読書時間「ゼロ」からの脱却<No 457>
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)2018年2月27日 産経新聞 朝刊
Contents
大学生5割超 読書時間「ゼロ」
先日、新聞記事でこんなタイトルがありました。
大学生が本を読まないのは今に始まったことではありません。
自分の学生時代も、漫画や雑誌を読んでる学生は見かけても
読書している学生は見かけませんでした。
そういう私も、読んでいたのは、
- Burrn!(ヘヴィーメタル雑誌)
- ホットドッグ・プレス
- 小説(北方謙三)
ぐらいなもので。
ホットドッグ・プレスは、
北方謙三氏のコラム「青春相談 試みの地平線」が好きでした。
「まだまだ、物足りないぜ!」で完結する独特の言い回しに惹かれて
同氏のハードボイルド小説を読むようになったのはこの頃です。
とは言っても、これらの類の本が「読書」に入るかどうか
は疑わしいところであります。
読書時間「ゼロ」からの脱却
社会に出ても営業時代は読書どころではありませんし、
税理士業界に入ったら受験勉強でさらに読書から遠のきました。
まあ、今があるのはこの頃のおかげなのですが。
それでも、独立する半年前、
大学院の卒業と同時に読書に目覚めたことは、
今思い返せばいい判断だったなと思います。
税理士登録と同時に開業することは、
前々から決めていたことではなく、
むしろ、登録までの読書のおかげで
決断する思いになれたのです。
先ほどの大学生の話しに戻すと、
アルバイトばかりしていたら、
目先のお金は稼げても、
社会で生きる知恵や発想を学ぶ機会はありません。
もちろん、アルバイトから得るものもありますが、
それはあくまでもアルバイトの範疇に限ることであって、
アルバイトの領域を出ることはありません。
昔はそれで就職しても皆何とかやっていました。
というよりやらざるを得なかった。
しかし、終身雇用がなくなった今、
自分の身は自分で守る必要があります。
読書をしていない状態を航海に例えるなら、
大海原を手漕ぎのボートで突き進むようなものです。
一方、読書をしていれば、
手漕ぎのオールがより大きなオールとなり、
人によっては、エンジン搭載のボートとなったり、
クルーザー級になることもあるでしょう。
私はまだ、エンジン搭載でもクルーザー級でもないですが、
私にとって読書は「大きなオール」になったことは間違いありません。
25年前の自分と話せるなら
25年前の自分に、
言いたいことは、
「本を読め!」。
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<編集後記>
5時40分起床後ルーティン
午前中、個人決算、原稿チェック
午後から、原稿チェック、ブログ執筆、読書
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