「失敗後の成功体験」が記憶に残る。最後に成功すればいい<No 158>
<セミナー・コンサルティング情報>
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理想に近づくためには、日々の積み重ねが大事
何かを達成するためには、日々の積み重ねが大切です。
毎日続けることで自分の血となり骨となります。
「失敗後の成功体験」が記憶に残る
失敗や成功については色んな考え方があります。
- 失敗からしか人間は学ばない
- 小さな成功体験が大切である
どれもその通りなのですが、どちらかひとつだけだと効果は限定的です。
というのも、失敗だけだとマイナスのままです。
マイナスから学べることは、「何をやったらマイナスになるのか」そして、「何をやらなかったらマイナスにならないのか」です。
つまり、失敗から学ぶことはマイナスかゼロなので、プラスにはなりません。
また、成功体験だけだと、なぜ成功に至ったのかという過程をおろそかにします。
私が経験したなかで、最も記憶に残っているのは、「失敗後のの成功体験」です。
自分で何度も失敗して、そこから這い上がることを経験し、ゴールまでたどり着くことによってその体験がより深く記憶に刻まれます。
恥をかいて、汗をかいて、目の前のことに集中する
営業時代、「恥をかいて、汗をかいて、目の前のことに集中する」ことの繰り返しでした。
にわか仕込みの商品知識で現場に飛び込みます。
営業職という名のもと、数字のプレッシャー持たされつつ、実際は、クレームによるカラオケ機器の修理業務(アフター)で一日が終わります。
アフターで行く先の店舗では、機器の故障でカラオケが使えない状態です。
お客様(店舗経営者)のみならず、お客様のお客様(お店で飲食されているお客様)
からクレームのお言葉をちょうだいします。
その頃は通信カラオケが流行り始めた時代ですが、出始めなので、まだまだLD(レーザーディスク)やCDの機器も多くありました。
研修でも触ったことのない機器をあぶら汗をかきながら必死に修理を試みます。
今の時代のように24時間対応のサポートダイヤルがあるわけでもないので、聞くのは同じ営業の先輩上司ですが、その先輩上司も同じくクレーム処理中なので、
まともな回答を受けることが出来ません。
その間も、飲食されているお客様の不満をそらすために、店舗経営者からの罵詈雑言が止まりません。
そんな状況の中で修理を完了させた機器については、その対処法を忘れることはありませんでした。
税理士試験。無駄を無駄に終わらせない
税理士試験で唯一、初年度に合格したのが財務諸表論です。
特別に成績が良かったわけではありませんが、
- 簿記論で計算に慣れていた
- 専門学校の教材が良かった
- 直前におさえた理論のテキストからそのまま出題された
ことなどが合格の理由です。
ですので、「合格」という結果はついてきたものの、そこで学んだことを今でも深く覚えているかと言われればそうではありません。
一方、簿記論と法人税法はそれなりに合格までの時間もかかっています。
時間をかけた分、今でもかなりのことを覚えています。
「失敗後の成功体験」が深い記憶となって残っているのでしょう。
そこにビジョンが無いのなら、やめる勇気も必要
無駄を無駄に終わらせないためには、どういうかたちであれ最後までやり抜き成功させることが大切です。
しかし、誤った方向にいつまでも進み続けることは賢明ではありません。
そこにビジョンがないと判断したのなら、やめる勇気も必要です。
大きなビジョンを持ちつつ、目の前のことに集中する。
軌道修正を重ねて、進むべき道を模索する。
そうしながらも、成功するとは限りません。
しかし、汗をかいた後にしか、実りのある成功は来ないでしょう。
<編集後記>
午後からfreeeアドバイザー説明会に参加。
その後、梅田 蔦屋書店内の靴磨き専門店 バーニッシュで靴のケア。
通常の本屋とは異なる雰囲気に驚きです。
<一日一新>
freeeアドバイザー説明会
梅田 蔦屋書店
靴磨き専門店 バーニッシュ
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