申告開始日がガラパゴス化。そもそも、いつから提出できるのか?スタート別に解説<No 432>

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ミイラ取りがミイラになる

今朝、e-Taxで自分の確定申告を終えました。

「自分の申告は『1月15日』に終わらせる」
と語っておきながら(^^;)

そこで、今日は確定申告の申告開始日について解説します。

 

 

そもそも、いつから提出できるの?

通常、確定申告書は翌年2月16日から3月15日までの間に
提出しなければならないこととなっていました。
(以降「翌年」省略)

ただし、
「還付申告は1月1日から受け付けていますよ」と。

ここまでは、皆さん理解されているでしょう。

そこに、様々な要素が加わって
今や申告開始日はガラパゴスと化しています。

 

スタート別に見た確定申告の形態

冒頭で述べた通り、
オーソドックスな確定申告は、
2月16日から始まって、
3月15日まで受け付けてくれます。

これに、

  1. 還付申告
  2. e-Taxを利用
  3. 申告義務の有無

の諸要素が加わったために、
異なるスタート日ができました。

図にすると、

 

こうなります。

 

窓口で申告

窓口受付のスタートは、
前述の通り2月16日からです。

そして期限は3月15日の夕方5時まで。

郵送なら当日消印有効です。

20年前、夕方5時の提出に間に合わず、
さらに最寄りの郵便局が開いている7時にも間に合わず、
大阪梅田の本局に0時前に持参したことがありました。

同業とおぼしき方の長蛇の列を覚えています。

 

e-Taxを利用

e-Taxは1月15日から利用できます。

なので、平成29年分であれば既に受け付けています。

 

 

当初、私もこの日(15日)を予定していたのですが、
利用している税務ソフトのバージョンアップが
25日だったので断念しました。

国税庁HPから申告という手もありましたが、
慣れない作業に手間と時間を取られそうだったので、
こちらは利用しませんでした。

e-Taxで送信したのは今朝の5時です。

24時間利用できるのは嬉しいですね。

 

 

「申告義務のない人」の還付申告

申告義務のない人とは、
サラリーマンやOL、パート、アルバイトなどの
年末調整だけで納税が済む方です。

これらの方でも、

  • 医療費控除
  • 住宅取得控除(初年度)
  • 自分で納めた社会保険料

などがあるときや、
年末調整後に扶養家族が増えたときなどは、
確定申告することで既に納めた(給与天引きされた)
所得税が返ってくることがあります。

通常言われる還付申告はこちらを指しており、
1月1日から5年間いつでも申告することができます。

 

 

「申告義務がある人」の還付申告

青色申告書を提出する個人事業主の方や、
私のような申告義務のあるフリーランスが
還付申告をするケースがこれに当たります

これについて、平成22年分までは窓口申告同様に、
2月16日から3月15日までの間に申告しなければ
ならないこととされていました。

その後、改正があり平成23年分より
1月1日から提出できるようになりました。
(所得税法120条6項)

ただし、正月三が日は税務署窓口・e-Tax共に開いていません。

いずれにしても、1月4日の午前8時30分が最速での提出になります。

郵送だとそれ以前も可能ですが・・

 

まとめると、

  1. 通常窓口  2/16〜3/15
  2. 通常e-Tax  1/15〜3/15
  3. 還付 申告義務なし 1/1〜5年間
  4. 還付 申告義務あり 1/1〜3/15 

となります。

 

ひとり税理士の強み

仮に、雇われのままでいたら、
1月中に提出するという発想は生まれなかったでしょう。

ひとり税理士の強みが活かされています(^^)/

 

 

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<編集後記>
4時40分起床後、MIT
5時38分からルーティン
午前中、娘を保育所へ、自分の確定申告完了、個人申告書作成2件
午後から、ブログ執筆