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セミナー資料は配らない。伝わるためにしている工夫<No 841>

yujiro

)京 とれいん雅洛  阪急梅田駅京都線にて

お座敷もあったような

 

 

Contents

伝わらないのは、作り手の力量不足

先日、とある機関のとある会合で渡された資料が、漢字ばかりのすし詰め状態で驚きました。
 
ホッチキス止めになった資料は、長年苦しまされた法律条文を彷彿させます。
 
この資料も条文も元を辿れば同じルーツのようなところなので致し方ないとは思うのですが。
 
読み手に対する配慮がまったく感じられず、
むしろ、資料に不備があったとき、書き手側のリスクを減らしたいという思いだけが伝わりました。
 
​また、会合では資料を棒読みするという、ご時世でまさかの進行具合に愕然としました。
 
ただ、その方々の組織の中では、それが当たり前のことなのでしょう。
 
読み手に書き手が合わせるのではなく、書き手に読み手が合わせるのが常なのだと。
 
むしろ、読み手が理解出来ないのは、読み手の能力に問題があると思われているのかもしれません。(知らんけど)
 
独立以降、セミナーを開催したり、個別相談を受けています。
 
そのとき、参加された方に伝わらないのは、提供する自分の力量不足だと常々思っています。
 
そのため、資料作りには、それなりの工夫をしています。
 
 

 

 

伝わるためにしている工夫

自主開催しているセミナーでは、使用する資料を事前に配りません。
 
配るとしても、A4一枚あっさりしたものだけに留めるようにしています。
 
 
 

スライドは後日配布する

セミナーではPowerPointのスライドを使って話すことが多いのですが、
このスライドをプリントして事前に配ることは100パーセントありません。

先に渡してしまうと、参加された方は私が説明する前に読んでしまいます。

読んでいると私の話は耳に入りづらくなります。

私が話す頃には興味が薄れてしまい、集中して聞いてもらえません。

そのため、スライドはPDFにして後日参加された方に
ダウンロードできるようURLをお伝えするようにしています。

また、スライドは後でお渡しすると伝えておくことで、
(参加された方の)板書の手間を省くことが出来ます。

板書が減ると、進行が遮断することも減るので、
両者の集中力が途切れないというメリットがあります。

 

 

漢字は少なめにする

漢字が多いと、初見で脳が拒否反応を起こしやすくなります。
(私だけかも)
 
このブログでも、さらっと読んでもらうために、
漢字は2〜3割り程度に抑えるようにしています。
 
 
 
 
 

絵や写真でイメージ

絵や写真があれば、説明がなくてもその状況を瞬時にイメージできることがあります。
 
そのため、セミナーでは積極的に絵や写真を取り入れるようにしています。
 
個別相談でも、事前に相談内容が決まっている場合は、
PowerPointのスライドを使っています。
 
 
 

文字量は適切か

スライドの場合、文字量が多いと一度でアタマに入ってきません。

そのため、読んでもらうのでなく、見てもらうぐらいの気持ちでスライドづくりはしています。

 

スライド1枚で全てを伝えようとするのではなく、スライドの補足は自分が口頭で説明します。

人が話すから参加していただく価値があり、スライドだけで完結させると
そこに参加する意味はなくなります。

 

 

伝え方は違う

所属する組織や環境、接する人によって伝え方が違うということを学びました。
 
​接する人を選べない、四方八方からやってくる人に対して、
粗相なく、かつ、一定レベルのサービスを提供しなければならない機関の大変さを感じました。

 

<編集後記>
4時30分起床後ルーティン
午前中、MSアカウント変更、とある動画視聴
午後から、ブログ執筆、ランニング、歯科へ定期検診

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