2024 びわ湖高島トレイルランレースinくつき FAIRY TRAIL(フェアリートレイル)参戦日記<No 1836>
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2024 びわ湖高島トレイルランレースinくつき
6月8日の土曜日、滋賀県高島市で行われたフェアリートレイル(FAIRY TRAIL)に参加してきました。
自身、トレランレースに参加するのはこれで2度目です。
トレランレースに初参加、道なき道を突き進む3時間半。能勢妙見山パワートレイルラン<No 1824>
妙見山は電車に行きましたが、今回はクルマで家族とともに向かいました。
会場まで、Googleマップでの所要時間は1時間45分だったのですが、当日、カーナビを合わせると2時間半の表示。
焦りましたが、急いで事故したら元も子もないので、イタリア人になったつもりで安全運転で行くことにしました。
)着替え&荷物を預ける体育館 手前でOSワンのジェルをゲット
10時集合のところ10時5分に到着し、そこから着替え、荷物を預けたら10時20分。
スタート地点へ送迎してくれるバスの出発時刻10時30分になんとか間に合いました。
渓流沿いを下っていくのですが、その向こう側に、これから自分が駆け上がってくる山がいくつも見えるのです。
バスで15分ちょっとですが、歩いてくると4時間はかかります。
「帰って来られるのか?」
何とも言えない気持ちになりながら、目をつぶって僅かながらの休養にあてました。
フェアリートレイル参戦日記
スタート前
スタート地点にある補給所は、第5エイド。
一つ目なのに「第5」なのは、40km(ロング)と60km(スーパーロング)を基準にしているからです。
自宅を出た直後にコンビニで買ったペットボトルの水が半分ほど(250ml)ありました。
道中で水を買うつもりが買えず、「受付付近でもらえるかな?」と思っていたのですがもらえず。
さらに、この第5エイドでは、「ロング、スーパーロングのかたのエイドなので、ショートのかたは摂れません」とのこと。
結局、250mlの水に持参した経口補水液の粉末を入れてスタートすることに。
フラスコ(水を入れるケース)は本来2つあるのですが、リュックに付いたフラスコ用のポケットにGoProを忍ばせたので、前回の妙見山同様に一つにしました。
妙見山は3月の終わりだったので、暑さに問題なかったのですが、6月に250mlのみでのスタートは一抹の不安を感じます。
コース
)コース全体
)ショートコース(ピンクの線)
スタートからゴールまで、まっすぐに向かうのではなく、距離調整のため、スタート直後に一度周囲をぐるっと回ります。
下渓流沿いで、前を歩いていた人が2度続けて川にハマってこけかけたりといったハプニングがありました。
こちらも一緒にコケかけたのですが、なんとか踏ん張りました。
この周回が終わると、いよいよ山へ入っていきます。
700mの上り
山へ入ると、今回の山場、700mの上りが続きます。
人、一人が歩ける道幅なので、抜かすことはなく、みな同じペースで歩いて進みます。
コース全体で1200mの上りのうち、そのうち700mがスタート後の前半にいっきに現れるわけです。
歩いているだけで、みんな肩で息しています。
途中、ロング(40km)のトップ選手が駆け上がってきます。
)川崎雄哉選手 ロング(40km)で優勝
後ろの速い人が来たら、さっと横に避けて道を譲ります。
トレランのマナーはしっかりしています。
自分たちの倍の距離にもかかわらず、かけ上がってくる姿は見ていてかっこよかったです。
稜線
700mの上りを終えると山頂に出て、そこからは山頂沿いの稜線が続きます。
これまでグレートトラバースなんかで稜線という言葉は知ってましたが、そこを歩く(走る)のははじめて。
稜線は風が強く、上りでカラダにこもった熱を吹き飛ばしてくれて心地よかったです。
稜線を下りると、また山の中に入っていきます。
9kmほど行ったところで、ショート1つ目のエイドが見えてきました。
エイド(1つ目)
事前に見ていたコースマップだと、このエイドは水だけの表示だったのですが、実際は、固形の補給食がたくさん用意されていました。
受付でもらった紙のコースマップは、ネットと同じだと思って持参せず、他の荷物と一緒に預けていました。
とはいえ、「ある」と思ってないよりは、「ない」と思ったあったので、結果オーライということにしておきます。
フラスコに残った水を飲んでしまってから、ご褒美のコーラを入れてもらってがぶ飲みします。
)第5エイド(ショートは、一つめ)
補給食は、以下のものがありました。
- パン
- 大福
- ポテチ
- 塩タブレット
- チョコレート
- バナナ
私は、大福とバナナ半分をいただきました。
)エイドの補給食は充実
エイドに、これだけの補給食があると、ショート20kmくらいであれば、補給食持参しなくても完走できる人もいるんでしょうね。
このあと、ボランティアの方から、「税理士さんですよね?」と声をかけられました。
YouTubeでも観られた方かなと思ったんですが、実際は、お客さまの会社にお勤めのスタッフの方でした。
滋賀の山奥でお客さまに出会うなんて・・
笑顔で元気もらえました。
後半戦
ここで半分くらい来ているので、残り半分です。
前回の妙見山に比べると、今回は、元気な人が多くて、レベルが高い大会だなと感じながら走ってました。
電車がないので、クルマかバスで来ないといけないので、気合入ってる人が多いのでしょう。
10km過ぎても指や足の痛みはなく、普通に走れていました。
残り6kmくらいになったあたりから、頭が疲れてきました。
というのも、ロードと違って、常に足の置き場を考えないとコケるので。
この頭が疲れるのは、フルマラソンやトライアスロンではないことです。
前半のような余裕はなく、残りの距離を気にするようになったあたりで2つめのエイドが見えてきました。
エイド(2つめ)
かぶる水を用意してくれています。
ホースでかけてくれるのですが、ホースだと靴がびしょびしょに濡れるので、桶を使って自分で頭から2、3回かぶりました。
)かぶり用の水
頭から冷やすと熱を取ってくれるので生き返ります。
)2つ目エイド
ここのエイドでも、コーラをいただきました。
最初は泡ばっかりで、再度注いでもらったら、量が多くてお腹がチャポチャポ言ってました。
半分くらいにしておいたほうがいいですね。
コーラを飲み終えたあと、清涼飲料ではなく、水を入れました。
レース後半になると、口のなか甘くなってくるので。
エネルギーは残っていたので補給食はとらず、塩タブレットだけもらい口に放り込んで再スタートしました。
残り4.5km
2つめのエイドで、「残り4.5km」と言ってくれました。
一旦、アスファルトのロードに入り、そこからまた山のなかに入っていきます。
少し上りが続いたあと、ゴールまで下りが続きます。
山を抜ける手前のところで、「あと1.5km」の声が聞こえました。
1.5kmなら最悪歩いてゴールできるので安堵。
幸い、まだ走られるパワーが残っていました。
ただ、残りが平坦なのか、下りなのかでメンタルが違ってきます。
どっちなのか考えていたら、あっというまに、ゴールの体育館近くまでやってきました。
平坦は楽ですし、アスファルトは着地を考えなくて良いので更に。
しばらくすると、ゴールからのアナウンスが聞こえてきました。
フルマラソンやトライアスロンだと、家族が来てるか気になるのですが、今回、家族は観光スポットを満喫しているでしょうから、あてにしないでゴールへ向かいます。
ゴールゲートの向こうには、実況の方とトレラン第一人者の鏑木さんが待ってくれています。
鏑木さん、GoProにおさまっていただきました。
)ゴール後、鏑木さんと
3時間35分36秒
男性 161位/278人 上位 57%
妙見山が上位30%だったので、それくらいを目指して走ったのですが、今回は参加されたかたのレベルが高かった。
とはいえ、ケガせずにゴールできればそれで十分なので、順位はあくまでもおまけです。
良いときだけ喜べばいいわけで。
補給食
今回、レース中に摂った補給食は以下のとおりです。
- アミノバイタル オレンジ 180kcal(レース30分前)
- 梅干し 100kcal、食塩6.3g(700mの上りを終えたところで)
- 梅の飴 2つ
- 大福(エイド1つ目)
- バナナ半分(エイド1つ目)
- 塩タブレット(エイド2つ目)
持参して摂らなかった補給食
- 梅干し 100kcal
- 羊羹 大 100kcal 1つ
- 羊羹 小 37kcal 5つ
Garminでの消費カロリーは、およそ1600kcal。
フルマラソンだと2500kcal消費すると言われているので、結構な負担です。
体内に蓄積できるのが、1500kcalだとしたら、
- 1600ー1500=100kcal
100あれば済むわけですが、スタート地点で1500満タンであるとも限りません。
スタート前に、アミノバイタル摂ってますが、これで満タンになったかどうかもわかりませんし。
スタート地点で残ってるのは1000kcalくらいで計算しておいたほうが無難でしょうね。
今回、補給で摂った合計が400〜500くらいだとすると、
- 1600(レース消費)ー1000(スタート時)
600が必要だったので、500程度の補給でちょうど良かったのかもしれません。
より精密な計算をするのであれば、
- 1.05 × Mets(運動強度の係数)×運動時間(h)×体重(kg)
なんて算式がありますが、この計算から差し引きする体内に蓄えられたkcal計算がややこしいので、記録を狙わない市民アスリートなら、レースで消費するkcalから1000〜1500引きばいいかなと。
シューズの新調と下りの練習
土曜日に参加したフェアリートレイルの模様についてお伝えしました。
今回は、トレランレース2回目だったので、緊張することはありませんでした。
とはいえ、スタートさせてもらえるかのほうが心配でしたが。
後半下りでの指の痛みはそれほどでもなく。
前回同様、親指と薬指にゴムをつけてたおかげでしょう。
下りで足のパワーが残ってなかったのは、トレランの練習をしてなかったから。
それでも、7月の皆生に向けての練習はしていたので、おおよそ、予定通りのタイムでゴールすることができました。
皆生が終わって、体力回復する頃に、また練習会に参加できればいいなあと。
トレランシューズ新調して、下りを鍛えます。
<編集後記>
6月11日 火曜日
6時起床後ルーティン、YouTube、Instagram、スイム 2700m、サッカー 日本対シリア
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