1年半ぶりの妙見山ヒルクライム。撃沈から生還へ<No 1499>
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)妙見山の山頂にて
Contents
撃沈の苦い思い出
6月12日の日曜日、ロードバイクで妙見山(みょうけんさん)を登ってきました。
妙見山といえば、大阪人にとって登る山。
登山、ハイキング、ロープウェイでバーベキューのイメージが強いでしょう。
一方、自転車乗りにとっては、ヒルクライム(自転車で坂を登る)の峠として認知されています。
これまで、妙見山ヒルクライムに挑戦したのは一度だけ。
バイクデビュー1年め、勝尾寺だけでお腹いっぱいの頃、友人に連れて行かれて撃沈した苦い思い出があります。
脚も心肺も足りなくなって、ジグザグに走った末に、止まって立った記憶が‥
それ以降、妙見山はまだまだ荷が重く、
- 勝尾寺
- 野間峠・東側
- 堀越峠・東側
- 堀越峠・西側
- 多留見峠
- 亀岡周遊ポタリング
あたりを走ってきました。
あれから1年半、友人の誘いを受けて妙見山ヒルクライムに再チャレンジしてきました。
1年半ぶりの妙見山ヒルクライム。撃沈から生還へ
ロードバイクグループと合流
友人とJR吹田駅で待ち合わせをして、ゆらゆらと勝尾寺・西田橋付近の皿池公園へ向いました。
別のロードバイクグループが合流するということを聞き、皿池公園へ到着すると屈強なロードバイク乗りが10名程度。
私から、「よく乗られているのですか?」の問いに、「ポタリング(ゆっくり走る)ですわ〜」と言った彼の太腿の筋肉がエグい。
はなからついて行く気はなく、最後尾付近からスタートして正解でした。
ついて行ってたら、序盤でタレて(へばって)いたでしょう。
フロントのギヤ、勝尾寺でも重たいアウター縛りをしていましたが、インナーでより最適なギヤを選ぶように変えました。
それでも、みるみるうちに離されて、見えるのは、共に来た友人のみ。
ただ、前方の見える位置に人がいると、その人を目指そうとするので記録がでやすく。
1度出したっきりの15分台目指しましたが。
自己ベストにはわずか8秒及ばず。
あと、2秒踏ん張れば、1年ぶりの15分台だったのに。
とはいえ、自己ベストに次ぐ2番めの記録でしたので良しとします。
前方に見えるのが、先に到着した人たち。
休憩はそこそこにして、高山公民館経由で妙見山へ向います。
勝尾寺〜高山公民館
勝尾寺から北上するには、一度下りが続きます。
スピードが出ると寒いので、携帯用上着があれば羽織っておくのもいいでしょう。
とはいえ、下りが終わり、4号線へ入ると公民館まで地味な上りが続くので、ジッパーをおろして空気を入れるなりしての調整が必要です。
ここでも無理せず、マイペースで行くと前方は見えなくなりました。
しかし、後ろから息遣いが聞こえるので、私を風よけにしている人がいるようです。
私を抜ききらないということは、彼もキツいということ。
親近感を覚えながら進むうちに休憩場所の高山公民館に着きました。
気温が25℃以下だったので、体力はそれほど消耗しておらず。
ここで、持参したアミノバイタルを摂取。
メインイベント、妙見山ヒルクライムに備えました。
金石橋の交差点〜妙見山ヒルクライム
金石橋の交差点から休憩なしで妙見山ヒルクライムスタート。
いきなりの10%近い傾斜。
(勝尾寺には1度もない)
かつての苦い記憶が蘇ります。
この斜度が9km続くと思うとうんざりです。
[aside type=”normal”] 実際は6.8km。事前チェックせず、友人に9kmと言われていました。[/aside]
とはいえ、スタートしたからには、漕がないと先には進みません。
幸い、前方に数名いるので、それを目標に進みます。
ただ、キツいのはキツいのですが、勝尾寺のようにタイムアタックしていない分、余裕がありました。
- 脚
- 心拍
- メンタル
タイムアタックしてたら、ボロボロだったでしょうね。
3km付近、4.4kmの勝尾寺なら残り3分の1で、もうひと踏ん張りできるところ。
9kmと聞いていたので、残り6kmは絶望感しかありません。
- ペダリング11時〜2時(残りは休む)
- 大臀筋(お尻の筋肉)を使って脚を休める
- シッティングとダンシングを交互に
と基本動作を思い出しながら黙々と続けます。
遠くを見ると、絶望するので、数メートル先の地面を見ながら走ります。
4.3kmを過ぎたところで下りになりました。
下りは少しでなく、数百メートル(実際は1.3km)続くので、確実に「道をロストした」と思い、バイクを止めてGoogle Mapを確認しました。
しかし、ゴールまでの一本道は合っており、1年半ぶりで下りがあることを忘れていました。
この間、前方との差が開き、さらに後続から来た女性に追いつかれました。
あとから話を聞くと、皆生トライアスロンに出場経験がある方とのこと。
[aside type=”normal”] 皆生トライアスロン
鳥取県米子市皆生温泉で行われる、
- スイム 3000m
- バイク 115km
- ラン 30km
ほぼロングと変わらないハードなレース。
実績重視でエントリーが難しいことでも有名。
[/aside]
どおりで、男性陣に大きく遅れることなくついて来れるわけです。
下りで1.5kmも進んだとはいえ、この時点でまだ半分だと思いこんでいたので、
気を引き締めて黙々と漕ぎ続けました。
その後、1kmほど進むと見覚えのある風景が目に飛び込んできます。
たむろしている仲間達が見えたので、「あっ、終わった」なと。
得したのか、損したのかわかりませんが、短いと思って長いより、長いと思って短かったほうが幸せです。
6.8kmのうち、1.3kmが下りなので、実質上りは5.5km。
傾斜はキツいものの、「タイムアタックしなければ登れないことはないな」といった印象です。
1.3kmの下りで体力が回復するので、後半の上りは前半の上りよりも楽に登ることができました。
)妙見山ヒルクライムのゴール地点
その後、双子屋ピザと銭原朝市の二手に分かれることに。
)双子屋ピザ
)銭原朝市のおでん
私は銭原朝市で、ねぎ焼き(250円)をいただきました。
安いのでペラペラかと思ったら、普通のボリュームでびっくり。
(写真、摂るの忘れました)
リピート確実ですね。
クリアしていく過程を楽しむ
妙見山はキツいイメージしか残っておらず。
今回も撃沈かと思いましたが、ジグザグ運転もタレて足つくこともなくゴールできました。(一度、Google Mapは見ましたが)
仕事も遊びも、一つずつクリアしていく過程は楽しいものです。
<編集後記>
6月10日金曜日
5時25分起床後ルーティン
ジムでトレーニング&ラン10km
国立国会図書館の遠隔複写サービス利用。
6月11日土曜日
6時00分起床後ルーティン
ショップでトライスーツ購入し、そのまま父の誕生日会へ。
午後、プールでスイム1500m。
6月12日日曜日
4時55分起床後ルーティン
勝尾寺〜1年半ぶりの妙見山ヒルクライムへ。
76.75km、6時間11分のライドでした。
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