDFデータがあればそれをそのまま使います。
ただし、一つのファイルにまとめているのであれば分割しましょう。
無料ソフトで分割できます。
https://smallpdf.com/jp
PDFデータを分割できない場合はスクリーンショットによることも可能です。
紙の控えしかない場合
- スキャナーでデータにする
- デジカメで撮る
- スマートフォンで撮る
やり方でも問題ありません。
売上台帳について
売上台帳についてはこちらの説明がわかりやすいです。
https://www.jizokuka-kyufu.jp/procedures_flow/documents/#document_solo2
- 経理ソフトのデータ
- エクセルで作成した売上データ
- 手書きの帳面
のいずれも可能とされています。
紙であれ、Excelであれ、何かしらの帳面を元々備え付けているのであればその帳面を利用しましょう。
帳面を付けていない場合は、
- パソコンでExcelが使えるのであればExcelで
- Excelが使えなければ手書きの帳面
をつくりましょう。
紙の帳面は、カメラで撮ったデータを送ります。
通帳の写し
紙の通帳があれば、
- 通帳のオモテ
- 通帳を開いた1ページ目と2ページ目
の撮影データを用意します。
通帳がなく、ネットバンクの場合は、銀行名・支店名・口座番号が写った画面のスクリーンショットで構いません。
本人確認書類
運転免許証の表面と裏面をスマートフォンで撮って添付します。
免許証がない場合は、
いずれかの書類が必要です。
申請する
ID・パスワードを作成し、かつ必要書類の準備ができたらマイページから入って申請します。
マイページに入って、ID・パスワードを入力してログインします。
ログインできたら宣誓があるので、全ての事項を確認し問題がなければチェックします。
下へスクロールして「基本情報」を入力していきます。
業種区分がわからない場合、物を売っていなければサービス業で良いでしょう。
全ての項目を入力したら、次へをクリックして進みます。
申請フォーム
2019年度の申告を通常通り行っている場合は、最上段にある「一般的な申請方法」にチェックを入れて次へ進みます。
名義については申告書・口座名義、共に一致しているものを選びましょう。
一致していないを選ぶと入金までに時間がかかる恐れがあります。
売上の入力
ここでは、2019年の売上金額と2020年に減少した月の売上金額を入力して、受けられる給付額を算定します。
「年間事業収入(A)」
- 2019年分(令和1年分)の確定申告書の第一表の「収入金額等」
- 決算書1ページめ「売上(収入)金額」
に記載している金額を入力します。
売上減少の対象月
次に、前年同月比で50%以下となった月を記入します 。
現在、5月16日なので申請できるのは1月から4月までのいずれかの月です。
5月以降の月を申請することはできません。
月間事業収入(B)
前年同月比で50%以下となった月の売上を記入します。
売上減少の対象月の前年度売上額
対象とした月の、2019年同月の売上を記入します。
[aside type=”warning”]Bの金額が、ここに記入した額の50%以下になっていないと給付を受けることができません。[/aside]
すべての項目を入力すると、自動で給付予定額が表示されます。
MAX100万円になっているかどうか確認します。
[aside type=”warning”]
申請は1度だけです。2度目の申請はできません。
100万円未満の場合、今後更に売上が下がった時点で申請する方が有利になることがあります。
[/aside]
口座情報の入力
通帳を開いて振込口座を入力します。
金融機関コードは、わからないくても大丈夫です。
金融機関名を入力して「検索」ボタンを押せばコードと支店リストが表示されます。
口座情報添付
- 通帳のオモテ
- 通帳を開いた1、2ページめの写メ
を添付します。
ファイル名は、それぞれ「通帳のオモテ面」「通帳の1、2ページ目」としておくと良いでしょう。
添付書類
用意したデータをそれぞれ添付します。
宣誓事項
次の事項を確認し、問題がなければ全てにチェックを入れます。
ここで、もう一度すべて記載内容をチェックする機会があります。
注意深くチェックし、問題がなければ申請ボタンを押します。
入力内容に問題がなければ次の画面が表示されます。
今後のことを想定する
今回の手続きはネット申請に限るので、書類すべてをデータで送らなければいけません。
e-Taxで申告しているとデータはありますが、そのデータをそのまま使えるのではなく、一部を抽出するテクニックも必要でした。
今後のことを想定すると、
- パソコンを備える
- ネットに触れる
- e-Taxで申告
- 控えをデータで保存
- データの抽出・管理
あたりはできるようにしておいた方が良いでしょう。
<編集後記>
4時50分起床後ルーティン
娘の宿題を見ながら、持続化給付金の申請。
8時45分の時計の絵が与えられたあとに、「30分後は?」とか。
結構、ヘビーです(娘も私も)
ペネロペに助けられました。
午後から、Zoomセミナーを3時間半受講。
明日、早速アウトプットします。
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